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謎ルートに入った
命とか性って何だろう
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子宮に装着して妊娠を防ぐ系の器具はやはり、一度出産を経験した人向けの避妊方法らしい。出産していないと子宮の入り口が開いていなくて、取り付けにくい? 痛い? とか。
ジャスミンレディースクリニックというところの「避妊法」のページに「女性の排卵時期はかなりずれることが多く、うまく予測ができないのです」「コンドームはきちんと使用すれば、理論的にはいい避妊法です。ただし、一般的には結構妊娠しています。」と書いてある。
「コンドームで失敗した時には、アフターピルを速やかに使うようにすれば避妊率がかなり改善されます。緊急時に使用できるようにアフターピルを手元に持っておくのがおすすめです。」とも書いてある。
なるほど、アフターピル、失敗したときに求める発想しかなかったけれど、手元に置いておけばたしかに安心だ。でもピルは受診してもらうものって書いてあった気がするし、薬局とかでは買えないようだ。病院で「何もないけどください」って言っても、もらえないのではないか。どうやったら手元に置いておけるだろう。
というか、アフターピルにすがるより、低用量ピルを服用するのがやはり一番良いんだろう。お金と手間はかかるし、副作用は心配だし、生理痛とか生理の悩みは特に無いので、勇気がいるけれど。
今までの情報でも大体一緒だった。リズム法は不確実、コンドームはそれなりに失敗する、と。女性が選べる避妊方法では、低用量ピルが一番良いのだ。
ただ、私は妊娠を恐れて避妊と中絶のことばかり考えているし、それを最初の方で彼に伝えたけれど、こちらの言い分ばかり押し付けると、相手の意見が引っ込む可能性がある。
彼は「子孫を残したい」という希望とかは無かったんだろうか。明確じゃなくても、「いつか子どもを持ちたいな」とか。
聞けば良いんだけど。もし子孫を残したいなら、やはり私では……。
たまたまたどり着いた、プレジデントオンラインというサイトの「夫がしでかした致命的なミス。妊活の夜に妻が激怒した理由とは――『不妊男子』第3話」というページを見ていた。
子どもが欲しくて、子作りのために必死で努力する妻と、「そのうち妊娠するって」と悠長な夫。
女性の妊娠能力は年々下がっていく。子どもが欲しくて、でもできなくて、焦り落胆する女性たち。そんな話も見てきた。
かたや妊娠が怖くてしょうがない人、中絶する人。
今まで赤ちゃんという存在は、たくさん堕ろされ、殺されてきたんだろう。望まれても得られない命、望まれないのに発生する命。なんか不公平な感じがする。人命って何だろう。
私はどちらかといえば半出生主義に傾いた。
うまく社会に馴染める人、人生を楽しめる人は良い。でもうまく生きられないならば、生まれてくる子どもが可哀想。
けどそれは社会不適合者の自分だからそう思うのであって、「辛いこともあるけど楽しいことも多い」という考えで幸せに生きていける人は、半出生主義的な考えに首を傾げるだろう。
『「子ども欲しい なぜ』で検索」のエピソードで、人々が子どもを作る理由を探っていたが、中には「私以外、この人(夫)の子孫を残してあげられる人はいないんだ」「この人の子どもを産んであげたい」と感じ、子どもを産んだ女性もいたようだった。
私はといえばどうだろう。自分が生きることばかり。自分の不幸とか自分の幸せとか、自分の納得できる考えとか、そこにしか焦点が合わない。
意思を有耶無耶にすれば、後悔はより大きくなるだろう。何も考えずに中絶するより、一応考えて避妊や中絶をした方が、何か少しは命への誠意がある気がする。
けれど、生理がきて「やった~、今月は避妊成功~」とか思っているような、自分の幸せしか考えられないような今の段階で性と向き合うというのは、やはり命を軽んじ、弄んでいる感じがする。
肉体年齢はそろそろ、妊娠・出産適齢期を終えてゆくが、精神年齢はまだまだ低い。無知で行き当たりばったり。
私はこれで良い、しょうがないと開き直っているのだが、私なんかに時間を割こうとする人は……それで良いのだろうか。他の人となら、子孫を残し、幸せな子育てをできるかもしれないのに。
一人で生きる孤独や不安と、妊娠の不安や恐怖と、天秤にかけるものなのか。
子育て番組を見ていたけれど、やっぱり無理だ。見ているだけでもしんどい。
小さな子は泣き喚くし、大きくなったらなったでコミュニケーションを取るのが難しくなるだろう。表面上だけで生きてきた私には無理だ。私がまだ、人生に納得していないのに、人生を嫌がって抵抗する子どもを納得させるなど無理だ。
