何をモチベーションに生きていこう

月澄狸

文字の大きさ
上 下
1 / 1

どう振る舞ったらいいのだろう

しおりを挟む


 いつも一応知ってはいるけれど、時々忘れていること……というか考えないようにしていること。
 私は落ちこぼれだ。

「仕事ができない◯◯さんの分までフォローするのが疲れた」と、仕事が早い人が言っているのを聞く度落ち込む。目の前で私のことは言われないけど、きっと私もどこかで言われていることだろう。

 ずっと落ちこぼれなどというポジションでいるつもりはない。
「よし、仕事早くなるぞ!」という努力も当然しているつもりだ。
 が、それよりどっちかというと、夢を叶えようとしている。好きなことで稼いで生きていくのだ。ただ、まだ鳴かず飛ばずである。

「まだ」と、いつまで言っていられるのか……。
 いや、叶うまで。叶わないなら一生でも言ってやる。


 自分の文章を読み返してみると、下手だなぁと思う。
 発想やストーリーは悪くない。多分。
 けど文章力がないから、いちいち分かりにくくて、客観的に読んでいるとストレスがかかる。自分はストーリーを知っているからまだ読めるけど、読者様はもっと読みにくいことだろう。
 書き直そうにも、書き直す文章力がない。いつか思い入れのある作品をリライトするために、文章力を磨くしかないな。

 小説、マンガ、写真、イラスト……色々やろうとしている。
 どれも上手な人がいっぱいいる。敵わない。だから私はマイナーなジャンルへ行こうとしている。人気ジャンルでは間違いなく勝てない。
 マイナージャンルでも下手すぎてまだ需要ないけど、ハエトリグモのエッセイなんかは、わりとずーっとアクセスが入っている。




 仕事で、生活で、落ちこぼれなのは薄々分かっている。その事実からずっと目をそらしている。
 何もわざと迷惑をかけようとしているわけではないが、負担をかけていることは知っている。
 なんでだろう。「みんな違ってみんないい」「適材適所」を信じたいのに、私の状況がそうならないのは。


 落ちこぼれであることに落ち込んで、時間を取られる。
 落ち込んでいる暇があったら創作する方がまだ、「好きなことで生きていく」自分の夢と希望に浸って、行動していられる。でも涙が沸いてくる。
 好きで落ちこぼれなわけじゃないのに。なんで夢叶わず、鳴かず飛ばずなんだ。まるでこれからもずっと、「申し訳ない」と頭を下げながら生きていけと言われているみたいじゃないか。

 私は嫌だ。「いない方が良いけど、存在を許されている落ちこぼれ」というポジションにしがみつき続けるのは。
 私だって誇りを持ちたい。尊重されたい。得意なことが欲しい。才能が欲しい。毎日晴れやかな気分で暮らしたい。「みんな私の作品が好きだなぁ」と思えたら良いのに。「いつも私って仕事遅いよなぁ」なんて、ウジウジ思っていたくない……。

 のび太くんのように学生ならば、何をやっても失敗ばかりでも、許される。けど大人はそうもいかない。
 どうしたら良いんだろう。どう振る舞えば良いんだろう。


 大前提としてそりゃ、上手く生きられるように努力すべきなんだろう。処世術とやらが必要だ。
 けれど、私はこれでも随分、黙々と頑張って改善してきたつもりなのに、そんなこと誰も褒めてくれない。それなりにコミュニケーションが取れるようになったことも、それなりに頑張っていることも。
 過去の自分からすれば、ものすごく進歩したはずなのだが、そんなこと誰にも関係ないし、興味も持たれないし、未だにただの足手まといでしかないのだ。

 これでも暴れもせず投げ出しもせず、悔しくてもショックでも我慢して、気を使って発言しているんだけどなぁ……。

 まぁ暴れたり投げ出したりしないのは自分のためだし、気を使っても失言は多いっていうか、また失言狂がぶり返してきてる感もあるけど。




 以前は会話の度に人と喧嘩していた。その前は会話自体、成立していなかったんじゃないか。私は誰が誰に話しかけているのか分からなかったし、人が苦手で興味もないから、顔も覚えなかった。ずっと虫を追いかけていたかった……ような。

