せめく2

月澄狸

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あぶくのように

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誰も彼もいつか死にゆくと思うと
どんな素晴らしい人に出会っても
なんか憂鬱なんだわ

ああ、またアナタを失う
悲しみの種が一つ増えたって

生きながらにして
生きた世界を見ながらも
走馬灯のように
大昔の映像のように
遺跡のように

ふん、どうせアナタも
私の側からいなくなっちゃうんでしょ


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