TwitterのDMで詐欺師と喋ろう! 〜月澄狸と3人の詐欺師たち〜

月澄狸

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Happinessとの日々

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 翌朝。




 Happinessがペットの話を振ってきました。

 これが国際ロマンス詐欺ならば、今は「ゆったりと日常会話をしながら絆を深めてゆく」という過程のはず。

 この間私が「子育てはしない」と言ったら、「子育てについてもう一度考えたほうがいい」と諭してきたのは、今後のシナリオ上、私が子どもに興味を示さないと話が進展しないからでしょう。

 でも今は「他愛無い雑談をして信用させる」べき場面なので、無意味に私の意見を否定せず、いくらでも甘い言葉をかけるはずです。どうでもいい場面で喧嘩別れするわけにはいかないでしょうから。この間も「宗教は持たなくても大丈夫です」って言ってくれましたしね。

 ということでゴキブリの話をしてみます。


 ここは、「おお、ゴキブリ! 私たち大好きなんですよ! まさしく運命ですね」とか上手いこと返して信頼させるのが、詐欺師としては最適な対応のはず。「ゴキブリは嫌いです」とか言ったら会話が終わりかねませんからね。そうでなくても「良いですね」くらいは言えばいいのでは?

 嘘なんていくらでもつけばいいでしょう、詐欺師なんだから。
 さぁ、どう出る?


 まさかの完全スルー。


 急に「最愛の我が子が病に倒れた! 今すぐお金が……」という展開に持ち込まれるであろうと予想していたので、先手を打って「身内が倒れてお金がない」と言ってみました。
 これで、お金のない私からお金を取るという不自然な展開には持ち込めないはず。


 おや、「あなたを助けたい、いくら必要?」と食いついてきました。予想外です。どうする気でしょう。
 とりあえずテキトーに答えておきました。


 仲間が亡くなり、忙しいときに、管制室で私とチャットする暇はないと思うのですが……。ゲームにそういうツッコミを入れるのは野暮というものです。



 尋問みたいになってきました。


 ゲームに飽きてきて、投げやりになる私。








 幸せや愛や平和について語る詐欺師。ゴキブリについて語る狸。


「それはいいですね」「素晴らしい趣味」
 軽く流されました。




「つきすみ!」で不覚にも笑ってしまいました。詐欺師に笑いを取られるなど、狸の恥ですね。


 ああクソッ、また箱ルートかよ!!

 ここまで時間をかけて相手してきたというのに、これではジョンソン将軍のときと同じルートで同じエンドになってしまいます。

 娘がどうとか、ジョンソン将軍のときはなかった伏線もあったのに。私が子どもに興味を示さず、「親戚が倒れてお金が必要」とか言ったためか、またしても箱の話になってしまいました。
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