 勇気を出して意見を提案してみても、どうせ少数派の私など多数決で負けるし。次第に諦めていった。
 お楽しみ会はいつも、大の苦手なドッヂボール。そういうことも、なんとか我慢してきた。

 いつか、いじめっ子や、性犯罪をしてきた奴や、私にひどいことを言った奴らを見返してやる。
 そう思ってきたけど私なんかもうすっかり最底辺で、日々まわりの人に尻拭いをしてもらっている。
 悔しいなぁ。って、感謝こそすれ、恨める立場ではないんだけど。

 いじめっ子どもはたしか、「お前は頭いいから、良い学校行けるよ」とか仲間同士で言っていたような。私をいじめても見下しても、今頃良い人生送ってるかもなぁ。
 私なんか頑張ったつもりでこれだもの。結局、要領いい人間の勝ちか……。


 ああ、天才なら良かったのに。
 人並みの生活力はないけれどずば抜けた才能がある、そんな人なら良かったのに。

 どうせ何も持っていないんだ。スッカラカンなのだ。それが辛すぎて、何か隠し持っているように自分を騙している。「いつか芽が出るから頑張れ」と言い聞かせている。
 いつまでごまかし続けるんだ。なんで私だけ何も持ってないんだ。努力不足……か。

 けどちょっと思ったのは、才能も大事だけど、その前に人間性もかなり重要なんじゃないかということ。素敵な人なら、仕事の依頼も来そうな……。「やってみる?」ってことになりそうな……。
 何考えてるか分からない、打ち合わせとかでコミュニケーションが取れるかどうかも分からない、人を倒そうなどと思っていそうな、攻撃性のありそうな奴に、仕事なんて来ないよなぁ。
 好き勝手に書いてPV報酬で食っていけたら良いけど、今はどう見ても食っていけるような気配はないし。




 こんな、生ける怨霊みたいな性格ではダメだ。
 表で辛うじて上手くやろうとしすぎているせいで、めちゃくちゃ裏表激しい人にもなってしまっている。こんなんじゃ、せっかく表の私に親しみを持ってくれる人がいたとしても、裏を見られたとき悲しませてしまう。

 そんなことになるなら、最初から感じ悪い方がまだマシなのに。けど演じ続けていたらどんどん息苦しく……というかイライラしてくる。噛みつきそうになる。ダメだ、ネット喧嘩師の気性が抜けない……。


 悩みを検索したら、ひどい言葉ばかりヒットする。世界全体がいじめっ子みたいだ。優秀な人しか生存を許されないみたい。

 クソッタレ、負けてたまるか。私だって、これでも……。

「宙船」や「命の別名」を脳内再生する。


 私は自他共に認める最低人間だ。
 しかし、かと思えば、私に恋を勧めてくる人などもいた。

 なぜなんだ。避妊したって、絶対妊娠しないわけではないって聞いたし、無責任な男性もいると聞いた……。こんな私の落ちこぼれ遺伝子を受け継いで、社会に馴染めない子どもが生まれて、毎日「学校が嫌だ、仕事が嫌だ」と泣いたら可哀想じゃないか。

 それに私は、花を枯らし、虫を殺し、わざとじゃないけどたくさんの生き物を殺した。
 育ててみたかった、飼ってみたかったんだけど、命というものが分からなくて、お世話ができず、育児放棄したのだ。なのに所有欲は強く、捕まえた生き物を逃がしてあげることができなくて、手元に置こうとして、よく死なせた。
 今はできれば何も殺したくない、のに、何か飼いたくてウズウズしている。こんなレベルで赤ちゃんの世話なんて絶対無理だ。

 恋や子育てをすれば成長する? 全員成長できるなら、誰も育児放棄や虐待などしない。




 何より私は性犯罪に遭い、小学生の頃は男子のいじめっ子集団から暴言を吐かれて遊ばれたような人間だ。人間が苦手なのだ。
 子どもを見ても可愛いと思わない。幼い頃から人は敵だし。お店などで、赤ちゃんが「ウギャーッ!」と泣き喚いているだけで、心がザワザワする。けして「あやしてあげたい」などと慈しむ感情ではない。どちらかというと「鬱陶しいな、子どもは嫌いだ」という思いのような。
 ちなみに人間不信レベルが高まっていたときは、人の話し声を聞くだけでザワザワしていた。


 一人で生き物を探してフラフラしていると、不審者に後をつけられたこともあったなぁ。
 女子どもは集団でいるべき、一人になるべきではない、か。
 けど集団なんかでいたら、私の好きなようには動けない。「カエルがいる」と言って足を止めたら、他の人は「早く行こうよ」と苛立つことだろう。一度ならまだしも、ずっとその調子なら、ひっぱたかれるのでは。

 まぁもう集団下校もないのだし、若くもないしブサイクだし、一人でウロウロしていても狙われることはないだろうけど。それでも人間は何考えてるのか分からないので難しい。敵は同性にもいるだろうし。
 あと、この年齢でフラフラしていると、今度はこっちが不審者に見えるかな。それでも気持ちを保つためだから徘徊はしょうがない、こっちとしては。


 私のことよく知らない人は、生き物が好きな私に「優しいね」と言った。生き物好きだと優しく見えるらしい。

 いやぁ、生き物好きが優しいなんて、そんな神話ないですよ。「動物好きに悪い人はいない」だの、「◯◯だから良い人」なんて信じない方がいい。だって、私に性犯罪してきたおじさん、植物好きの優しそうな人だったもの。




 全部私が悪かったのか。

 今も随分と、人間への対応を間違えているとは思う。けど難しい。程度が分からない。ちょっとしたことで一喜一憂。感情の波がますます激しい。

 私の意見など言わないに越したことはない、と知っているが、ずっとこうやって気持ちを吐き出していたい。ストレス発散のつもりが、逆にストレス溜まる行為になっている可能性もあるけど。


 これでいて、すごく人恋しいから、たちが悪い。

 人嫌いと人好きは両立しない。人嫌いなら人嫌いで、人好きなら人好きで、徹底すべきだ。「両方なんだよね」とか言って近寄ってこられたら、私だったらたまったもんじゃない。

 生き物を殺したくないと誓っても、人との関係を切っては生きられない。死にたくないなら人間関係は強制課題だ。ああ、どっちでも、何でも良いから貫けたらいいのに。

 仕事で落ちこぼれだから、それ以外の場所で人に認められたくて、すがりつくような態度を取ってしまうんだろう。
 けど仮に、毎日毎日、理想の言葉を与えてくれる人がいたとして……
 すべて知った上で、受け入れて認めて、「落ちこぼれでもなんでも、年を取って姿が変わっても、私はあなたが好きだよ」と言ってくれる人が現れたとして、一瞬癒されても何になるだろう。

 何か得たら、失ったときの喪失感が面倒だ。
 私は、かつていたSNSがサービス終了になっただけで、ひどく落ち込んだような人間だ。誰にも必要とされていない分、ほんのわずかな繋がりやぬくもりに縋ってしまう。それで嫉妬もする。恥ずかしい話だ。

 優しくしてくれる人が死んだら私も死ぬのか? 私の望みは、個人の愛を得ることか?
 仕事に出れば落ちこぼれ……この日々が続く限り、ストレス発散や癒やしを求めることになるだろう。
 人間として、認められ尊重されるポジションを得ることができれば、誰かに縋りつくような態度など取らずに済むかもしれない。




 触れ合い動物園に行ったとき、常同行動をしているミーアキャットがいた。
 右へ左へ、右へ左へ、落ち着きがなかった。

 ミーアキャットといえば、人間と同じ社会性動物だ。太陽の光が好きそうなイメージもある。それが、暗い屋内に一人ぼっち。

 私が近づくと、ミーアキャットは膝に上ってきて、クゥクゥ不安そうに鳴きながらしがみついてきた。けど撫でようとしたら嫌そうに怒った、ように見えた。それで撫でずに見ていたら、またしがみつく。

 外に出してほしいのかな。太陽の光を浴びたいのかな。仲間が欲しいのかな。悪いけど、私にそういう権限はない。


 野生動物ならば、人間にしがみつくこともなかっただろう。愛に飢えることもなかったかもしれない。
 本来の、自分の生態に合った暮らしをできないと、ストレスから、誰かに縋りつこうとするのかもしれない。
 けど「相手から撫でられるのは怖いから嫌」……分かる気がするなぁ。こっちの認めた距離まで、こっちから近づきたいけど、相手から思った以上に踏み込まれるのは恐い、みたいな? 違うかもしれないけど。

 閉じ込められるストレスは、人類も、流行病で思い知ったはず。けれど多くの動物を閉じ込めることをやめられない。私自身、多くの生き物を閉じ込め、殺した。

 人間も閉じ込められている。仕事、生活、建物の中に縛られているようなもの。
「自由にどこへ行こう?」「今日何をしよう?」そんな毎日はあり得たのかな。


 ミーアキャットは、閉じこめられなければ、サバンナで自分らしく生きられただろうけど……私は野に放たれても、どうしたら良いか分からない。というか、思い通りにはいかなかったな。ここはファンタジーやらメルヘンの世界ではないのだ。

 けれどきっと夜明けはくる、はず。
 信じて耐えながら待とう。

 なんて、罪滅ぼしより罪を負うスピードの方が早い、私の未来はどうなるのか。

「生きててごめんなさい」なんて態度も卑屈だし、イライラしても余計迷惑だし、ヘラヘラしていても怒られそうだし、やっぱ今のところ、私の取るべき態度は……最大限真面目に振る舞うこと。余計なことを言わず、落ちこぼれ扱いに耐え続けるのがベストかな。




 寝る前に心の中で罵詈雑言吐き散らしながらワーッと泣いとこう。自分の話を、遮らず否定せず全肯定で聞いてくれるのは自分だけだ。
 で、自由時間にはできるだけ好きに過ごしてストレス発散したい。正直やる気なくなって、プライベートな時間も落ち込んで過ごしてしまうけどなぁ……。

 自分の書くものなんて、防御が空回りして攻撃ばっか。せっかく仲良くなってくれた人も、こんなの読んだらどう思うことか。だから「どうせいつも通り、そのうち嫌われる」ってちゃんと覚悟していたいのに、その覚悟も決まらない。嫌われたくない。我ながら訳が分からない。

 こんな年齢になって、愛したいより愛されたいと願っている。それも自分勝手な距離で。
 けど人の成長度合いと比べたってしょうがない。


 もっと柔軟に穏やかになれたら良いのに。
 いつもどこか鬱屈して怒っている。何をやっても勝てない、負ける、そんな気分。

 落ち込んでたって何も起こらない。創作してる方がまだ、現状が変わるかもしれない。それも私情の混ざり込まない、本気で書きたかったものを極める創作。誰のためでもなく売れるかどうかも考えない、いつかそんなふうに打ち込めたら……。

 人間性の未熟さは一朝一夕では変わらないし、天才にも秀才にも凡人にも敵わないけど。すべて、しょうがないのだ。こんな自分だから。これで良い。


 すべての人に才能がある。適材適所。本当はそう思いたいから、きっと私は本心ではそう思っているのだ、ということにする。

 人生に勝ち負けなんて無いんだ。勝負なんかじゃないんだ。みんなが力を発揮できる時代が訪れるはずだ。


 夜明け待ち。
 私の嫌いな私が好き。人が好き。生き物が好き。

 どうやったら素直になれて、どれが私の本性なのか……。


しおりを挟む

☆ ★ ☆ ★

こちらは以前投稿した短編小説です。宜しければ覗いていってください。


↓人とロボットが共に暮らす世界を舞台にしたSF風ファンタジー
からくりの鼻唄

↓生き物たちが登場する童話風ファンタジー
月色の夏

↓夢の中をイメージした幻想系作品
ドッペルゲンガー

↓少女と観覧車の物語
ここよりずっとたかいところ

↓ハト好き男のコメディ
ハトにパンを

↓カビが主人公のパニックホラー風
風呂場カビの逆襲




ツギクルバナー
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

「人の役に立つ」「人を喜ばせる」といった言葉に未だに馴染めない理由

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
昔からそういう言葉が苦手である。なんで人の役に立たなきゃいけないんだろう、なんで人を喜ばせなきゃいけないんだろうと思う。

受信と発信のバランスが難しい!

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
見て回る時間は多いけれど、自分の投稿のアクセス数はなかなか上がらず……。

うだつの上がらないエッセイ集(2)

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
なんてことはない文章の集まりです。「2」とありますが基本的に一話完結の予定で、前作の内容は忘れましたのでどなた様でもお気軽にどうぞ。ただ作者はどネガティブなので、お気軽に開いた結果どんよりとした気持ちにさせてしまったらすみません。

人間界ってめんどくさい(夢のように生きられたら)

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
ポエム風です。夢の中みたいにふわっと、のんびり自由に暮らしていきたいですね。

印象に残った夢

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
 個人的に、夢は旅行や映画鑑賞のような娯楽です。寝ている間に完結できて、準備もお金も不要、それでいて時には涙を流しながら目覚めることもあるくらいの、リアルに感情・感覚揺さぶられるエンターテインメント。  昔から夢が好きだったけど、近年現実重視で睡眠時間を削り、あんまり夢を見ていなかった……。それで寂しくなり、息抜きに、夢を見ることを再開しました。  夢を見ると眠りが浅くなる感じがする、睡眠不足になるのが難点ですが、その分睡眠時間を増やせば大丈夫です。どうせ出かけるのも疲れるし、お金もかかるので、それを思えば睡眠時間を追加するくらいで楽しませてもらえるのは安上がりです。スマホを眺めていると視力のことが心配になりますが、夢なら目を使わずに映像を見ることができるし。 「夢を見たい」と思うようになり、しばらくはうまく見られませんでしたが、そのうち見る機会が増えました。  夢を見ても覚えていられない、すぐ記憶が失われることが多かったけど、夢に意識を繋げようと力を入れているうちに、若干思い出しやすくなった気がします。  目覚めるとき「あ、朝だ。今何時? スマホのメッセージ来てるかな」と現実に意識を集中すると夢の記憶が消えがちですが、たぐり寄せようとすると、忘れていたことまで思い出せるようになってきました。  私は夢の中で以前、飛ぶ練習をしており、夢の中では飛べるようになったみたいです。うまくできない時もありますが。明晰夢というほどではないけれど、「夢の中だから今、飛べるな」くらいの自覚はあることが多いです。夢の中で、飛んでいる姿を誰かに見せれば、現実でも飛べるようになる気がして、飛ぶ姿を人に見せようとしたりもしています。  当然、夢の中でやったことは現実に影響しませんが。ちょっとオカルト趣味なもので、夢を実用的に使えないか? ってことにはワクワクします。  でも予知夢にはさほど興味ありません。たとえ災害が起こることが分かったとしても、正確な位置や時刻まで分からなければ対策のしようがないし、間違えた情報を伝えて、かえって事態を悪化させたら恐ろしいからです。  ただ、危機回避ではなく、宝くじが当たる番号とか、「これをすれば良いことが起こる」みたいな夢を見られるんなら、個人的に活用したいですね(笑)。  でもタダであちこち行って景色を見たり体験したりできるだけでありがたいんだから、それ以上望むのも欲張りすぎかな。

男女について考える(ほとんど憶測と偏見とヒステリー)

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
 私は生物学も心理学も学んでいない、ただの学のない女だ。ついでに恋愛経験もない、さらには友達もいない。告白されたこともないし当然したこともない。そんなわけでこの連載は、浅い知識と経験から「なんとなく思ったこと」を感情的に書き連ねるだけのものになる。読んでも何の学びもなく、不快になるだけなのでご注意を。(※LGBTQについては分からないので、基本的に古い価値観オンリーで書きます。)

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

命のボタン

倉澤 環(タマッキン)
エッセイ・ノンフィクション
糖尿病、人工透析、脊柱管狭窄症など病のデパートの彼の介護記録です。

処理中です...