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オマケ
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「あ、な、なんで僕が責任なんか! こ、断る!」
必死でソファに取り付いて、背を向けて逃げようとするサーレム。
「逃がさねえよ」
だがジェイバルはその細くて小さい体をしっかり抱きしめ、拾っておいたネッカチーフでサーレムの手首を縛った。
「これでお前の思惑通りだ。満足だろ、サーレム。俺は親子ほど歳の違うガキに欲情するイカレヒヒジジイで? 本能で動く性欲の塊で? おまけに男色なんだっつってたなぁ?」
「そ、そこまで言ってな」
「言ってたろ。俺の聴力なめんなよ」
「やめろ! ……嫌だぁ……こんなの、こんなの思ってたのと違う……!」
下へと伸ばされる手にサーレムは泣きながら身をよじる。その瞬間、ジェイバルの口から今まで聞いたことがないくらいに低い声が出た。
「黙れ、クソガキ」
「!」
「今までに謝るチャンスは何度もやったろう。それを蹴ったのはお前だ、サーレム。俺を挑発して、手を出させたかったんだろうが。それを今さら逃げるのか。ふざけるのもたいがいにしやがれ! これ以上抵抗したら一週間は腰が立たなくなるくらい酷くしてやる」
「……!」
サーレムの喉がひゅっと鳴った。初めてジェイバルに貫かれたときの恐怖、そしてそれ以上に感じた腹の中を充たされたときの熱を思い出してしまったのだ。サーレムは顔を上げてジェイバルをキッと睨みつけた。
「ふ、ふざけているのは貴様だ、ジェイバル・レレージュ! この僕を奴隷扱いするのも許せん。それに僕が誘っただと……それなら土下座して『ありがとうございます』くらい言ったらどうなんだ! 自分で勝手に処理しろ、ヒヒジジイ! 魔術が効けば貴様なんて……!」
「俺なんて……なんだ!?」
「ぐぅっ!?」
サーレムの顔を片手で掴んだジェイバルは、自分のペニスをその小さな口に宛てがい、一気に喉の奥まで突っ込んだ。苦しさにサーレムが呻く。
「なんだその目は? 反抗的だな、サーレム。だが、噛むんじゃねぇぞ。もし噛んだら……わかってるよな?」
「……!」
「もっとしっかり奉仕しろ。唇と舌を使え。そんなんじゃ萎えちまうだろうがよ」
ジェイバルはお構いなしに、激しく腰を前後に動かして快感を貪る。唾液のぬるつきでだんだんとペニスのすべりが良くなっていく。サーレムの髪の毛を掴み、ガツンガツンと喉奥を犯しながらジェイバルは低い声で囁やいた。
「思い違いするんじゃねえぞ。もうお前は一国の王子でもなんでもねえ、ただの性欲処理の道具なんだぞ……!」
「が……ごぽ……!」
ジェイバルはサーレムの髪の毛を掴んだまま、ズルリとペニスを引きずり出した。
「う……ぇあ……」
呼吸と尊厳を奪われていた王子の顔は涙と涎でドロドロで、反抗する気力などそこにはもう残っていなかった。舌を出し虚ろな目であらぬ所を見つめているだけのサーレムを見、ジェイバルは舌打ちした。
「ボーッとすんな。出すぞ、飲めよ」
「むぐっ!?」
ジェイバルの剛直がサーレムの喉の一番奥まで一気に入ってきた。吐き気にえづく間もなくガツガツと打ち付けられ、熱いものがぶちまけられた。
「ほら、下品に飲み干せ! 今のお前にはピッタリだぜ」
「!!」
サーレムの頭を両手で股間に押し付けながらほとばしる精液を直接喉に流し込んでいくジェイバル。だが、サーレムの小さな口はジェイバルの大量の精液を受け止めきれなかった。
「ごぷっ……!」
口と鼻からぴゅっと噴き出た白濁液が、ジェイバルの陰毛とサーレム自身の胸にかかって垂れ落ちた。
「うおっ? くそ……!」
まだ射精は終わらない。
ジェイバルはサーレムの口からペニスを離し、残りの精液をそのまま目の前の美しい顔に引っ掛けた。
「っ……!」
サーレムは目を瞑り、顔を左右に振って白濁液を落とす。その紫色の瞳には怒りの炎が煌めいていた。
「あーあ。ったく、ぜんぶこぼしちまいやがって。マナーが悪いぜ、オージ様よぉ」
「ジェイバル、貴様……!」
「なんだ? そんなドロドロの状態で凄んだって意味ねぇぞ。いつものお綺麗な顔が台無しだなぁ?」
しかし、サーレムの反応はジェイバルが思っていたものと違った。サーレムは勝ち誇ったような笑みを浮かべ、ジェイバルを見下げるように頭を反らしたのだ。
「フン、貴様の美的センスはてっきり死んでいたものと思っていたが、まだ少しは生き残っている部分があったのだな」
「……あんなに嬲られてもまだそんな口が利けるのは見上げた根性だ。だが、反省する気はなさそうだな」
