異世界ライフ

覇蘭

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「ん…。あ、異世界に来たのか…?」

周りを見渡すとあたり一面の木。てか森。

「ひとまず街を目指すかー。」

あ、せっかく森にいるんだから薬草でも採集しながら行くか。

「【鑑定】」

【アンドライク】
   HPが回復出来る(小)初級ポーションの材料。

【メタライク】
   MPが回復出来る(小)初級MPポーションの材料。

「初級ポーションとかって何で作るんだろー。」

すると、頭の中で声が響いた。

(初級ポーションの材料はアンドライクと水です。それらを錬金術で合成します。)

「うぉっ!誰だ??」

(失礼しました、マスター。鑑定のスキルの機能です。人工知能の様なものだと思って貰えればいいです。)

「そうか。」

(はい。質問には基本的に何でも答えられます。声に出して頂かなくても、質問しようと思えば、私に伝わる仕組みとなっております。)

“こんな感じか?”

(はい。私の声は周りには聞こえていないので大丈夫です。)

“話しを戻すけど、俺にでも初級ポーションは作れるか?”

(はい。マスターは錬金術のスキルを持っているので作れます。しかも、EXなので、初級でも、最上級なものが作れると思います。)


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