11 / 166
男女共用トイレから考える「差別か? 事実か?」
しおりを挟む
アミューズメント施設のトイレに入ろうとすると、男女兼用トイレが空いていた。が、女性が一人、男女兼用トイレに入らずに、女性用トイレに並んでいるようだった。
あれっ、男女兼用トイレに入らないのかな? 気づいていないのかな? 良いのかな?
私は空いている男女兼用トイレに入った。
……正直小便臭い。足元には尿らしき水たまり。それを避けながら用を足す。
そういえばサバイバル番組で、人間の男性の尿は自然界でのマーキングに使えるけれど、女性の尿は匂いが薄いから、マーキングに使えないと言っていたような。
ジェンダーとか、女子トイレ混雑問題とかで、トイレをジェンダーフリー化しようという話を聞いた。私もこういう共用トイレを増やすのは良いんじゃないかと思っていた、が……。
足元が尿で濡れて小便臭かったのはたまたまか? いつもこうなのか?
何度か確かめないとなんとも言えないが、あちこち小便だらけになるようではちょっと……。
と、こんなこと言うと、男性差別のように聞こえる。
そもそも差別って何だっけ。差別と事実の違いとは?
「包茎の人のを舐めたら不衛生で臭かった」とか、「性転換手術をした人の性格がどんどん荒れていった」とか、根拠があるのかないのか、たまたまなのか、一定数そういうことが起こり得るのか、よく分からない情報がネット上に溢れている。
「男性の性機能にも生理がある」という情報があり、「その話は医学的根拠がない」という情報もあった。
フェイクか真実か分からないことだらけ。ネットのみならず、今時本でもそんなものかもしれない。
「専門家によると……」と言われた情報は信憑性が増すが、本当に専門家が言ったのかどうか分からない、でっち上げの情報もあるだろうし、実際にあった専門家の言葉だとしても、それぞれ言うことも違うだろう。科学者の間で様々な学説(?)が語られたりもしているんだから。
人は今までに出会ってきた人のタイプによって、個人的な偏見が増したりもする。
私は男運が悪い(恋愛じゃないから「男運」という言葉は使わないか……じゃあ何だ?)ので、男性への偏見が増しまくっており、現在では多くの方に親切にしていただいているというのに、偏見がなかなか治らない。
物事をニュートラルかつ正確に、感情的にならずに捉えるというのは、なかなか難しそうだ。
あれっ、男女兼用トイレに入らないのかな? 気づいていないのかな? 良いのかな?
私は空いている男女兼用トイレに入った。
……正直小便臭い。足元には尿らしき水たまり。それを避けながら用を足す。
そういえばサバイバル番組で、人間の男性の尿は自然界でのマーキングに使えるけれど、女性の尿は匂いが薄いから、マーキングに使えないと言っていたような。
ジェンダーとか、女子トイレ混雑問題とかで、トイレをジェンダーフリー化しようという話を聞いた。私もこういう共用トイレを増やすのは良いんじゃないかと思っていた、が……。
足元が尿で濡れて小便臭かったのはたまたまか? いつもこうなのか?
何度か確かめないとなんとも言えないが、あちこち小便だらけになるようではちょっと……。
と、こんなこと言うと、男性差別のように聞こえる。
そもそも差別って何だっけ。差別と事実の違いとは?
「包茎の人のを舐めたら不衛生で臭かった」とか、「性転換手術をした人の性格がどんどん荒れていった」とか、根拠があるのかないのか、たまたまなのか、一定数そういうことが起こり得るのか、よく分からない情報がネット上に溢れている。
「男性の性機能にも生理がある」という情報があり、「その話は医学的根拠がない」という情報もあった。
フェイクか真実か分からないことだらけ。ネットのみならず、今時本でもそんなものかもしれない。
「専門家によると……」と言われた情報は信憑性が増すが、本当に専門家が言ったのかどうか分からない、でっち上げの情報もあるだろうし、実際にあった専門家の言葉だとしても、それぞれ言うことも違うだろう。科学者の間で様々な学説(?)が語られたりもしているんだから。
人は今までに出会ってきた人のタイプによって、個人的な偏見が増したりもする。
私は男運が悪い(恋愛じゃないから「男運」という言葉は使わないか……じゃあ何だ?)ので、男性への偏見が増しまくっており、現在では多くの方に親切にしていただいているというのに、偏見がなかなか治らない。
物事をニュートラルかつ正確に、感情的にならずに捉えるというのは、なかなか難しそうだ。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
ネコは侵略的外来種ワースト100に入っているのに良いイメージで、他の外来種や害獣ばかり悪者・問題扱いされるのは何故?
月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
良いイメージの付いている生き物と悪いイメージの生き物。同じ侵略的外来種で、どちらも生態系へ影響を与える生き物であっても、なんとなくイメージに違いがある。みんな同じ命であり、自らの本能と役割にそって一生懸命生きているだけなのに、なぜ印象に違いが出てくるんだろう?
うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)
月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
今日もうだつが上がらなかった。
でもまあ良いじゃないか。うだつの画像ならネットにたくさんある。うだつが見たければ画像検索すればいい。
そんなうだつとは防火壁のこと。炎上対策は大事だね。
※この作品はエッセイ集のため、気になったページをパラパラめくるとか、好きなところから好きなように読んでいただけると嬉しいです。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
後悔と快感の中で
なつき
エッセイ・ノンフィクション
後悔してる私
快感に溺れてしまってる私
なつきの体験談かも知れないです
もしもあの人達がこれを読んだらどうしよう
もっと後悔して
もっと溺れてしまうかも
※感想を聞かせてもらえたらうれしいです
世の中色々な人がいる、ということに時々疲れる。
月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
世の中色々な人がいる。ハッピーな時に聞いたら素敵な言葉だ。まだ見ぬ世界が広がっていて、これから色んな人に出会う可能性があるのだから。
でも色々な人がいるということは、色々考慮しないといけないわけで。善なのか悪なのか判断のつかないこともある。世界に善も悪もないけれど。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる