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ネタが被ったり影響を受けたりする不安

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 私はその時その時、マイブームで書くものを決めています。そして読む作品もマイブームで決めたりします。
 すると何が起こるか。自分が「書きたいもの」をまず「読む」ことになるのです。

 例えば今ドラゴンもの(?)が書きたい気持ちだとすると、無意識にドラゴンが出てくる作品ばかり読んだりします。もちろん設定や展開、雰囲気が好みのもの(=自分もそういうものを書きたいと思うようなもの)を。
 そして自分がいる小説投稿サイトなどで素晴らしい作品を見つけた場合、作品に感動してコメントを残す→こちらもドラゴンものを執筆する(すごく筆が遅いのでなかなか投稿できない)→またドラゴンものの作品を見つけてコメントする……みたいな流れになるのですが、こういう時、いずれ自分の作品を投稿した際に相手の方のアイデアをパクったみたいになるんじゃないかと思うと不安です。

 ドラゴンとか剣と魔法とか、人気でメジャーなものだとまぁ多少かぶっても大丈夫そうな気がするのですが、ややマイナーなものだと「あっ真似された!?」と思う方もいそうな気がしてヒヤヒヤします。

 なので書きたいのと似た作品を見つけた場合「いやー、私もちょうどこういう作品書きたいと思っていたんですよ! 勉強になります!」と「パクりじゃありません」アピールする場合があります。けどこの方法も、「あなたの作品素敵ですね! ところで私の作品のことなんですが……」とわざとらしく宣伝しているみたいで無礼かもしれませんね……。

 何かがかぶったとき「シンクロニシティだ!」とか「ご縁だ!」とか「私たちなんだか似てるね!」と喜んでくださる方ばかりなら嬉しいのですが、人付き合いの下手な私はつい悪い想像ばかりしてしまい、「違うんです! 前からこんな構想があったし、今このジャンルにビビッときているのであって、決してパクろうと思ったわけでは……」などと全部弁解したくなります。

 これは趣味や考え方の似ている人でも同じかもしれません。なんとなく言動が被りやすい人と、「この人とは大体言動が合わないな」という方がいたりしますね。趣味が似ている方の場合ネタ被りしやすそうなので、創作においてはあんまり似ていない方が安心かも……。


 さて、そんなネタ被りに対する対策としては……

「似たジャンルの作品を読んでも、自分から反応しなければ相手の方に知られることもない」「とにかくサッサと書いてまず投稿してしまう」「『◯◯さんらしいよね』と言われるような自分の作風を確立する」などが思いつきますが、マイナージャンルの作品を見つけると嬉しくてついコメントしてしまったり、あちこち手を出すせいで筆が遅かったり、あれもこれも試したくて作風が安定しなかったりします……。


 あと、上の文章では「影響されたんじゃなく元々構想があった」「ネタ被りだった」話ですが、やはりよく考えると影響されていることも多いです。今書いている作品の世界観を自分の中で高めるために、好きな世界観を追求するのですが(=関連するジャンル・惹かれるものを読み漁る)、結果的に何も見ずに書くよりは他作品に影響されることに……。

 投稿する際バッドタイミングと思われる場合はちょっと投稿を遅らせるのも良いかもしれませんね。その間にまた他のものとネタ被りするかもしれませんが、投稿を遅らせるのは時々やります(書き換えたら換えたでまた、他の何かとかぶるだろうから)。

 そんなこんなで対人スキルの低い私は今日もネタ被りに怯えながら、オドオドと「独創性」を探し求めているのです……。

 影響されるのは、また影響されようとするのは悪いことなのか……。どこまでが「ジャンル」でどこからが「パクり」なのか……。基準が難しいと思うのは、私に独創性や主体性がないせいでしょうか。まだまだ素敵なものを見つけては、影響され続けると思います。





 と、こんなこと書いておきながら、筆が遅いためパクるとかパクらないとか以前に投稿できていないのが現状です。

 あとその時その時マイブームで行動するといっても、まったく新しいものにハマるというより、今まで好きだったものの延長線上で興味の範囲が変わる感じです。基本的に人外好きです。





 上の文章ではとにかく被ることを恐れていますが、最近「よくあるイメージ」「ありそうなイメージ」なら取り入れても良いんじゃないか? と思い始めました。例えばライオンは百獣の王=王様キャラだとか、ロボットのセリフがカタカナだとか。あるいは逆にイメージの真反対を行くとか。でもそのアイデアも多そうですね。

 とにかく被りを恐れていては何もできませんね。「あっ、被った……」という時はその時その時考えるとして、世にあるたくさんのイメージは、ありがたく参考にさせていただけばいいかもしれません。


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