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登場人物とかの紹介
主要人物
しおりを挟む松田 智裕
本作の主人公。(初登場時)17歳。
神奈川県立第四総合高校の2年5組。
家族は父、母、6歳下の弟の4人家族で、3DKの団地に住んでいる。智裕の部屋は4.5畳とかなり狭いが押入れは大きい。
クラスメート、友人、家族から漏れなくいじられるヘタレな性格で女子にさえ気圧される。学力も赤点補講常連組で特に英語が苦手。
高1で初めて彼女が出来たが1ヶ月でフラれる。その次の彼女には二股された挙句に公衆の面前でフラれた。
失恋で傷心しきっていた時に隣人の石蕗拓海にアタックされうっかり惚れた。献身的で健気で天然で美人な拓海にメロメロになり今では拓海無しで生きていけないくらい溺愛している。
小学生の頃から野球を始め、天才的な投球術で小学5年生の頃から国際試合の日本代表メンバーに召集されることがあった。中学時代もU-15で日本のエースとして活躍。全国の高校からスカウトがあったが、実家を離れることの不安や弟の引き止めによって地元の公立である第四総合高校へ推薦入学をした。
四高の野球部に入部して即レギュラー入りしエースとなると、県大会では準決勝まで全て先発で完投勝利をおさめた。しかし決勝前日に自分に嫉妬した先輩たちによる暴力の被害に遭う。結果、左肘を手術する程の大怪我を負い、選手生命を絶たれ退部した。その後、懸命にリハビリを続けたが精神的な問題で投球が出来なくなった(イップス)。
2年の春、とある事件を機に左腕の回復を確信し野球部へ復帰を果たした。その後、甲子園に出場を果たしU-18日本代表選手にも招聘される。
拓海の彼氏としてカッコ良くなりたいがドM。
石蕗 拓海
智裕の恋人。(初登場時)24歳。
神奈川県立第四総合高校の養護教諭(本採用ではない)。
たまに女性に間違われるくらい美人。ノーマルな男性も言い寄ってきてしまう美貌の持ち主。
智裕が高1の秋に松田家の隣に引っ越してきた。引っ越してきた当時はまだ学生でアルバイトをしながら生計を立てていた。
1人娘の茉莉を男手一つで育てるシングルファーザー。妻は茉莉を産んですぐに出て行ったきり音信不通(絶縁済み)。世界で1番娘を愛している。
引っ越しの挨拶で松田家を訪れた時に智裕に一目惚れをするが男同士ということもあって告白はしないでいた。しかし智裕がトラブルで石蕗家に宿泊することになり、そこで想いが溢れて告白するとめでたく恋人同士になる。たまに茉莉のことよりも智裕のことを考えてしまうくらいに智裕が大好き。自分以外の人間が智裕に対してマイナス評価を下すことに疑問を抱いている。
智裕が野球部に復帰した際、様々な障害があり一時別れを切り出したが、智裕の荒れた生活を見兼ねた友人達からの助言や智裕の本音を聞いたことで復縁。ラブラブ生活を満喫する。
大阪出身、三兄弟の末っ子で幼少期は「ご町内のアイドル」と謳われていた。末っ子だからから本来はめちゃくちゃ甘えん坊さん。
大竹 裕也
智裕の幼馴染で悪友。(初登場時)16歳。
神奈川県立第四総合高校の2年5組。
家族は父、母、社会人の姉がいる。智裕たちの住む団地の近くにある一軒家に小学生の頃から住んでいる。
身長が163cmで性器も小さいことから「チビ猿」「短小」「アホ猿」と揶揄されることが多い。裕也自身も口が悪い。
ゴシップ好きが高じて情報通なので男子たちから女子の情報を聞き出すために重宝されている。しかし裕也は女子にまるっきりモテない為「大竹に告白してくる奴は100%罰ゲーム」と言われている。
直倫に恋愛感情で好意を抱かれアタックされて困惑しているが、拒否することはなかった。
智裕が野球部にリンチされた後、情報操作で加害者を追い詰めたことがキッカケで野球部が廃部になりかけた為、野球部の2年3年の一部から恨まれていた。
直倫との約束を守り恋人同士なるが、真っ直ぐな直倫に困惑する日々を送る。
赤松 直倫
智裕達の後輩。(初登場時)15歳。
神奈川県立第四総合高校の1年4組。野球部所属。
家族は父、母、兄は野球の名門「聖斎学院高校」のエース投手「赤松直能」。実家は聖斎学院にほど近い田舎にある。
中3の夏に兄の応援で県大会を観戦した時、相手チームの智裕に憧れを抱き第四高校への進学を決めた。智裕が退部したことを知らずに入部し愕然とするが顧問の森に認められモチベーションを保っていた。元々は二塁手だったが、チーム事情で遊撃手に転向。部内では2年の清田と仲が良い(智裕とも仲良くなる)。
学力の成績はトップクラス(教科によっては裕也を教えている)。
1年先輩の裕也に一目惚れし突然告白するが当然受け入れなかった。その理由が智裕と付き合っているからと勘違いし智裕と勝負する。見事勝利したことで裕也へのアピール(毎日昼休みに2年5組に押し掛ける)を開始する。裕也が可愛くて仕方がない。
夏の県予選では1年生ながら首位打者、盗塁王に輝き、そのルックスも相まって注目されるようになる。
江川 一起
智裕と同じ団地に住む同級生。(初登場時)16歳。
神奈川県立第四総合高校の2年5組。
家族は母と9歳下の弟がいる。母を助ける為に近所のコンビニでアルバイトをしている(自分と弟の雑費は全てバイト代で賄う)。離婚有責側である父親を恨んでいる。
クラスでは学級委員長を務めて個性的な5組をまとめる。成績も常にトップで顔もイケメンなので女子からモテる。
中学まで友達と呼べる人が1人もいなかった。四高へも支援金が受けられることもあり仕方なく進学したが、智裕と出会ったことで初めて友達が出来たので智裕には恩を感じている。かなり真面目なのでクラスの男子達から真面目キャラでいじられる。
母から教そわった護身術を独学で応用させると喧嘩に強くなった。いつもは拳を潜めているがキレたら手が付けられない(2年5組の鬼とも呼ばれる)。
担任の星野にキスをされて意識をするようになり、親身になってくれる彼に惹かれて恋人になる。会えば触れてくる星野に困っているが内心はとても嬉しい。
星野 裕紀
智裕達のクラス担任。(初登場時)35歳。
神奈川県立第四総合高校の社会科教諭。
生徒からは「ほっしゃん」と呼ばれる。中年バツイチというレッテルを持っており特に5組の生徒には何かとネタにされることが多い。
大学までアメフトをやっていたので身長192cm体重95kgのガチムチマッチョで下半身もご立派(智裕談)。面倒なことが大嫌い。
一起のことは1年の頃から気にかけているがクラスのまとめ役としては頼っている。恋人になってからは何かと一起に対してセクハラをはたらく。
2年前に離婚している。
大阪出身で、拓海の姉・成海とその夫と同級生、なので拓海のことを知っていた。
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