詩集

いぶさん

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アイツがブドウが好きなワケ

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アレはきっと そうだきっと 幸せの味だ

神様がダメだ 絶対ダメだと 禁じられた味だ



そう 神様が言うほど きっと、きっと

食べただけで 幸せになれるハズ

そう信じて 二人だけで食べた



その味は 知恵の味

そうそれは 知恵の実



分かんないコトが 分かるようになったけど

二人は そこに居れなくなった



コレはきっと そうだきっと 幸せの味だ

神様がダメだ 絶対ダメだと 禁じられた味だ



そう 神様が言うには きっと片方

食べたんだから あっちの実も食べるハズ

疑って 二人だけ追放した



その味は 生命の味

そうそれは 生命の実



それも食べるなんてコトが あるか分からなかったけど

二人は そこに居れなくなった



数千年時が経っても あの味は忘れないよ

二人だけで食べた



この味は 知恵の味

そうこれは 知恵の実



嗚呼、数千年時が経っても あの味は忘れないよ

数千年時が経っても 二人はまた巡り合った



ここは3万2千円のアパート

「あっメールが来た」



『来週ブドウを持って行こうか?

きっと美味しいぞ』
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