お探しのページは見つかります ~奇跡の1ページを求めて~

小さい頃読んでいた絵本は1ページ1ページ味わっていたのに、今ネットで何気なく見る1ページ1ページはあの頃のように味わえていないかもしれない。あの頃より見られる情報の数も、画像の数も多いのに。

途中でこぼしてきてしまったかもしれない、何かを思い出したい。
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今この瞬間、オンリーワンになれるだろうか

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個性が大事とは言っても求められない個性に意味はないのだろうか。求められる方向へ近づけるべきなのだろうか。もう既に無数の星が存在するこの場所で、それ以上の輝きを放つことができるだろうか。 でもそんな不安も向かうべき場所も全部思い込みかもしれない。ふっとしたときに感じる懐かしい気持ちと、「もしかしてここは夢の中なんじゃないか?」と思うような、明るくて暖かい微睡みの中では。

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月澄狸
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月澄狸
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