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現状まだまだ
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この間、景色を撮っていたら、不意にアブのような虫が肩に止まり、ビックリして振り払ってしまいました。
アブは寒くて暖をとろうとしただけだろうに、振り払うなんて可哀想なことをしました……。
どうもまだ、顔に向かって何かが飛んでくるとか、頭上から羽音だけ聞こえて正体が分からないとか、そういう状況が苦手です。以前も耳あたりに飛んできたナミテントウを、驚いてはたき落としてしまうという、申し訳ないことをしました……。その後、ナミテントウが歩いたり毛繕いしたり飛んだりしたのを確認できてホッとしましたが……とにかく虫にビビらなくなりたいです。と望みながら、ずっとビビっている……。
人や脊椎動物とかが相手なら、なんとなく、「他の子のことは愛していないけど貴方だけを愛しているわ」という「1対1の愛情」が通用しそうで、誰かに対して過ちを犯してしまっても、別の誰かに対して過ちを犯したことにはならない感じもするんですが……。
虫ってどうも、ナウシカの王蟲が「我々は個にして全、全にして個」とか言っていたように、生き物や世界全体を愛さないと、愛情が通用しないんじゃないか、って気がしますね。こっちもすべて、向こうもすべて、みたいな。
虫に知能や感情がないという説もある、というか、基本そういう説になっていますが、どうもそうは見えない。その上で、虫が人間になつかないのは、短い虫生の中で他者に構っている暇がないから? あるいは、人類が虫を嫌っているという全体的な感情が伝わっているから?
とかいう仮説はともかく。羽を休めようとして肩に乗った虫を振り払っておきながら、「私は虫が好きです」などと言って虫に歩み寄るフリなどしても、虫はこちらの蛮行などお見通しなのではないか、そんな気がしてしまいます。
とにかく、虫に驚かず、無礼を働かないところを目指し、それをクリアしないと、次ステージに行けないかもしれませんね。
アブは寒くて暖をとろうとしただけだろうに、振り払うなんて可哀想なことをしました……。
どうもまだ、顔に向かって何かが飛んでくるとか、頭上から羽音だけ聞こえて正体が分からないとか、そういう状況が苦手です。以前も耳あたりに飛んできたナミテントウを、驚いてはたき落としてしまうという、申し訳ないことをしました……。その後、ナミテントウが歩いたり毛繕いしたり飛んだりしたのを確認できてホッとしましたが……とにかく虫にビビらなくなりたいです。と望みながら、ずっとビビっている……。
人や脊椎動物とかが相手なら、なんとなく、「他の子のことは愛していないけど貴方だけを愛しているわ」という「1対1の愛情」が通用しそうで、誰かに対して過ちを犯してしまっても、別の誰かに対して過ちを犯したことにはならない感じもするんですが……。
虫ってどうも、ナウシカの王蟲が「我々は個にして全、全にして個」とか言っていたように、生き物や世界全体を愛さないと、愛情が通用しないんじゃないか、って気がしますね。こっちもすべて、向こうもすべて、みたいな。
虫に知能や感情がないという説もある、というか、基本そういう説になっていますが、どうもそうは見えない。その上で、虫が人間になつかないのは、短い虫生の中で他者に構っている暇がないから? あるいは、人類が虫を嫌っているという全体的な感情が伝わっているから?
とかいう仮説はともかく。羽を休めようとして肩に乗った虫を振り払っておきながら、「私は虫が好きです」などと言って虫に歩み寄るフリなどしても、虫はこちらの蛮行などお見通しなのではないか、そんな気がしてしまいます。
とにかく、虫に驚かず、無礼を働かないところを目指し、それをクリアしないと、次ステージに行けないかもしれませんね。
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そして彼らは平然と去って行くという……さすが虫! 強い生き物だぜと思ってます。
haruchiさん ありがとうございます~(T_T)
アブラムシやアカムシユスリカなどの静かな子が、腕やお腹に止まる程度なら落ち着いていられますが、アブとか大きめの子がけっこうなスピードで頭回りに来ると、ビックリしてしまいますね(^。^;)
私も、木や壁だと思われたのか、アシナガバチがまっすぐこちらに飛んできたりしてビビりました(´▽`*;)
本当に、虫はたくましいですね~!