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夢の山道
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たまには山の方の通学路を行こう。
山へ向かうと、人がちらほら、いたようないなかったような。雨のせいか、足元がひどくぬかるんでいる。
後に、休憩所のような場所で椅子に座り、テーブルにもたれかかるような形で休んでいたところ、いつの間にか近くに小さな男の子が寝ており、私が動くことでバランスを崩しそうになって、慌てて支えた。男の子の母親も慌てて来た。
下の階へ降りると、また休憩スペースがあり、そこで料理を提供してくださっている。休憩スペースに座っている人たちが場所を空け、「おいで」と呼んでくださったので、ご馳走になる。
その後は久しぶりに、空を飛んで帰ったと思う。方向音痴だけれど、なんとなく見覚えのある景色を頼りに戻ってきた。
誰かが「旅行へ行きたい」と言っていたような。「駅はどうだった?」と感想を聞いてきたような。
*
早寝したのに、朝が暗いせいか、雨のせいか、夢で睡眠時間が削られたせいか、眠い眠い……。もう絶対寝ちゃいけない時刻だというのに、そのまま二度寝してしまいそうな感覚から、しばらく抜け出せず。
夢の内容も、うつらうつらしているときはまだわりと鮮明だったはずなのに、目を開け、頭をもたげ、タブレットのスイッチを入れ……と、現実的な動作をほんの一つ二つするだけで、だいぶ記憶が飛んでしまいます。
山へ向かうと、人がちらほら、いたようないなかったような。雨のせいか、足元がひどくぬかるんでいる。
後に、休憩所のような場所で椅子に座り、テーブルにもたれかかるような形で休んでいたところ、いつの間にか近くに小さな男の子が寝ており、私が動くことでバランスを崩しそうになって、慌てて支えた。男の子の母親も慌てて来た。
下の階へ降りると、また休憩スペースがあり、そこで料理を提供してくださっている。休憩スペースに座っている人たちが場所を空け、「おいで」と呼んでくださったので、ご馳走になる。
その後は久しぶりに、空を飛んで帰ったと思う。方向音痴だけれど、なんとなく見覚えのある景色を頼りに戻ってきた。
誰かが「旅行へ行きたい」と言っていたような。「駅はどうだった?」と感想を聞いてきたような。
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早寝したのに、朝が暗いせいか、雨のせいか、夢で睡眠時間が削られたせいか、眠い眠い……。もう絶対寝ちゃいけない時刻だというのに、そのまま二度寝してしまいそうな感覚から、しばらく抜け出せず。
夢の内容も、うつらうつらしているときはまだわりと鮮明だったはずなのに、目を開け、頭をもたげ、タブレットのスイッチを入れ……と、現実的な動作をほんの一つ二つするだけで、だいぶ記憶が飛んでしまいます。
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