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ゴキブリを好きになる方法
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ゴキブリについて検索していると、関連ワードに「ゴキブリ 好きになる方法」というものがありました。
類似した関連ワードである「ゴキブリ 平気になる方法」はまだ分かるのですが、ゴキブリを「好きになりたい」人がいるとは驚きです。
好きになりたいということは共存したいとお考えなのでしょうか。殺すのが可哀想だから逃がしてあげたいとか?
実際のところどうなのか分かりませんが、ゴキブリを好きになって逃がしてあげたいとすれば、なんとお優しい……。
ということで今回は、ゴキブリを好きになる方法について考えてみます。
そもそも「ゴキブリを好きになりたい」と考える人には既に、ゴキブリ好きの素質があると思います。生き物を好きになりたい人、興味がある人は生き物好きだと思います。ならば、ゴキブリの生態について検索してみると、親しみが沸くのではないでしょうか。
しかし、「ゴキブリ嫌い」寄りの方が言っているゴキブリの情報は大体、間違っているか、大袈裟な気がします。昆虫として考えたときに、それはあり得ないだろうというような話がちらほら。思い込みの情報で嫌っている人も多いように感じられます。
じゃあ、まずゴキブリから入ると、情報が錯綜しているかもしれませんね……。「昆虫について」という大まかなところから触れてみたり、虫の図鑑を眺めたり、ちょっと遠くからじわじわ入ってみると興味が沸くかも?
ゴキブリは虫の一種であり、生態は昆虫そのものなはずです。化け物ではありませんよね。人には人の動きがあるように、虫には虫の動きがあるはずです。
さて、虫を好きになろうにも、虫のかわいいイラストとか、本やマンガやグッズとかはやや少ない気がしますね。
が、探すとちらほらあります。ガチャポンはけっこう虫や生き物グッズが多いです。
あとゴキブリといえば、飛ぶところが怖がられますが、基本的に、ゴキブリっぽいゴキブリ……でかくて黒いクロゴキブリは、滑空しかできないそうです。すごく暖かいと下から上に飛べるという情報も見かけた気がしますが、大体滑空だそうで。飛ぶのはあんまり得意じゃないみたいです。
以前、私の部屋のカーテンにクロゴキブリが付いていたので、逃がそうとしたのですが、窓を開けてゴキブリを振り落としたら、ゴキブリがべしょっと下に落ちてしまいました。
虫の種類ごとに、飛ぶのが得意とか苦手とかあるらしく、放り投げるような逃がし方をすると、飛べずに下に落ちてしまうこともあるようですね。
ってなわけで、ゴキブリが部屋の壁や天井など高いところにいれば滑空して向かってくる可能性もありますが、床にいるなら、飛び上がって顔にへばりつく可能性は低いと思われます。
次に、ゴキブリといえば走りが速いところも恐れられますね。人を見て逃げ出すなら分かるんですが、中には急にこちらに向かってくる子もいたりしてビビります。
ただ、飛んで向かって来るにせよ走って来るにせよ、ゴキブリに人を襲う意図はなく、逃げる方向が分からないのだと思われます。クロゴキブリは雑食だけど、大きい相手に対して狩りをしたり、襲いかかるような虫ではないはずなので。
そしてゴキブリが走るときというのは、ゴキブリが慌てて緊張している……怖がっているときではないでしょうか。
以前クロゴキブリを撮影しましたが、ゴキブリは、怖がっていないときはのんびり歩いていました。怖がらせてしまうと走って逃げ、壁の隙間に潜り込んでいきました。ゴキブリが走っている姿を見て、人を襲おうとしているのではなく、「怖くてパニックになっているんだなぁ」と思えば、可愛く感じられるかもしれません。
ゴキブリを好きになるには……最終的には、何回か捕まえてみれば慣れるのではないでしょうか。私はまだ慣れませんが……。