コミュニケーションも苦手だし、家事などの作業も。子どものために服や食べ物を選ぶとか、子どもの成長段階に合わせて考えるとか、とっさの判断で子どもを守るとか、何もかもできそうにない、やる気がない。
イクメンとかいう言葉はあっても、まだまだ、基本的に子どもを守り育てるのはお母さんだろう。
私はお母さんになれない。自分が人間になることすらできていないもの。
普通、私の考えや性格は人生に反映されるはずなのに、「性」については体が勝手に機能してしまい、「妊娠しない」選択は難しいのだろう。私の意思だけでそうできるものではない。
私があれこれ考えることなど、私の女性機能に効果がない。「まだ妊娠しないでおこう」などと体をコントロールすることができない。どうして私の体なのに、私の意見が反映されないのだろう。
恋は楽しい。人と関われると嬉しい。頼ってばかりじゃいけないけど、頼れる人がいるのが安心する。
人生の不安が和らぐ。私なんかを愛してくれる人もいるのだと、世界から愛された気持ちになる。
ここに妊娠さえ入ってこなければ、「私の」平和は保たれる。けれど生物的には、オスとメスの出会いは繁殖のためのものである。
人は恋やセックスに愛だ何だと理屈をつけるけど。繁殖のための付き合いから繁殖を取ろうったって、無理なのか。
子どもを作る選択・作らない選択が完全にできればいいのに。体は言うことを聞かない。子どもを産みたい人に子どもができない、子どもが欲しくない人に子どもができる。
命が可哀想。望まれる人のところへ行ってくれたらいいのに。
そりゃ、こんなに犠牲を産む社会ならば、全体的にどんよりとしているはずだ。目に見えた殺人だけが殺人ではなく、性という重いものがついて回り、死の臭いが漂っているのだろう。赤ちゃんが何万人も殺されているのだろう。そして私もそれをやるかもしれない。
一人で生きるのも不安。繁殖の可能性がある未来も不安。
「ずっと避妊をしていたっぽい夫婦に子どもができた」というような話をちらほら聞く。彼らは手探りで子育てをしていく。中絶しないなんて偉いよなぁ。
命がどうとか、偉そうに偽善を垂れてきた自分はどうだ。何もコントロールできていない。無責任なことばかりして。
何も分かっていなかったけれど、結局知っても分からないまま。一緒というか、退化しているというか。
ここに手軽で完璧な避妊方法さえあれば、私個人、そして妊娠を望まないカップルや夫婦が救われるのだろうが……。
ジャスミンレディースクリニックというところの「避妊法」のページに「女性の排卵時期はかなりずれることが多く、うまく予測ができないのです」「コンドームはきちんと使用すれば、理論的にはいい避妊法です。ただし、一般的には結構妊娠しています。」と書いてある。
「コンドームで失敗した時には、アフターピルを速やかに使うようにすれば避妊率がかなり改善されます。緊急時に使用できるようにアフターピルを手元に持っておくのがおすすめです。」とも書いてある。
なるほど、アフターピル、失敗したときに求める発想しかなかったけれど、手元に置いておけばたしかに安心だ。でもピルは受診してもらうものって書いてあった気がするし、薬局とかでは買えないようだ。病院で「何もないけどください」って言っても、もらえないのではないか。どうやったら手元に置いておけるだろう。
というか、アフターピルにすがるより、低用量ピルを服用するのがやはり一番良いんだろう。お金と手間はかかるし、副作用は心配だし、生理痛とか生理の悩みは特に無いので、勇気がいるけれど。
今までの情報でも大体一緒だった。リズム法は不確実、コンドームはそれなりに失敗する、と。女性が選べる避妊方法では、低用量ピルが一番良いのだ。
ただ、私は妊娠を恐れて避妊と中絶のことばかり考えているし、それを最初の方で彼に伝えたけれど、こちらの言い分ばかり押し付けると、相手の意見が引っ込む可能性がある。
彼は「子孫を残したい」という希望とかは無かったんだろうか。明確じゃなくても、「いつか子どもを持ちたいな」とか。
聞けば良いんだけど。もし子孫を残したいなら、やはり私では……。
たまたまたどり着いた、プレジデントオンラインというサイトの「夫がしでかした致命的なミス。妊活の夜に妻が激怒した理由とは――『不妊男子』第3話」というページを見ていた。
子どもが欲しくて、子作りのために必死で努力する妻と、「そのうち妊娠するって」と悠長な夫。
女性の妊娠能力は年々下がっていく。子どもが欲しくて、でもできなくて、焦り落胆する女性たち。そんな話も見てきた。
かたや妊娠が怖くてしょうがない人、中絶する人。
今まで赤ちゃんという存在は、たくさん堕ろされ、殺されてきたんだろう。望まれても得られない命、望まれないのに発生する命。なんか不公平な感じがする。人命って何だろう。
私はどちらかといえば半出生主義に傾いた。
うまく社会に馴染める人、人生を楽しめる人は良い。でもうまく生きられないならば、生まれてくる子どもが可哀想。
けどそれは社会不適合者の自分だからそう思うのであって、「辛いこともあるけど楽しいことも多い」という考えで幸せに生きていける人は、半出生主義的な考えに首を傾げるだろう。
『「子ども欲しい なぜ』で検索」のエピソードで、人々が子どもを作る理由を探っていたが、中には「私以外、この人(夫)の子孫を残してあげられる人はいないんだ」「この人の子どもを産んであげたい」と感じ、子どもを産んだ女性もいたようだった。
私はといえばどうだろう。自分が生きることばかり。自分の不幸とか自分の幸せとか、自分の納得できる考えとか、そこにしか焦点が合わない。
意思を有耶無耶にすれば、後悔はより大きくなるだろう。何も考えずに中絶するより、一応考えて避妊や中絶をした方が、何か少しは命への誠意がある気がする。
けれど、生理がきて「やった~、今月は避妊成功~」とか思っているような、自分の幸せしか考えられないような今の段階で性と向き合うというのは、やはり命を軽んじ、弄んでいる感じがする。
肉体年齢はそろそろ、妊娠・出産適齢期を終えてゆくが、精神年齢はまだまだ低い。無知で行き当たりばったり。
私はこれで良い、しょうがないと開き直っているのだが、私なんかに時間を割こうとする人は……それで良いのだろうか。他の人となら、子孫を残し、幸せな子育てをできるかもしれないのに。
一人で生きる孤独や不安と、妊娠の不安や恐怖と、天秤にかけるものなのか。
子育て番組を見ていたけれど、やっぱり無理だ。見ているだけでもしんどい。
小さな子は泣き喚くし、大きくなったらなったでコミュニケーションを取るのが難しくなるだろう。表面上だけで生きてきた私には無理だ。私がまだ、人生に納得していないのに、人生を嫌がって抵抗する子どもを納得させるなど無理だ。
コミュニケーションも苦手だし、家事などの作業も。子どものために服や食べ物を選ぶとか、子どもの成長段階に合わせて考えるとか、とっさの判断で子どもを守るとか、何もかもできそうにない、やる気がない。
イクメンとかいう言葉はあっても、まだまだ、基本的に子どもを守り育てるのはお母さんだろう。
私はお母さんになれない。自分が人間になることすらできていないもの。
普通、私の考えや性格は人生に反映されるはずなのに、「性」については体が勝手に機能してしまい、「妊娠しない」選択は難しいのだろう。私の意思だけでそうできるものではない。
私があれこれ考えることなど、私の女性機能に効果がない。「まだ妊娠しないでおこう」などと体をコントロールすることができない。どうして私の体なのに、私の意見が反映されないのだろう。
恋は楽しい。人と関われると嬉しい。頼ってばかりじゃいけないけど、頼れる人がいるのが安心する。
人生の不安が和らぐ。私なんかを愛してくれる人もいるのだと、世界から愛された気持ちになる。
ここに妊娠さえ入ってこなければ、「私の」平和は保たれる。けれど生物的には、オスとメスの出会いは繁殖のためのものである。
人は恋やセックスに愛だ何だと理屈をつけるけど。繁殖のための付き合いから繁殖を取ろうったって、無理なのか。
子どもを作る選択・作らない選択が完全にできればいいのに。体は言うことを聞かない。子どもを産みたい人に子どもができない、子どもが欲しくない人に子どもができる。
命が可哀想。望まれる人のところへ行ってくれたらいいのに。
そりゃ、こんなに犠牲を産む社会ならば、全体的にどんよりとしているはずだ。目に見えた殺人だけが殺人ではなく、性という重いものがついて回り、死の臭いが漂っているのだろう。赤ちゃんが何万人も殺されているのだろう。そして私もそれをやるかもしれない。
一人で生きるのも不安。繁殖の可能性がある未来も不安。
「ずっと避妊をしていたっぽい夫婦に子どもができた」というような話をちらほら聞く。彼らは手探りで子育てをしていく。中絶しないなんて偉いよなぁ。
命がどうとか、偉そうに偽善を垂れてきた自分はどうだ。何もコントロールできていない。無責任なことばかりして。
何も分かっていなかったけれど、結局知っても分からないまま。一緒というか、退化しているというか。
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