男女について考える(ほとんど憶測と偏見とヒステリー)

月澄狸

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低用量ピルの服用を開始

生理がきたので低用量ピル服用開始

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14日目

 ヒミコ、おはよう。さて、今日は西の平原のボスの猪:ガイア・レイア・バロゥフと戦いに行こう。その前にご飯を食べよう。使う食材は『ジャガイモ』のみ。ジャガイモを薄くスライスし、油をたくさん入れたフライパンの中でパリパリのなるまで揚げていく。挙がったジャガイモにシオの実、コショウの実をつぶした物を振りかけて完成。
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ポテトチップス
ランク1
カテゴリー:【料理】
耐久度:60
品質:標準品質
効果:満腹度+10%
   アタック+1
解説:パリパリっとしたジャガイモの味が絶品
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 おお、効果にステータスアップがついた。これが【料理】スキルの効果か。どうやらこのステータスアップ:料理バフは一種類しか付けられない。しかし満腹度は回復するし料理バフについては選択可能だそうだ。

 さてガイア・レイア・バロゥフ対策のためにあるスキルをレベル上げして挑戦だ。


「見つけた」

 西の平原のアプリの樹のいる場所でガイア・レイア・バロゥフがアプリの実を食べていた。装備よし、場所探しも良し、作戦準備も良し。さあ行こうか、ヒミコ。

 僕はまだ気づいていないガイア・レイア・バロゥフに向けて矢を構える。まずは普通の攻撃でダメージが入るか確認だ。

シュッ

 僕の放った矢はガイア・レイア・バロゥフに当たるがわずかなダメージエフェクトだけで。そしてガイア・レイア・バロゥフはアプリの実を食べるのをやめ、こちらに意識を向けた。

「ブォォォォ」
「よしまずは例の場所まで逃げながらどんな攻撃が通用するか見るよ」
「コン!」

 ガイア・レイア・バロゥフは僕らの方向にすごいスピードで突っ込んできた。僕はある場所へ向けて必死に走ったが、どうやらガイア・レイア・バロゥフのスピードの方が速く少しずつ近づいて来た。

 ガイア・レイア・バロゥフは追尾機能が高く、走りながら少しずつ方向を変えてもすぐに修正してきた。なのである一定の距離までガイア・レイア・バロゥフが近付いて来たらその場で振り返りガイア・レイア・バロゥフと相対します。
 
そして【ステップ】込みの全力横飛びでガイア・レイア・バロゥフの突進を回避します。ガイア・レイア・バロゥフの突進には衝撃波を周りに与えるため、完全に回避が出来ずダメージをくらいますが、ガイア・レイア・バロゥフが僕を抜き去ると急ブレーキした後、方向転換し再度突進をしてきます。この急ブレーキをした時に自分が使える火、風、土、光の魔法を使い攻撃してみた。どうやらどの属性の魔法も効いているようだ。

 といってもわずかのダメージなため、すかさず突進してくる。このまま急ブレーキの隙をついて攻撃すれば勝てそうな気がするが、おそらくグレータ―ポイズンスパイダーみたいに形態変化が合るかもしれないから、今のうちにいろいろ試しておこう。

 僕は魔法で攻撃するのを辞めて回避に専念してある場所に誘導する。

(よし、ここ!)

作戦第1弾発動。僕がガイア・レイア・バロゥフの突進をよけるとガイア・レイア・バロゥフは急ブレーキを踏みつつ方向を変えようとするがその足元の地面がなくなった。そしてガイア・レイア・バロゥフはそのまま穴に落ちていった。

 今回の落とし穴は土魔法を使ってガイア・レイア・バロゥフの背丈の二倍はあるように掘った。さてこのまま落ちたままならいいんだが。しかしうまくはいかなかった。落とし穴に近づこうとしたときいきなり落とし穴の地面が浮き上がりガイア・レイア・バロゥフが穴から出てきた。ガイア・レイア・バロゥフの身体にはわずかに魔力が巡っていた。

