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月澄狸
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(偽善者のつぶやき)「命の重み」を認められるのって一部の生き物だけだよね。「残酷」って何だろう。
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「命の大切さ」などと「命」という言葉自体は大切にされるけれど……。テレビや新聞で出てくる「命」というものは、人間やペットなど「殺さず守るべき生き物」のことだ。しかし命というのは蚊にもゴキブリにもカビにも、牛やニワトリにも、微生物にも植物にもある。「命を大切に」ということは殺菌も草むしりもしないのか? そんなことはないはず。「命」の格差というか差別というか……。同じ命なのに暗黙の了解で「大事にすべき命」と「殺されるべき命」がある。なぜ人は、限定的で差別的な概念に対して「命」という壮大な言葉を使いたがるのか。と言いつつ私も「命」という言葉を乱用している。
オオチョウバエの幼虫
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人類の脅威や人間関係に疲れたら、逆さハートなオオチョウバエでも眺めて癒されましょう。
幼虫のエッセイですが幼虫の写真はありません。ごめんなさい。
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月澄狸
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世界のせいだったら誰かへの個人攻撃じゃないし、自分のせいにもしなくて済む。だからお気に入りだけど、これも逃げなんだなぁ……。
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