ゴキブリは、ペットボトルの上部を切り取ってコップ状にした容器と、厚紙のフタを使って捕まえることができます。捕まえてしまえばじっくり眺めることもできます。余裕を持って観察することができたら、好きになれるかもしれません。
あと、生き物に親しみが沸く方法として、撮ってみるというのがあります。うまく撮れたら嬉しくなるかもしれません。
親バカという言葉がありますが、写真にも撮りバカみたいなのがある気がします。他の方が撮った生き物の映像や写真を見るより、自分で撮った方が「可愛い!」と思えるのです(※個人的な意見です。根拠はありません)。
たとえばアシナガバチ。画像検索すると、怖い顔しているなぁと思うのですが、なぜか自分で撮ったら可愛かったです。一回目に可愛く撮れたときは、撮る角度の問題だと思いましたが、以後、別の角度で撮ってみても可愛かったです。
他の生き物についても同じで、今までにも図鑑やテレビで見たり、実物を見たりしているはずが、撮ってみると新たな感動があり、人が撮った映像で見るより可愛いのです。
しかし一度可愛いと思えたあとはもう、他の人が撮った映像でも、グッズでも何でも可愛く見えます。その生き物の姿形や動き方を自分で観察し、ある程度理解したあとだからと思われます。
何かにハマると、それ以前は興味なく素通りしていたのに、その後は見る度に反応し、グッズを集めたりする……最初は可愛いと思わなかったものが、今は何度見ても可愛い……と、見え方が変わったりしますよね。生き物でもきっと同じです。
鳥とかでも、肉眼では顔や姿形まであまり見えませんが、ズームで撮ると、こんな姿だったのか~と親しみが沸きます。ゴキブリにせよ他の生き物にせよ、撮るというのは好きになる良い方法かもしれません。野生の生き物は逃げるのでちょっと難しいですが、そこがかえって、追いかけたいような気持ちにさせてくれるかも?
あと創作される方なら、ゴキブリをキャラクター化するのも良いかもしれませんね。悪役とか意地悪キャラを書いているうちに、「この子も過去に何かあってこんな性格になったんじゃないだろうか……」「なんか可哀想だな、幸せにしてあげたい」などと情がわく人なら、ゴキブリ創作をすればゴキブリの気持ちになれる可能性があります。
と、思いつくのはこのくらいでしょうか。
私も、もっとゴキブリの動画やウェブページを見て回って、慣れようと思います。ゴキブリが好きですと言いたいところですが、この間やっと一回手乗りに成功しただけで、まだ好きというには早く、興味がある存在というところなのです。
noteの方でクロゴキブリの撮影記事と、クロゴキブリ手乗り記事、あとゴキブリ短編小説などいくつか出しているので、そちらもよろしくお願いします。
以上、ゴキブリを好きになる方法の考察でした。
類似した関連ワードである「ゴキブリ 平気になる方法」はまだ分かるのですが、ゴキブリを「好きになりたい」人がいるとは驚きです。
好きになりたいということは共存したいとお考えなのでしょうか。殺すのが可哀想だから逃がしてあげたいとか?
実際のところどうなのか分かりませんが、ゴキブリを好きになって逃がしてあげたいとすれば、なんとお優しい……。
ということで今回は、ゴキブリを好きになる方法について考えてみます。
そもそも「ゴキブリを好きになりたい」と考える人には既に、ゴキブリ好きの素質があると思います。生き物を好きになりたい人、興味がある人は生き物好きだと思います。ならば、ゴキブリの生態について検索してみると、親しみが沸くのではないでしょうか。
しかし、「ゴキブリ嫌い」寄りの方が言っているゴキブリの情報は大体、間違っているか、大袈裟な気がします。昆虫として考えたときに、それはあり得ないだろうというような話がちらほら。思い込みの情報で嫌っている人も多いように感じられます。
じゃあ、まずゴキブリから入ると、情報が錯綜しているかもしれませんね……。「昆虫について」という大まかなところから触れてみたり、虫の図鑑を眺めたり、ちょっと遠くからじわじわ入ってみると興味が沸くかも?
