【R18】【BL】クソガキ王子と剣術師範〜言ってわからないなら身体でわからせてやる〜

サディスティックヘヴン

文字の大きさ
上 下
7 / 8
オマケ

3

しおりを挟む
「あ、な、なんで僕が責任なんか! こ、断る!」

 必死でソファに取り付いて、背を向けて逃げようとするサーレム。

「逃がさねえよ」

 だがジェイバルはその細くて小さい体をしっかり抱きしめ、拾っておいたネッカチーフでサーレムの手首を縛った。

「これでお前の思惑通りだ。満足だろ、サーレム。俺は親子ほど歳の違うガキに欲情するイカレヒヒジジイで? 本能で動く性欲の塊で? おまけに男色なんだっつってたなぁ?」
「そ、そこまで言ってな」
「言ってたろ。俺の聴力なめんなよ」
「やめろ! ……嫌だぁ……こんなの、こんなの思ってたのと違う……!」

 下へと伸ばされる手にサーレムは泣きながら身をよじる。その瞬間、ジェイバルの口から今まで聞いたことがないくらいに低い声が出た。

「黙れ、クソガキ」
「!」
「今までに謝るチャンスは何度もやったろう。それを蹴ったのはお前だ、サーレム。俺を挑発して、手を出させたかったんだろうが。それを今さら逃げるのか。ふざけるのもたいがいにしやがれ! これ以上抵抗したら一週間は腰が立たなくなるくらい酷くしてやる」
「……!」

 サーレムの喉がひゅっと鳴った。初めてジェイバルに貫かれたときの恐怖、そしてそれ以上に感じた腹の中を充たされたときの熱を思い出してしまったのだ。サーレムは顔を上げてジェイバルをキッと睨みつけた。

「ふ、ふざけているのは貴様だ、ジェイバル・レレージュ! この僕を奴隷扱いするのも許せん。それに僕が誘っただと……それなら土下座して『ありがとうございます』くらい言ったらどうなんだ! 自分で勝手に処理しろ、ヒヒジジイ! 魔術が効けば貴様なんて……!」 
「俺なんて……なんだ!?」
「ぐぅっ!?」

 サーレムの顔を片手で掴んだジェイバルは、自分のペニスをその小さな口に宛てがい、一気に喉の奥まで突っ込んだ。苦しさにサーレムが呻く。

「なんだその目は? 反抗的だな、サーレム。だが、噛むんじゃねぇぞ。もし噛んだら……わかってるよな?」
「……!」
「もっとしっかり奉仕しろ。唇と舌を使え。そんなんじゃ萎えちまうだろうがよ」

 ジェイバルはお構いなしに、激しく腰を前後に動かして快感を貪る。唾液のぬるつきでだんだんとペニスのすべりが良くなっていく。サーレムの髪の毛を掴み、ガツンガツンと喉奥を犯しながらジェイバルは低い声で囁やいた。

「思い違いするんじゃねえぞ。もうお前は一国の王子でもなんでもねえ、ただの性欲処理の道具なんだぞ……!」
「が……ごぽ……!」

 ジェイバルはサーレムの髪の毛を掴んだまま、ズルリとペニスを引きずり出した。

「う……ぇあ……」

 呼吸と尊厳を奪われていた王子の顔は涙と涎でドロドロで、反抗する気力などそこにはもう残っていなかった。舌を出し虚ろな目であらぬ所を見つめているだけのサーレムを見、ジェイバルは舌打ちした。

「ボーッとすんな。出すぞ、飲めよ」
「むぐっ!?」

 ジェイバルの剛直がサーレムの喉の一番奥まで一気に入ってきた。吐き気にえづく間もなくガツガツと打ち付けられ、熱いものがぶちまけられた。

「ほら、下品に飲み干せ! 今のお前にはピッタリだぜ」
「!!」

 サーレムの頭を両手で股間に押し付けながらほとばしる精液を直接喉に流し込んでいくジェイバル。だが、サーレムの小さな口はジェイバルの大量の精液を受け止めきれなかった。

「ごぷっ……!」

 口と鼻からぴゅっと噴き出た白濁液が、ジェイバルの陰毛とサーレム自身の胸にかかって垂れ落ちた。

「うおっ? くそ……!」

 まだ射精は終わらない。
 ジェイバルはサーレムの口からペニスを離し、残りの精液をそのまま目の前の美しい顔に引っ掛けた。

「っ……!」

 サーレムは目を瞑り、顔を左右に振って白濁液を落とす。その紫色の瞳には怒りの炎が煌めいていた。

「あーあ。ったく、ぜんぶこぼしちまいやがって。マナーが悪いぜ、オージ様よぉ」
「ジェイバル、貴様……!」
「なんだ? そんなドロドロの状態で凄んだって意味ねぇぞ。いつものお綺麗な顔が台無しだなぁ?」

 しかし、サーレムの反応はジェイバルが思っていたものと違った。サーレムは勝ち誇ったような笑みを浮かべ、ジェイバルを見下げるように頭を反らしたのだ。


「フン、貴様の美的センスはてっきり死んでいたものと思っていたが、まだ少しは生き残っている部分があったのだな」
「……あんなに嬲られてもまだそんな口が利けるのは見上げた根性だ。だが、反省する気はなさそうだな」
「反省なぞ……誰がするかっ!」

 サーレムは利き足である右でジェイバルの腹を蹴飛ばした。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

捨て猫はエリート騎士に溺愛される

135
BL
絶賛反抗期中のヤンキーが異世界でエリート騎士に甘やかされて、飼い猫になる話。 目つきの悪い野良猫が飼い猫になって目きゅるんきゅるんの愛される存在になる感じで読んでください。 お話をうまく書けるようになったら続きを書いてみたいなって。 京也は総受け。

飼われる側って案外良いらしい。

なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。 なんでも、向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。 「まあ何も変わらない、はず…」 ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。 ほんとに。ほんとうに。 紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22) ブラック企業で働く最下層の男。悪くない顔立ちをしているが、不摂生で見る影もない。 変化を嫌い、現状維持を好む。 タルア=ミース(347) 職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。 最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです

おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの) BDSM要素はほぼ無し。 甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。 順次スケベパートも追加していきます

完結·助けた犬は騎士団長でした

BL
母を亡くしたクレムは王都を見下ろす丘の森に一人で暮らしていた。 ある日、森の中で傷を負った犬を見つけて介抱する。犬との生活は穏やかで温かく、クレムの孤独を癒していった。 しかし、犬は突然いなくなり、ふたたび孤独な日々に寂しさを覚えていると、城から迎えが現れた。 強引に連れて行かれた王城でクレムの出生の秘密が明かされ…… ※完結まで毎日投稿します

完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました

美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!

処理中です...