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異種格闘技トーナメント篇
【アイドル】
しおりを挟む『みんな!! おまたせ!!』
はち切れんばかりの、黄色い声援!!
これが・・・・・・アイドル!!
さしもの新樹とセツナも呆気にとられていた。
「すっげ・・・・・・」
「・・・・・・」
『今日は盛り上がっていこうね~!!』
そして始まったライブは大盛り上がり。
間に挟まっているトークイベントでは大笑い。
歌では熱狂のあまりに担架で運ばれていくファンもいた。
凄まじい・・・・・・こんな人間たちが、一ヶ月も道場にいたのか・・・・・・
・・・・・・夢・・・・・・か。
夢は希望になる。
夢は糧になる。
夢は・・・・・・生きる原動力になる。
彼ら『ネコ・らぼ』がいるからこそ、生命活動をしている者もいる・・・・・・そう信じさせてくれる圧巻のイベントだ。
セツナが気がついたときには、自分よりも先に新樹がペンライトを振って狂喜乱舞。
すっかりこの場の空気に飲み込まれていた。
さて、イベントの終盤。
あるひとりが、前へと歩き出した。
ゴウだ。
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◆◇◆◇
もくじ
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四章 スノウドロップ
伍章 ジンギ!
六章 あなた好みに切ってください
七章 コバヤシ君の日報
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