自分のことは棚に上げて創作論(?)

買って読んだマンガについてはあーだこうだと言ったりするのだけど、「もっとこういうマンガが出てくればいいのに」と思うような素晴らしい作品を自分が描けるかというと、全然そんなことなく……。
24h.ポイント 0pt
0
小説 200,325 位 / 200,325件 エッセイ・ノンフィクション 8,484 位 / 8,484件

あなたにおすすめの小説

ファンの心の自由

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
 とある作品を好きになりかけていたが、作品のファンからの心ないコメントを見かけて、若干退いてしまった。  大勢に向けて表現・発信したい場合、創作をするというのは一つのコミュニティを作ることなのかもしれない。私たちも一人一人性格の違う投稿者であり、そのコメント欄には投稿者や、投稿に集まる読者の個性が表れる。  もしも作者としての私が「私の作品を全部見てもいないくせに、私の作品について発言しないでほしい」などと言ったら、私の作品はそういう雰囲気のコミュニティになってしまう。「気が向いたらほんの少し覗いてくださるだけでも、すごく嬉しいです!」と言えば、読者様の間でもそういう空気になるであろう。  できればどこも、大らかな空気であってほしい。ただ……自分自身、書き手の視点で語るか、読み手の視点で語るかによって、言うことが矛盾しそうな気がする。  読み手視点であれば、「それぞれ自由に楽しめば良いじゃん。好きなところだけかじって、あとは自分であれこれ想像するのもOK」「海賊版サイトは批判されがちだけど、お金を払えない人は芸術を楽しめないなんておかしくない?」「作品は読者のものだ」と思うが、書き手視点だと、「欲を言えば全話読んでほしい。できれば順番通りに。各作品に共通のテーマや流れがあるんだ。作品同士の繋がりに気づいてほしい」「良いなと思ったらお金をいただきたい。食べ物を売って生きる人がいるように、芸術家も芸術を売ってお金を得ないと生きていけないんだよ。そのシステムを軽視しないでほしい」「作品は作者のものだ」と思う。  今回見た「心ない」コメントというのも、こちらの捉え方であり、視点によって印象は変わる。作者側の思いを本気で汲もうとする「ファン」は、生半可な気持ちで作品という聖域に入られたくないのだろう。「娯楽でくらい日常生活から解き放たれて、自由に楽しみたい」「作者の思いや方向性を汲むより、作品の世界観を借りて、読者であるこちらが想像を楽しみたい」という感覚の我々一般読者。相手からすればこちらの方が「心ない」のかもしれない。「ちゃんとお金を払い、作品や作者を隅々まで理解してからものを言えよ」と。 「本気で見てほしい」書き手。「自由に楽しみたい」読み手。書き手の思いを汲もうとする、本気のファン。誰も悪くはないのだが、「食っていかなきゃならない」「お金がないと生きられない」「好きなことに費やせる時間や金はない。結局時間や金銭を費やせる人だけが本気でいられるのだ」というこの世のシステム含め、人間ってめんどくさい。

アンチコメントに震え上がったあの日

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
つい忘れそうになるけれど、いいねやコメントが来ていないからといって、誰も投稿を見ていないわけではない。アクセスがあるということは誰かが見ているということだ。そして、なぜだか分からないけれど嫌いなものを見たり攻撃したりすることに時間を費やしている人間もいるのだ。幽霊や妖怪より恐ろしい人種である。

人はじゃがいも、社会はじゃがいも畑

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
 ある程度人を見下した方が、息ができる。人のおかしな部分にも気づける。何より「生きていていいんじゃない?」と思える。人間なんて、大したことない。

好きな作品へのご意見にも、ほんのちょっと慣れてきたかも

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
好きな作品に辛口レビューなどが付いているのを見ると、落ち込んでいたけれど……。

アルファポリスにもいいね機能がいずれ付くのだろうか?

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスからのお知らせに「いいね機能追加」というものがあって一瞬ビックリした。けどよく見たら、公式漫画に「いいね機能」「コメント機能」を追加したというお知らせだった。なんだ。でも、公式漫画というのはよく知らないけど、まずはそこで機能をテストして、いずれこっちの一般投稿(?)にもいいね機能を付けるつもりかもしれないよなぁ。今時SNSでもサイトでもなんでも、いいねとかコメントとかフォローといった機能は大抵付いているから。

意見を持つことも時間をとる

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
私は今、自分の気持ちを明確にするために文章を書いている。目にしたものに対してあれこれ考えていたりもする。すべては自分の意見を持つため。……って、自分の意見を持つためにけっこう時間とっているんじゃないの?

情報酔いというより概念酔いする

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
色んな考えの人と仲良くしたいと思っているけれど、日々ネットで流れているすごい量の概念を見ていて、自分には飲み込めないような感覚に触れ続けていると……。

キャラアンチの不思議

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
キャラアンチって「左手は好きだけど右手は嫌いなんだ!」みたいな主張では……?

処理中です...