死が二人を分かつまで

KAI

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”日常その弐”

【やりなおし】

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「・・・・・・」



 キュッキュッ



『私のこと・・・・・・そういう目で見ているの?』


「そ、そりゃぁ・・・・・・」


『正直に答えて? じゃなければ、あなたの要望通り、ボコボコにする』


「うっ・・・・・・み、見てました・・・・・・」


『そう・・・・・・』



 セツナはどうやら落ち着いたらしい。



 新樹も、恐る恐る、顔を上げた。



『・・・・・・私なんかに魅力がある?』


「それ・・・・・・今言う?」


『・・・・・・ボコボコに』


「はいっ! めちゃくちゃ魅力的です!!」



 正直ーーーー



 新樹はセツナへ好意を持っている。



 思春期で発情期なのか・・・・・・?



 違う。



 紛れもない恋愛感情。



 彼女の全てを知りたい。



 護りたい・・・・・・だから、強くなりたい。



 明確な目的ができていた。



「その・・・・・・ですが、順番を間違いかけたのは、理解してます。本当にすみません」


「・・・・・・」



 キュッキュッ



 セツナは字を書いたホワイトボードで、顔を隠しながら、新樹に見せてきた。



『お友達からなら・・・・・・』


「それ、僕が言うセリフなんですけど・・・・・・」



 でも・・・・・・願ってもない!!



「じゃあ・・・・・・よろしくお願いします!!」


『・・・・・・初めての友達』



 ボードで隠されているが・・・・・・



 セツナの耳は赤くなっていたーーーー

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感想 3

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