【R18】【BL】クソガキ王子と剣術師範〜言ってわからないなら身体でわからせてやる〜

サディスティックヘヴン

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「こうするんだよ。まずは言うだけの動きをしろっつの」
「えっ、あっ!」

 ジェイバルはサーレムの右腕を取ると、その掌を開いてサーレム自身のペニスを握らせた。そしてその上からサーレムの右手ごと上下にめちゃくちゃに動かした。

「ジェイバルっ! あっ、はあっ……!」

 サーレムの若い雄はそんな刺激でもすぐに熱を持ち、だんだんと硬さを増していく。先走りの透明な雫が垂れてきて、くちゅくちゅと音を立てた。

「な、んで、こんな……っ!」
「挑発するってのは、こういうことだ。わかるか?」
「んんっ! あ、ふぁ……!」

 サーレムはジェイバルの手をどかそうとするが、筋張った、太く筋肉質な腕はビクリともしない。サーレムは青白い肌に朱を上らせて羞恥ともどかしさに震えながらジェイバルを見上げた。

「は…ぅあ……ジェイバル……もう、これくらいで良いだろう……? ぼ、僕は、ちゃんと脱いだ……ぞ……!」

「何言ってんだ、まだ全然だろうが。ったく、誰が本能と身体が直結した単純馬鹿だぁ? 自分はちょっと触られたくらいでこんなになってるクセに」
「うる…さいっ!」
「腰が動いてるぞ? そら、離してやるからそのまま自分で手を動かせよ」
「くそっ……!」

 サーレムは荒い息の下で悪態をついた。ジェイバルはそう言うが、サーレムがすでに自分から手を動かして快楽を貪っているのは明らかだった。

(なんで、僕がこんなことを……!)

 サーレムは喘ぎ声を押し殺しながら、何度も手を往復させて快感を高めていく。日も高いうちからこんなことを、しかもいつも寛いでいるお気に入りのソファの上で、全裸で。

(マトモじゃない、こんなこと……。やめたい、のに……)

 ジェイバルの厳しい目が、剣術の鍛錬のときと同じくサーレムを見張っていた。

 普段であれば軽口も悪口も、まったくもって相手にしないあの男を怒らせてしまったのだから仕方がない。なぜ今回だけ許されなかったのかはわからないが、従わなければさらにひどい仕置きが待っているだろう。つい先日のことを思い出し、サーレムは恐ろしさに震えた。

 押さえつけられ、無理やり犯された。痛みに泣き叫んでも誰にも助けてもらえない経験など、王子であり、しかも病弱さ故に誰からも甘やかされてきたサーレムにとっては初めての経験だった。

 できればもう二度とあんな目には遭いたくない。だが、だからと言って素直に謝るなんて絶対に御免だった。

「もう……いいだろう、ジェイバル……! 僕がここまでしているんだぞ……!」

 サーレムは涙目でジェイバルを睨みつけた。そろそろ限界が近い。この男の前でこれ以上の醜態を晒すのは嫌だった。しかし、ジェイバルはそれをにべもなく却下した。

「駄目だな」
「そんなっ……」
「ほら、そのまま出してみろよ。出るときは出るって言えよ」
「い、やだ……、汚れる、だろうが……」
「うるせぇ。手で受け止めろ」
「うぐぅ……! ジェイ、バル……ッ!」

 サーレムの呼吸がどんどん荒くなっていく。

「んっ、で、出ちゃう……!」

 いつもの憎たらしさに似合わぬ可愛らしい口調で叫ぶと、サーレムは呆気なく白濁液を吐き出した。だらしなく口を開きっばなしにしながら、サーレムは肩で息をしている。弛緩した足の間でくったりしたペニスがピクピクしていた。

「……合格」

 そう言うと、ジェイバルは大きく広げられた王子の脚の付け根に口付ける。

「んっ!」

 サーレムはキスにビクッと反応した。ジェイバルはおもむろにベルトを外してパンツの前を寛げると、高々と隆起した自分のモノを王子の前に曝け出す。

「さってと。お前の挑発のせいで俺もこんなになっちまったわけだし……責任取ってもらうぜ」

 凶悪でグロテスクなギンギンに勃起したペニスが、カスをこれでもかと睨みつけている。サーレムはサッと顔を青ざめさせた。
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