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【実際の申請を、やってみた】
『働いているという事実』
しおりを挟む『働いていると年金は受けられない?』
この都市伝説は、ネットでもまことしやかに語られている問題です。
結論から言いますと『受けられるが、軽く見られる』です。
どういうことでしょうか?
役所の人、そして年金事務所の方々は、症状によってどれだけ生活が逼迫しているのかを重視します。
適切な食事を摂っているのか?
清潔保持ができているのか?
金銭管理はできているのか?
他者との意思疎通及び、対人関係はどうなのか?
社会性はあるのか?
などなど・・・・・・こういった部分を見られます。
その上で、「この人は○級に値するだろう」という結論が出てくるのです。
前回までの診断書で上記の事柄を説明するのであれば、若干の『盛り』も可能ですし、説明も楽です。
しかし、働いているとどうでしょうか?
たしかに、私もうつ病のまま働いていた経験はあります。
辛いですよね?
ですが、働けているという事実に、審査の方々は注目します。
働く・・・・・・すなわちお金を稼ぐためには何が必要でしょうか?
会社に行くのであれば身だしなみは綺麗にしなければいけませんし、ある程度の社会性やアドリブ力が求められます。対人関係も、クビになっていないということは、大きな問題になっていない(会社的には)ということです。
たとえ、ユーチューバーのようなステイホームな仕事をしていても、求められるスキルは似ています。打ち合わせや、企画力。他人との連携や緻密な連絡など・・・・・・
結果的に「この人は働くことができている。ということは最低限度の生活はおくれているということだ。等級を低くしても問題ない」と、なってしまう可能性が高くなります。
そもそも、障害年金は働きたくても働けないという人のため、という社会保障の側面を持ち合わせています。働けている以上は、給料をもらっているので、年金はいらない・・・・・・なんて、当事者からすれば加速をつけて殴りたくなるような結論になってもおかしくないのです。
ここで何か手を打って・・・・・・というのは難しいところです。
ですが、私の場合は退職していたのですんなりと通りましたが、収入があっても低ければ減額無しで貰える事例もあります。
なによりも、後述しますが、障害年金は『遡さかのぼり請求』ができます。
そうすれば、一気にドカンと大きな金額が手に入るので、働いているからと軽く見られた苛立ちは少しは解消されるでしょう。
それでもムカつくという方は、請求で手に入ったお金で贅沢にパフェでも食べてみたら、意外と気分が楽になるかもしれません。
次回は皆様大嫌いな『煩雑な書類』についてです。
次回に続くーーーー
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