(わお、魔法使えるんだね。だったら最後の作戦のために場所の移動だ)

 僕はまたガイア・レイア・バロゥフを引き連れ今度は森の中を走り出す。ガイア・レイア・バロゥフは木々を粉砕しながら僕を追ってくる。そして5分後着いたのは周辺に緑の生えていない岩場だ。

(よし、ついた。さあ、作戦第2弾:真っ向勝負だ。行くよヒミコ)

 そう、作戦第2弾・・・というか作戦ではないけどここからはガイア・レイア・バロゥフとの真っ向勝負だ。ここなら火も使えるから火も気も全力で戦える。まずはこれ。
 
 僕は【マジックバック】から1本のやくひんを取り出す。そしてガイア・レイア・バロゥフの突進を躱すと投げつける。薬品はガイア・レイア・バロゥフに当たるとガラスが割れ中身の紫色の液体がガイア・レイア・バロゥフに降りかかる。

 ガイア・レイア・バロゥフは気にせずに突進してくるが先ほどよりは動きが鈍くなっている。どうやら『低級毒ポーション』の効果で毒状態になったようだ。僕は動きが鈍くなったガイア・レイア・バロゥフに向かって大毒蜘蛛のナイフを構え

「【ダブルスラッシュ】」

 ガイア・レイア・バロゥフの突進を躱した僕は【ダブルスラッシュ】を叩きこむ。なかなかいいダメージが入った。ガイア・レイア・バロゥフは少しよろけると僕に向かって巨大な牙を振り回す。僕は【ステップ】で距離を取り躱すとすかさずヒミコが【狐火】でガイア・レイア・バロゥフを攻撃する。

 ガイア・レイア・バロゥフは余りの威力でたたらを踏み後退すると周囲に魔法陣が生まれ多数の岩の塊が形成された。その岩の塊は僕とヒミコを襲ってくるため急いで避けた。しかし避けた反動で動けなくなっている僕に向かってガイア・レイア・バロゥフは突進してきた。

(さすがに避けれない)

ドンッ

 僕はガイア・レイア・バロゥフの直撃を受け吹きとばされた。しかし直前に大毒蜘蛛の盾を構えたためダメージは削れたが、今ので400近くのダメージを受けた。さっきの落とし穴で思ったけどやっぱり魔法使ってくるんだ。だったら最後の作戦を発動しよう。

 僕は岩場を背にしてガイア・レイア・バロゥフから距離を取る。今までの突進の威力と急ブレーキの距離から考えてこのあたりだろう。僕に向けて突進してくるガイア・レイア・バロゥフを僕は【ステップ】で回避する。上空へ向けて。【ステップ】+ジャンプでガイア・レイア・バロゥフを飛び越えるとガイア・レイア・バロゥフはそのまま壁に激突した。そして

「ブオオオオォ」

 その巨大な牙が壁に突き刺さり抜けないでいた。

 よしっ、やっぱり突き刺さったな、その牙。

「【ダブルスラッシュ】」
「【強打】」
「【強蹴】」
「【正拳突き】」

 僕とヒミコはガイア・レイア・バロゥフの様子を見ながら脚の踏みつけに気を付け土の装甲や毛皮がない腹に向けて攻撃を加える。そして牙が外れそうになると腹から飛び出て距離を取った。

 ガイア・レイア・バロゥフはどうにか壁から牙を抜くとこちらをにらみ込んでくる。その牙には全体的にひびがはいっている。あの牙の感じあと一回が限度かな。
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うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)
【うだつの上がらないエッセイ集】

生き物の話や夢の日記、思い出や星占いの話など、思いついたことを色々詰め込んだ連載です。


良くも悪くも、星の回転は止まらない

【良くも悪くも、星の回転は止まらない】

詩集です。すぐ読める短いものが多いです。20編で完結しました。



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