生や社会への恐怖、老いや年齢に関する疑問。誰にも聞けないから自問自答する。

月澄狸

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はじめに

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 はじめに申し上げておくが、私は今まで恋愛をしたことがないし、これからも恋愛や結婚をするつもりはない。だからこの連載は「普通に生き、普通に老後を考え始める」話には当たらない。

 人はなぜ生まれ、生き、繁殖し、命を終えるのか?
 分からないままに毎日が流れていくが、なぜか一定の「こうするべき」という風潮があったりする。
 多分私は戦争や戦後、厳しい時代を知らないから分からないことが多々あるのだろう。

 ブログや文章を書いていると大体、読者の皆様は私の年齢がどのくらいかを察しておられるようである。
 私は年齢という概念に疎く、人の文章を見ても、姿を見ても、その方が自分でおっしゃらない限り年代が分からない。人がなぜ「男? 女?」とか「何歳?」とかよく確認するのかも知らない。

 読者の方はどこから私の年齢を推測しておられるのだろう。
 文章の稚拙さ? 何か年代が分かるような話したっけ?

 自分で無意識に書いておいて、何を外に漏らしているのかも分からないようではバカかもしれない。そして10年後も相変わらず同じような文章を書いていたらまずいのかもしれない。そんな危機感を覚える。

 と、はじめからあんまり大したエッセイじゃなさそうな話になってしまったが、実際この通りグダグダと進める予定である。

 老いや年齢、若さ、そして繁殖……。
 デリケートな話は誰にも聞けないし、誰かが語っているのを聞くのも勇気がいることだ。特に老いに関しての人の意見は私にとってドキッとするもの、ギョッとするものが多い。まずは1人で文章を書きつつ心の準備を始めることにする。


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