ゴキブリは虫の一種であり、生態は昆虫そのものなはずです。化け物ではありませんよね。人には人の動きがあるように、虫には虫の動きがあるはずです。
さて、虫を好きになろうにも、虫のかわいいイラストとか、本やマンガやグッズとかはやや少ない気がしますね。
が、探すとちらほらあります。ガチャポンはけっこう虫や生き物グッズが多いです。
あとゴキブリといえば、飛ぶところが怖がられますが、基本的に、ゴキブリっぽいゴキブリ……でかくて黒いクロゴキブリは、滑空しかできないそうです。すごく暖かいと下から上に飛べるという情報も見かけた気がしますが、大体滑空だそうで。飛ぶのはあんまり得意じゃないみたいです。
以前、私の部屋のカーテンにクロゴキブリが付いていたので、逃がそうとしたのですが、窓を開けてゴキブリを振り落としたら、ゴキブリがべしょっと下に落ちてしまいました。
虫の種類ごとに、飛ぶのが得意とか苦手とかあるらしく、放り投げるような逃がし方をすると、飛べずに下に落ちてしまうこともあるようですね。
ってなわけで、ゴキブリが部屋の壁や天井など高いところにいれば滑空して向かってくる可能性もありますが、床にいるなら、飛び上がって顔にへばりつく可能性は低いと思われます。
次に、ゴキブリといえば走りが速いところも恐れられますね。人を見て逃げ出すなら分かるんですが、中には急にこちらに向かってくる子もいたりしてビビります。
ただ、飛んで向かって来るにせよ走って来るにせよ、ゴキブリに人を襲う意図はなく、逃げる方向が分からないのだと思われます。クロゴキブリは雑食だけど、大きい相手に対して狩りをしたり、襲いかかるような虫ではないはずなので。
そしてゴキブリが走るときというのは、ゴキブリが慌てて緊張している……怖がっているときではないでしょうか。
以前クロゴキブリを撮影しましたが、ゴキブリは、怖がっていないときはのんびり歩いていました。怖がらせてしまうと走って逃げ、壁の隙間に潜り込んでいきました。ゴキブリが走っている姿を見て、人を襲おうとしているのではなく、「怖くてパニックになっているんだなぁ」と思えば、可愛く感じられるかもしれません。
ゴキブリを好きになるには……最終的には、何回か捕まえてみれば慣れるのではないでしょうか。私はまだ慣れませんが……。
ゴキブリは、ペットボトルの上部を切り取ってコップ状にした容器と、厚紙のフタを使って捕まえることができます。捕まえてしまえばじっくり眺めることもできます。余裕を持って観察することができたら、好きになれるかもしれません。
あと、生き物に親しみが沸く方法として、撮ってみるというのがあります。うまく撮れたら嬉しくなるかもしれません。
親バカという言葉がありますが、写真にも撮りバカみたいなのがある気がします。他の方が撮った生き物の映像や写真を見るより、自分で撮った方が「可愛い!」と思えるのです(※個人的な意見です。根拠はありません)。
たとえばアシナガバチ。画像検索すると、怖い顔しているなぁと思うのですが、なぜか自分で撮ったら可愛かったです。一回目に可愛く撮れたときは、撮る角度の問題だと思いましたが、以後、別の角度で撮ってみても可愛かったです。
他の生き物についても同じで、今までにも図鑑やテレビで見たり、実物を見たりしているはずが、撮ってみると新たな感動があり、人が撮った映像で見るより可愛いのです。
しかし一度可愛いと思えたあとはもう、他の人が撮った映像でも、グッズでも何でも可愛く見えます。その生き物の姿形や動き方を自分で観察し、ある程度理解したあとだからと思われます。
何かにハマると、それ以前は興味なく素通りしていたのに、その後は見る度に反応し、グッズを集めたりする……最初は可愛いと思わなかったものが、今は何度見ても可愛い……と、見え方が変わったりしますよね。生き物でもきっと同じです。
鳥とかでも、肉眼では顔や姿形まであまり見えませんが、ズームで撮ると、こんな姿だったのか~と親しみが沸きます。ゴキブリにせよ他の生き物にせよ、撮るというのは好きになる良い方法かもしれません。野生の生き物は逃げるのでちょっと難しいですが、そこがかえって、追いかけたいような気持ちにさせてくれるかも?
あと創作される方なら、ゴキブリをキャラクター化するのも良いかもしれませんね。悪役とか意地悪キャラを書いているうちに、「この子も過去に何かあってこんな性格になったんじゃないだろうか……」「なんか可哀想だな、幸せにしてあげたい」などと情がわく人なら、ゴキブリ創作をすればゴキブリの気持ちになれる可能性があります。
と、思いつくのはこのくらいでしょうか。
私も、もっとゴキブリの動画やウェブページを見て回って、慣れようと思います。ゴキブリが好きですと言いたいところですが、この間やっと一回手乗りに成功しただけで、まだ好きというには早く、興味がある存在というところなのです。
noteの方でクロゴキブリの撮影記事と、クロゴキブリ手乗り記事、あとゴキブリ短編小説などいくつか出しているので、そちらもよろしくお願いします。
以上、ゴキブリを好きになる方法の考察でした。
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