生や社会への恐怖、老いや年齢に関する疑問。誰にも聞けないから自問自答する。

月澄狸

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余生って何

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 余生。
 普通に使う言葉だけれど「余り」の「生」と書く。
 改めて見ると若干ドキッとする言葉だ。

 人生には本番とか使命とか、ここからここまでがメインだとかあって、それを越えたら余生になるのだろうか。やるべきことをやった後の、残りの人生。

 やるべきことの意味すら分かっていない、けれどひたすら逃げ出したい私にとっては関係ないようなあるような言葉である。

 私の楽しい人生のピークはもしかすると学生時代だったのかもしれない。

 ……以外とそう思う人は多いのだろうか? 学園ものがすごく多いのは、学生時代が輝いているからだと思う。それも限られた人だけでなく、ささやかな存在とか、自由な感性とか、何でも包み込んでくれるような印象があったのだ。

 しかしまぁ私には余生がどこからかは関係ない。とにかく好きなことで金を手に入れる、今はそれしかない。


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