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星蘭学園に編入します!

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コンコンコン

『失礼します。今日から入学する水時琥珀です。担任の先生はいらっしゃいますか?』

担「おお。来たか。担任の結城輝だ。」

えっ。ホスト??

担「誰がホストだ。」

『今僕言ってましたか?』

担「いや顔が言ってんだよ。てか、お前もさもさだなww」

結城先生がそう言いながら頭を撫でてきた。

『ちょ、止めてくださ』

パサッ

『…あっ』

担「…お前結構可愛い顔してんだな。なんで鬘なんか被ってんだよ。」

バレちゃったのは仕方ない。

『かくかくしかじかということなので、秘密にしといてくれませんか?』

担「かくかくしかじかがなんなのか分からんが、何か隠したいことがあるんだな。良いぞ秘密にしてやる。その代わり、俺のことは名前で呼べ。」

『ありがとうございます。輝先生(*´▽`*)』

担「っ!お前絶対に鬘外すなよ」

『え?はい。分かりました。』

そんなに僕の笑い方気持ち悪かったかな?練習しよう。


担「ここが3-Aだ。俺が来いって言ったら入ってこいよ」

輝先生が 入った瞬間教室がうるさくなった。

 キャーとか男子校とは思えないほどの高い声が教室で起きた。

担「 今日から事故で休んでいた奴が来る」

「かわいい系かな?」
「かっこいい系がいいなぁ!」
「オウドウコイオウドウコイオウドウコイオウドウコイオウドウコイ!!」

担「琥珀入ってこい」

「名前呼びktkr!!!」

『水時琥珀です。よろしくお願いします。』

「何あれ。キモッ」

「 てか先生に名前で呼ばれてたよね。 調子乗ってんじゃねーよ。毬藻のくせに」

「王道ktkr!!!!!」

あっ、これ歓迎されてない感じだ。友達できるかな?ただでさえ僕人見知りなのに。

担「席は窓際の一番後ろだ。」

席に行こうとすると、一斉に足が出された。出された足を踏まないように気をつけてたんだけど、最後の一人で突っかかって転んじゃった。

いったぁい( ;∀;)
てかなんでみんなこっち見てるの?
(・д・ = ・д・)

Σ(゚Д゚)!
鬘飛んでってる!
急いで拾って装着!これでよし!( ´Д`)=3

『どうかしましたか?』

担「いや無理があるだろ」

センセーは何をいってるんだろう?
まあいいや、センセーのことは無視をして席に行こう。
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