「反省なぞ……誰がするかっ!」
サーレムは利き足である右でジェイバルの腹を蹴飛ばした。
必死でソファに取り付いて、背を向けて逃げようとするサーレム。
「逃がさねえよ」
だがジェイバルはその細くて小さい体をしっかり抱きしめ、拾っておいたネッカチーフでサーレムの手首を縛った。
「これでお前の思惑通りだ。満足だろ、サーレム。俺は親子ほど歳の違うガキに欲情するイカレヒヒジジイで? 本能で動く性欲の塊で? おまけに男色なんだっつってたなぁ?」
「そ、そこまで言ってな」
「言ってたろ。俺の聴力なめんなよ」
「やめろ! ……嫌だぁ……こんなの、こんなの思ってたのと違う……!」
下へと伸ばされる手にサーレムは泣きながら身をよじる。その瞬間、ジェイバルの口から今まで聞いたことがないくらいに低い声が出た。
「黙れ、クソガキ」
「!」
「今までに謝るチャンスは何度もやったろう。それを蹴ったのはお前だ、サーレム。俺を挑発して、手を出させたかったんだろうが。それを今さら逃げるのか。ふざけるのもたいがいにしやがれ! これ以上抵抗したら一週間は腰が立たなくなるくらい酷くしてやる」
「……!」
サーレムの喉がひゅっと鳴った。初めてジェイバルに貫かれたときの恐怖、そしてそれ以上に感じた腹の中を充たされたときの熱を思い出してしまったのだ。サーレムは顔を上げてジェイバルをキッと睨みつけた。
「ふ、ふざけているのは貴様だ、ジェイバル・レレージュ! この僕を奴隷扱いするのも許せん。それに僕が誘っただと……それなら土下座して『ありがとうございます』くらい言ったらどうなんだ! 自分で勝手に処理しろ、ヒヒジジイ! 魔術が効けば貴様なんて……!」
「俺なんて……なんだ!?」
「ぐぅっ!?」
サーレムの顔を片手で掴んだジェイバルは、自分のペニスをその小さな口に宛てがい、一気に喉の奥まで突っ込んだ。苦しさにサーレムが呻く。
「なんだその目は? 反抗的だな、サーレム。だが、噛むんじゃねぇぞ。もし噛んだら……わかってるよな?」
「……!」
「もっとしっかり奉仕しろ。唇と舌を使え。そんなんじゃ萎えちまうだろうがよ」
ジェイバルはお構いなしに、激しく腰を前後に動かして快感を貪る。唾液のぬるつきでだんだんとペニスのすべりが良くなっていく。サーレムの髪の毛を掴み、ガツンガツンと喉奥を犯しながらジェイバルは低い声で囁やいた。
「思い違いするんじゃねえぞ。もうお前は一国の王子でもなんでもねえ、ただの性欲処理の道具なんだぞ……!」
「が……ごぽ……!」
ジェイバルはサーレムの髪の毛を掴んだまま、ズルリとペニスを引きずり出した。
「う……ぇあ……」
呼吸と尊厳を奪われていた王子の顔は涙と涎でドロドロで、反抗する気力などそこにはもう残っていなかった。舌を出し虚ろな目であらぬ所を見つめているだけのサーレムを見、ジェイバルは舌打ちした。
「ボーッとすんな。出すぞ、飲めよ」
「むぐっ!?」
ジェイバルの剛直がサーレムの喉の一番奥まで一気に入ってきた。吐き気にえづく間もなくガツガツと打ち付けられ、熱いものがぶちまけられた。
「ほら、下品に飲み干せ! 今のお前にはピッタリだぜ」
「!!」
サーレムの頭を両手で股間に押し付けながらほとばしる精液を直接喉に流し込んでいくジェイバル。だが、サーレムの小さな口はジェイバルの大量の精液を受け止めきれなかった。
「ごぷっ……!」
口と鼻からぴゅっと噴き出た白濁液が、ジェイバルの陰毛とサーレム自身の胸にかかって垂れ落ちた。
「うおっ? くそ……!」
まだ射精は終わらない。
ジェイバルはサーレムの口からペニスを離し、残りの精液をそのまま目の前の美しい顔に引っ掛けた。
「っ……!」
サーレムは目を瞑り、顔を左右に振って白濁液を落とす。その紫色の瞳には怒りの炎が煌めいていた。
「あーあ。ったく、ぜんぶこぼしちまいやがって。マナーが悪いぜ、オージ様よぉ」
「ジェイバル、貴様……!」
「なんだ? そんなドロドロの状態で凄んだって意味ねぇぞ。いつものお綺麗な顔が台無しだなぁ?」
しかし、サーレムの反応はジェイバルが思っていたものと違った。サーレムは勝ち誇ったような笑みを浮かべ、ジェイバルを見下げるように頭を反らしたのだ。
「フン、貴様の美的センスはてっきり死んでいたものと思っていたが、まだ少しは生き残っている部分があったのだな」
「……あんなに嬲られてもまだそんな口が利けるのは見上げた根性だ。だが、反省する気はなさそうだな」
「反省なぞ……誰がするかっ!」
サーレムは利き足である右でジェイバルの腹を蹴飛ばした。
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