76 / 78
終章・ハッピーDom/subライフ
1.
しおりを挟む
「なぁなぁ、ローションストッキングって、知ってる?」
新学期が始まって早々の昼休み。夏休み中にネタを仕入れたらしい柳瀬が、身を乗り出すように聞いてきた。
なんかエロい匂いのするやつだ。オレがチラッと横目で見ると、海老沢は警戒するような微妙な顔だった。
「ストッキングってあれか、銀行強盗が頭にかぶってるやつ?」
「バカお前それなんか混ざってるわ。女子が履くやつだよ、スカートの下に。」
「あぁ、それが何?ローションどうすんの?」
加古も秋山も、こっち見ないで食ってるけど、興味津々で聞いてるのは絶対間違いない。
エロい話が好きじゃない男なんかいない。
でも海老沢だけが、続きを聞きたくないみたいにそわそわと弁当をしまい始めた。
「ストッキングをな、ローションでべとべとにしてぇ、こうさ、先っちょに被せてゆるーくごしごしするって、そんだけなんだけどさ。」
「ほう。」
「なんかもぉ、ヤバイらしいぜ。悦すぎて漏らしちゃうってさ…… 」
「ほおぉ!」
それはいい。非常に興味深い。
そんな話を聞いた暁には、是非試してみなければ。
期待と愛情に満ちた目を向けたら、海老沢はすごく嫌そうな横目でオレを見ていた。
新学期が始まって早々の昼休み。夏休み中にネタを仕入れたらしい柳瀬が、身を乗り出すように聞いてきた。
なんかエロい匂いのするやつだ。オレがチラッと横目で見ると、海老沢は警戒するような微妙な顔だった。
「ストッキングってあれか、銀行強盗が頭にかぶってるやつ?」
「バカお前それなんか混ざってるわ。女子が履くやつだよ、スカートの下に。」
「あぁ、それが何?ローションどうすんの?」
加古も秋山も、こっち見ないで食ってるけど、興味津々で聞いてるのは絶対間違いない。
エロい話が好きじゃない男なんかいない。
でも海老沢だけが、続きを聞きたくないみたいにそわそわと弁当をしまい始めた。
「ストッキングをな、ローションでべとべとにしてぇ、こうさ、先っちょに被せてゆるーくごしごしするって、そんだけなんだけどさ。」
「ほう。」
「なんかもぉ、ヤバイらしいぜ。悦すぎて漏らしちゃうってさ…… 」
「ほおぉ!」
それはいい。非常に興味深い。
そんな話を聞いた暁には、是非試してみなければ。
期待と愛情に満ちた目を向けたら、海老沢はすごく嫌そうな横目でオレを見ていた。
0
お気に入りに追加
894
あなたにおすすめの小説

こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる