46 / 57
第四十六話 交渉
しおりを挟む
「!」
身体は動揺した、と同時に
「それなら話は早いな」
今をベストなタイミングと見込んだ。
「今回、あの石をロケットに入れて宇宙に還す。その代わりに今後、人間を襲って来ない様にしてもらいたい。どうだ?」
『……』
数秒の時間が過ぎた。そして、ゾムビーの親玉は口を開く。
『直グニハ、答エハ出セナイ。ソチラノ都合モアルダロウ……マズハ三ツ。三ツノ石ヲ宇宙ニ送ッテクレルカ? 話ハソレカラダ』
「分かった。早急に三つのあの石を宇宙へ送る。それが確認できたらこちらを認めてくれるかどうか、その段階に入ったと見る」
『ヨロシイ。ソレデ手ヲ打トウ。ソレデハ、サラバダ』
「ジー、ジー……ブブー」
再び通信回路に異変が。
「ジージー」
『繋がりマシタか?』
N州支部の者がモニターに映った。
『今のやり取りデスが、こちらにも同じ映像、音声が流れていた為理解する事が出来マシタ』
『そうか……』
身体は返す。
『まずハ、三つ……デシタね。あちらから通信を行ってきたのが幸運デシタ。早急にロケットを手配シマース』
『……頼む』
『分かりマシタ。デハ、失礼しマース』
『ああ、じゃあ……な』
「プツンッ」
モニターがオフになり、通信回路も遮断された。
「副隊長! やりましたね。こんなに上手く事が運ぶなんて!」
主人公が明るく身体に話し掛ける。
「……」
俯いた様子の身体。
「副隊長……?」
身体の左手を見ると、強く握った拳が。握り過ぎて血が滲んでいた。
「! 副隊長……」
「怖がらせてしまって、悪かったな」
身体が口を開く。
「俺とて、不本意だったんだ。いくら隊長の意向とは言え、隊長を殺したヤツらと和解なんて――、な。ゾムビーも、現場を知らないあの支部の者も嫌いだ……」
「……」
黙り込んでしまう主人公。
そこで、
「副隊長ォ! それでも! 前を向いて行くしか、無いんだい‼」
逃隠が口を開いた。
「隊長は! 和解を望んだんだい!! だから……だから!」
両目は涙で滲んでいた。
「分かった」
身体は逃隠に近付きながら言う。
「悪かったな、これじゃあ、隊長に顔向けできないな」
「ぽん」
逃隠の頭に手をやる。
「俺は前を向いて生きて行く」
「副隊長ォオオ」
身体に抱きつく逃隠。
「こらこら、止めないか」
それを見て、主人公は思う。
(サケル君が居てくれて良かった。僕じゃあすぐに声を掛けられなかった)
身体と逃隠がじゃれ合っている。
(僕も……やるんだ! 前を向いて生きて行こう)
宇宙――、例の不気味な球体の中で、ゾムビーの親玉がゾムビー達と話をしている。
『同胞達ヨ……奴ラ人間達ノ事ヲ信ジラレルカ……?』
「ゾムゾム……」
「ゾゾォ」
「ゾムバァ……」
『ヤハリ……ナ。ダガ慌テルナ。相手ガ裏切ッテ来タ場合ハ、ソレ相応ノ報イヲ受ケサセテヤル……』
hunter.N州支部――、
『早く! 約束の日まで時間が無いヨ』
急ピッチでロケット発射の準備が進められている。
(回想)
爆破や主人公達は、頭に直接呼びかけてくるような “音”を感じ取った。その音は、ロケットのコックピット等に居るパイロット達にも聞こえた。
『今回ハ、ココマデデ勘弁シテヤロウ。シカシ、我々ハ諦メンゾ。アノ石ヲ……。モウ7日、一週間後ニマタ戦力ヲ立テ直シテキサマラヲ襲ウ。セイゼイ余命ヲ楽シムンダナ。ハッハッハッハ』
“音”は徐々に消えていった。
(回想終了)
(あの石を欲していたゾムビーの親玉……和解の道は本当に在るのか……?)
N州支部の者は考え込む。
そして――、
『石は積んだな!?』
『確認済みです!!』
『分解装置の動作確認は!?』
『完了しています!!』
『よし、5分後、発射する!!』
遂に例の石が載ったロケットが発射される。
『スリー、ツー、ワン……』
「ゴゴゴゴゴゴゴ」
発射は成功に終わった様だった。
『成功……だな』
hunter.N州支部の隊員達はロケットの動向を伺う。
『現在、冥王星方向へ向けて進行中……ふぅ。ひとまずは安心だ』
『帰りの燃料の心配しないで済むから、楽なモンだな』
口々に言う隊員達。
日々は過ぎていき、約束の日の1日前になった。
Hunter内部、モニタリング室にて。
隊員が口を開く。
『ロケットどこまで行ったかなー』
『3日以上経ってる、相当遠くへ行っただろう』
すると――、
「バチバチ……ジー、ジー」
「!」
「!?」
いきなり、通信用のモニターの電源が入った。そして――、
『ゴキゲンヨウ、地上ノ諸君』
ゾムビーの親玉が話し掛けてきた。
「!」
「!!」
『上へ連絡だ。急げ』
『ラジャー』
隊員達は上司を呼ぶ様だった。
『アノ石ヲ載セタロケット、確カニ確認デキタ。礼ヲ言ウ』
『クソッ俺達で対応していいのか!? 上の者はまだ来られないのか!?』
『私ハ、身分ハ問ワナイ』
「!!」
『石ヲ確認デキタノデ、地上ニ居ルゾムビー達ニ指示ヲ出シ、攻撃ヲ止メサセル。更ニ頼ミガアル』
『……何だ?』
モニタリング室に居た隊員は少し冷や汗をかきながら問う。
『地上ニ散ラバッタ、全テノ石ヲコチラヘ返シテモライタイ』
「!?」
「!!」
隊員達は驚愕した。
『な……まだ石が地上に在るのか!?』
『少シ昔話ヲシヨウ。日本ノ組織ノ副隊長ハ分カッテイタヨウダッタナ、事ノ発端ヲ』
日は遡り、狩人ラボでゾムビーの親玉と通話した日――。
(回想)
『ゾムビーが地球に発生し始めたのは、我々地球人が宇宙に足を踏み入れて、ゾムビーのウイルスを地球に持ち帰ったからだ。違うか?』
『そ、……ソレは……』
『その時にあの石も数個持ち帰ったのだろう。ゾムビーが地上に発生した原因は、明らかに人間側にある』
(回想終了)
『あっ、あの時の会話か……!』
N州支部の隊員は数日前の会話を思い出す。
『ソウダ』
ゾムビーの親玉は話し始める。
『人類ハ宇宙ヲ目指シ、何度モ宇宙ヘトロケットヲ飛バシテキタ。ソシテ宇宙ニ存在シタ我々ノ体液ヤ、大切ニシテイル石ヲ奪イ去ッタ』
「‼」
「⁉」
隊員は真実に触れ、動揺する。
『石ハ当時、宇宙デハ互イニヒカレ合ッテイタ。ソノ為、奪ワレタ石ニ向カッテ十数個、宇宙カラ地球ヘト飛ンデ行ッタ。我々ノ同胞達ハ石ヲ奪還スベク、ロケットノ後ヲ追ッタ。ソシテ初メニ辿リ着イタノガアメリカノN州ダッタノダ』
『! ここが始まりの場所と言われているのは、その為だったのか……⁉』
ゾムビーの親玉の話を聞いた隊員は、更に真実を耳にする。
『ソノ他ノ同胞達ハ、地球ノ自転ト公転ノ為、マッスグハ向カッテ行ケズニ、結果的ニ地球ノ様々ナ場所ヘ降リ立ッテ行ッタ。ヒカレ合ッテイタ石モ同様ニ、様々ナ場所ヘ散リ散リトナッタ』
「ウィ――ン」
モニタリング室のドアが開いた。
身体は動揺した、と同時に
「それなら話は早いな」
今をベストなタイミングと見込んだ。
「今回、あの石をロケットに入れて宇宙に還す。その代わりに今後、人間を襲って来ない様にしてもらいたい。どうだ?」
『……』
数秒の時間が過ぎた。そして、ゾムビーの親玉は口を開く。
『直グニハ、答エハ出セナイ。ソチラノ都合モアルダロウ……マズハ三ツ。三ツノ石ヲ宇宙ニ送ッテクレルカ? 話ハソレカラダ』
「分かった。早急に三つのあの石を宇宙へ送る。それが確認できたらこちらを認めてくれるかどうか、その段階に入ったと見る」
『ヨロシイ。ソレデ手ヲ打トウ。ソレデハ、サラバダ』
「ジー、ジー……ブブー」
再び通信回路に異変が。
「ジージー」
『繋がりマシタか?』
N州支部の者がモニターに映った。
『今のやり取りデスが、こちらにも同じ映像、音声が流れていた為理解する事が出来マシタ』
『そうか……』
身体は返す。
『まずハ、三つ……デシタね。あちらから通信を行ってきたのが幸運デシタ。早急にロケットを手配シマース』
『……頼む』
『分かりマシタ。デハ、失礼しマース』
『ああ、じゃあ……な』
「プツンッ」
モニターがオフになり、通信回路も遮断された。
「副隊長! やりましたね。こんなに上手く事が運ぶなんて!」
主人公が明るく身体に話し掛ける。
「……」
俯いた様子の身体。
「副隊長……?」
身体の左手を見ると、強く握った拳が。握り過ぎて血が滲んでいた。
「! 副隊長……」
「怖がらせてしまって、悪かったな」
身体が口を開く。
「俺とて、不本意だったんだ。いくら隊長の意向とは言え、隊長を殺したヤツらと和解なんて――、な。ゾムビーも、現場を知らないあの支部の者も嫌いだ……」
「……」
黙り込んでしまう主人公。
そこで、
「副隊長ォ! それでも! 前を向いて行くしか、無いんだい‼」
逃隠が口を開いた。
「隊長は! 和解を望んだんだい!! だから……だから!」
両目は涙で滲んでいた。
「分かった」
身体は逃隠に近付きながら言う。
「悪かったな、これじゃあ、隊長に顔向けできないな」
「ぽん」
逃隠の頭に手をやる。
「俺は前を向いて生きて行く」
「副隊長ォオオ」
身体に抱きつく逃隠。
「こらこら、止めないか」
それを見て、主人公は思う。
(サケル君が居てくれて良かった。僕じゃあすぐに声を掛けられなかった)
身体と逃隠がじゃれ合っている。
(僕も……やるんだ! 前を向いて生きて行こう)
宇宙――、例の不気味な球体の中で、ゾムビーの親玉がゾムビー達と話をしている。
『同胞達ヨ……奴ラ人間達ノ事ヲ信ジラレルカ……?』
「ゾムゾム……」
「ゾゾォ」
「ゾムバァ……」
『ヤハリ……ナ。ダガ慌テルナ。相手ガ裏切ッテ来タ場合ハ、ソレ相応ノ報イヲ受ケサセテヤル……』
hunter.N州支部――、
『早く! 約束の日まで時間が無いヨ』
急ピッチでロケット発射の準備が進められている。
(回想)
爆破や主人公達は、頭に直接呼びかけてくるような “音”を感じ取った。その音は、ロケットのコックピット等に居るパイロット達にも聞こえた。
『今回ハ、ココマデデ勘弁シテヤロウ。シカシ、我々ハ諦メンゾ。アノ石ヲ……。モウ7日、一週間後ニマタ戦力ヲ立テ直シテキサマラヲ襲ウ。セイゼイ余命ヲ楽シムンダナ。ハッハッハッハ』
“音”は徐々に消えていった。
(回想終了)
(あの石を欲していたゾムビーの親玉……和解の道は本当に在るのか……?)
N州支部の者は考え込む。
そして――、
『石は積んだな!?』
『確認済みです!!』
『分解装置の動作確認は!?』
『完了しています!!』
『よし、5分後、発射する!!』
遂に例の石が載ったロケットが発射される。
『スリー、ツー、ワン……』
「ゴゴゴゴゴゴゴ」
発射は成功に終わった様だった。
『成功……だな』
hunter.N州支部の隊員達はロケットの動向を伺う。
『現在、冥王星方向へ向けて進行中……ふぅ。ひとまずは安心だ』
『帰りの燃料の心配しないで済むから、楽なモンだな』
口々に言う隊員達。
日々は過ぎていき、約束の日の1日前になった。
Hunter内部、モニタリング室にて。
隊員が口を開く。
『ロケットどこまで行ったかなー』
『3日以上経ってる、相当遠くへ行っただろう』
すると――、
「バチバチ……ジー、ジー」
「!」
「!?」
いきなり、通信用のモニターの電源が入った。そして――、
『ゴキゲンヨウ、地上ノ諸君』
ゾムビーの親玉が話し掛けてきた。
「!」
「!!」
『上へ連絡だ。急げ』
『ラジャー』
隊員達は上司を呼ぶ様だった。
『アノ石ヲ載セタロケット、確カニ確認デキタ。礼ヲ言ウ』
『クソッ俺達で対応していいのか!? 上の者はまだ来られないのか!?』
『私ハ、身分ハ問ワナイ』
「!!」
『石ヲ確認デキタノデ、地上ニ居ルゾムビー達ニ指示ヲ出シ、攻撃ヲ止メサセル。更ニ頼ミガアル』
『……何だ?』
モニタリング室に居た隊員は少し冷や汗をかきながら問う。
『地上ニ散ラバッタ、全テノ石ヲコチラヘ返シテモライタイ』
「!?」
「!!」
隊員達は驚愕した。
『な……まだ石が地上に在るのか!?』
『少シ昔話ヲシヨウ。日本ノ組織ノ副隊長ハ分カッテイタヨウダッタナ、事ノ発端ヲ』
日は遡り、狩人ラボでゾムビーの親玉と通話した日――。
(回想)
『ゾムビーが地球に発生し始めたのは、我々地球人が宇宙に足を踏み入れて、ゾムビーのウイルスを地球に持ち帰ったからだ。違うか?』
『そ、……ソレは……』
『その時にあの石も数個持ち帰ったのだろう。ゾムビーが地上に発生した原因は、明らかに人間側にある』
(回想終了)
『あっ、あの時の会話か……!』
N州支部の隊員は数日前の会話を思い出す。
『ソウダ』
ゾムビーの親玉は話し始める。
『人類ハ宇宙ヲ目指シ、何度モ宇宙ヘトロケットヲ飛バシテキタ。ソシテ宇宙ニ存在シタ我々ノ体液ヤ、大切ニシテイル石ヲ奪イ去ッタ』
「‼」
「⁉」
隊員は真実に触れ、動揺する。
『石ハ当時、宇宙デハ互イニヒカレ合ッテイタ。ソノ為、奪ワレタ石ニ向カッテ十数個、宇宙カラ地球ヘト飛ンデ行ッタ。我々ノ同胞達ハ石ヲ奪還スベク、ロケットノ後ヲ追ッタ。ソシテ初メニ辿リ着イタノガアメリカノN州ダッタノダ』
『! ここが始まりの場所と言われているのは、その為だったのか……⁉』
ゾムビーの親玉の話を聞いた隊員は、更に真実を耳にする。
『ソノ他ノ同胞達ハ、地球ノ自転ト公転ノ為、マッスグハ向カッテ行ケズニ、結果的ニ地球ノ様々ナ場所ヘ降リ立ッテ行ッタ。ヒカレ合ッテイタ石モ同様ニ、様々ナ場所ヘ散リ散リトナッタ』
「ウィ――ン」
モニタリング室のドアが開いた。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
王命を忘れた恋
須木 水夏
恋愛
『君はあの子よりも強いから』
そう言って貴方は私を見ることなく、この関係性を終わらせた。
強くいなければ、貴方のそばにいれなかったのに?貴方のそばにいる為に強くいたのに?
そんな痛む心を隠し。ユリアーナはただ静かに微笑むと、承知を告げた。
守護する者達
テッツーツー
SF
2060年世界は人口増加をきっかけに、地球を中心に宇宙に旅に出た、そして2200年各国は居住可能惑星をテラフォーミングを開始領土主張を開始する
2300年テラフォーミング国家はアメリカ、ロシア、中国、ドイツ、イタリア、フランス、イギリス、日本、カナダ、その他主要中小国が各惑星をテラフォーミングにおいて、莫大な富をもたらした
2320年地球を永世中立惑星とし地球での戦闘行為を禁止した。
2350年各国は軍備を拡大日本も例外では無い、日本は持ち前の造船技術を生かし列強最強宇宙海軍を形成
2400年各海域で戦闘が勃発火種はオーストリアがセルビアへ侵攻
2420〜2430年第一次宇宙大戦が勃発総死者数は2億人に登った、日本は国名を大日本帝国と改名
2550年物語は此処から始まる。
注意 このも語りはフィクションです実際の人物団体とは関係ありません。
テイルウィンド
双子烏丸
SF
人類が宇宙に広く進出した、宇宙時代。星から星へと宇宙船が常に飛び交う世の中で、流行した競技、それは小型宇宙船による、レース競技だ。これは、その宇宙レースの色々と幼いショt……いや、優秀で若い宇宙レーサー、フウマ・オイカゼと、その他愉快なレーサーと登場人物が織りなす、SFレース活劇である!
戦国ニート~さくは弥三郎の天下一統の志を信じるか~
ちんぽまんこのお年頃
歴史・時代
戦国時代にもニートがいた!駄目人間・甲斐性無しの若殿・弥三郎の教育係に抜擢されたさく。ところが弥三郎は性的な欲求をさくにぶつけ・・・・。叱咤激励しながら弥三郎を鍛え上げるさく。廃嫡の話が持ち上がる中、迎える初陣。敵はこちらの2倍の大軍勢。絶体絶命の危機をさくと弥三郎は如何に乗り越えるのか。実在した戦国ニートのサクセスストーリー開幕。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
特殊装甲隊 ダグフェロン『廃帝と永遠の世紀末』② 海と革命家、時々娘
橋本 直
SF
進歩から取り残された『アナログ』異星人のお馬鹿ライフは続く
遼州人に『法術』と言う能力があることが明らかになった。
だが、そのような大事とは無関係に『特殊な部隊』の面々は、クラゲの出る夏の海に遊びに出かける。
そこに待っているのは……
新登場キャラ
嵯峨茜(さがあかね)26歳 『駄目人間』の父の生活を管理し、とりあえず社会復帰されている苦労人の金髪美女 愛銃:S&W PC M627リボルバー
コアネタギャグ連発のサイキック『回収・補給』ロボットギャグアクションストーリー。
病弱な私はVRMMOの世界で生きていく。
べちてん
SF
生まれつき体の弱い少女、夏凪夕日は、ある日『サンライズファンタジー』というフルダイブ型VRMMOのゲームに出会う。現実ではできないことがたくさんできて、気が付くとこのゲームのとりこになってしまっていた。スキルを手に入れて敵と戦ってみたり、少し食事をしてみたり、大会に出てみたり。初めての友達もできて毎日が充実しています。朝起きてご飯を食べてゲームをして寝る。そんな生活を続けていたらいつの間にかゲーム最強のプレイヤーになっていた!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる