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”記憶に残る一日篇”
【整理をしよう】
しおりを挟む今日は、来訪者が多い・・・・・・
誰だ次は・・・・・・?
灰色の背広を着ている、男だ。
「山崎さん」
「ゲッ・・・・・・クソポリ公のザキヤマ、やないか」
「丹波・・・・・・またお前は・・・・・・」
「ふぅ・・・・・・皆さん、一端状況を整理しましょうか」
芥川が場を治める。
「まず、丹波さん・関さん・医者の方は帰って下さい」
「もういっぺんヤろうや~!」「親父、帰りますよ」「わ、私も帰ります・・・・・・」
「次に、新樹さん・セツナさんは出前をとって食事をしておいてください」
「はい・・・・・・っえ!?」
新樹は目を丸くさせた。
「ど、どこで!?」
「ん~~っと・・・・・・セツナさんの部屋で」
「い、いいんですか?」
「私は山崎さんと隣の部屋で話し合いをしてますので、安全です」
「いや・・・・・・僕帰りますから・・・・・・」
「イイじゃないですか~ご飯食べてくくらい~」
それとも・・・・・・
「セツナさんのお部屋、緊張して入れないとか?」
『? どういう意味?』
「ああ~もう!! 分かりましたから!!」
「では、皆様これにて・・・・・・」
こうして、怒濤の午後が、ようやく片付いた。
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