89 / 400
ツギハギ化けの皮
しおりを挟む
どんなに力込めて書いても
どうせ私のはマネっこなんだわ
どっかで見たようなものばかり
敵わない
叶わない
才能の限界の壁を無意味に蹴っ飛ばす
なんて実際は蹴っ飛ばせやしない
鈍い音がして足が痛いだけ
私が喜ばれたのは大抵
私じゃなかったときばかり
買ったお菓子をプレゼントしたり
有名作品のパロディがウケたり
良いものは買うのが確実よね
お世辞が古傷に染みるわ
ああ
ないんだろうか才能が
思いついても思い立っても
吉日なんてないのかしら
私のやること為すことすべて
誰かが先にやっている
だって
給食も最後まで食べてたし
駆けっこでもいつも最後だったもの
仕方ないじゃない
どうせいつも私は後追いなのよ
見返してやる相手を探していたけど
それは自分だった
けれど見返せやしないって覚ったわ
こんなはずじゃなかったのに
ここで諦めたら一生負けるのよ自分に
こんなことしてる場合じゃないのに
立てるうちに立て
走れるうちに走れ
落ちこぼれ脱却目指して
釣り上げられた魚が暴れるごとく
最後の抵抗
人はすべて
自由に幸せに生きるために
生まれるんじゃないの?
そうじゃないなら夢を見せないでよ
幸せに生きる能力をよこしなさいよ
どうせ私のはマネっこなんだわ
どっかで見たようなものばかり
敵わない
叶わない
才能の限界の壁を無意味に蹴っ飛ばす
なんて実際は蹴っ飛ばせやしない
鈍い音がして足が痛いだけ
私が喜ばれたのは大抵
私じゃなかったときばかり
買ったお菓子をプレゼントしたり
有名作品のパロディがウケたり
良いものは買うのが確実よね
お世辞が古傷に染みるわ
ああ
ないんだろうか才能が
思いついても思い立っても
吉日なんてないのかしら
私のやること為すことすべて
誰かが先にやっている
だって
給食も最後まで食べてたし
駆けっこでもいつも最後だったもの
仕方ないじゃない
どうせいつも私は後追いなのよ
見返してやる相手を探していたけど
それは自分だった
けれど見返せやしないって覚ったわ
こんなはずじゃなかったのに
ここで諦めたら一生負けるのよ自分に
こんなことしてる場合じゃないのに
立てるうちに立て
走れるうちに走れ
落ちこぼれ脱却目指して
釣り上げられた魚が暴れるごとく
最後の抵抗
人はすべて
自由に幸せに生きるために
生まれるんじゃないの?
そうじゃないなら夢を見せないでよ
幸せに生きる能力をよこしなさいよ
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる