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第1章 魔導学校入学
1-1 生まれ変わり
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どうやら生まれ変わりをしたらしい。そう気づいたのは、弟の怪我の治療で初めて魔導を見たときだ。
前から私には空間をふわふわと浮かぶ光る球体が見えていた。
でも、私以外誰も気づいていないから、見えちゃいけないものだと思っていた。
それを治療院にいたお姉さんは自由自在に操り、弟の損傷部位を治していた。
ああ! そうか。これはマナだったんだ。
これをきっかけに蓋を開けたように記憶が渦のように一気になだれ込んできた。
一人分の人生が、十六歳の私の頭の中にまるで押し入ってくるように。
ただの庶民の娘だったのに、私ではない誰かが生きた形跡を、私は自分のことのように確かに感じていた。
大魔導士様。
そう呼ばれていた前世を思い出したので、家に帰ってから記憶を頼りにこっそりと簡単な魔導を操ったらすぐにできた。どうやら現世でも資質があったようだ。
「私、魔導士になる!」
こう宣言しても、両親には「ミーナ、なに言っているんだ」って全然信じてもらえなかった。
なにしろ私は不器用な上にズボラなところがあり、この年になっても家事すら人並みにこなせなかったから。
料理をすればカチコチの出来栄えになり、繕いをすれば継ぎ接ぎが目立つ仕上がりになった。
それでも両親は「歯が丈夫になっていい」「斬新なデザインだな」って決して責めなかったけど。
でも、その極端な不出来のせいで、せっかく働き口が見つかっても使えないと早々に首になり、家事すらまともにできないと近所でも有名だったから年頃になっても嫁ぎ先の当てすら見つからなかった。
子どもはさっさと手に職をつけて家族の家計を支えているのが常識の世の中で。
「顔だけは良いんだから金持ちの妾にならなれるんじゃない?」
そんな風に一部の知り合いに冗談めかしてキツイ言葉を掛けられることもあった。
生活がギリギリな庶民の女子が、独身のまま生きていけるほど世の中は甘くない。
家族のお荷物。それが私の立場だった。
「魔導士は、家事ができなくてもなれると思うけど、資質がないとなれないみたいよ」
家族は小さな子供に言い聞かせるように優しく説明してくれた。
「えーと」
前世の記憶を思い出したなんて、そんな突拍子もないことを言えなかった。
下手したら頭がおかしくなったんじゃないかと心配される恐れがあった。
実際に見せれば手っ取り早いと思って、家族の目の前で魔導を使ってかまどの薪に火をつけたところ、みんなは目玉が飛び出そうなくらい驚いた。
そのまま両親は近所の人に言いふらして、あっという間に魔導士専門の学校に受験できるように手筈が整えられていた。
すごかった。ご近所の伝手と人脈。
現世でも魔導士は稀有な職業だ。まず資質がないとなれない。血で受け継がれやすいが、それでも必ずとは言えない。
稀に私みたいに庶民にも現れたら、出世街道まっしぐらで、羨望の眼差しで見られる。
魔導士の一番下の資格でも、庶民の月給に比べたら高額だ。
そもそも魔導士の家系は裕福な家庭が多いので、庶民でも優秀ならそういった人との縁組も勧められることもある。
まさに女の子なら、玉の輿を狙えるくらい憧れの職業だ。
学費も相当高いけど、学校に合格さえできれば庶民向けの奨学金や貸与制度が国から提供されているから支援もばっちり。
両親は不器用な私の将来を本気で心配していたから、素質があると分かって心から喜んでくれた。
「いやー、娘にこんな取り柄があったとは!」
「ミーナ、がんばってね!」
今日のために両親は、綺麗なベージュのジャケットと若草色のスカートまで用意してくれた。
長い髪は今日はお母さんが一つにまとめ上げてくれたから、このまま花でも飾れば結婚式に参列できちゃうよそ行きだ。
家族や地元のみんなに期待を込められて、私は受験会場に向かった。
実は私には目的がある。
私が死んでから三十年経っているけど、前世の弟子——マルクを探すことだ。
彼は私の弟子だった当時、まだ少年だった。
女の子みたいに可愛らしい顔つきだったので、本気でたまに性別を忘れて同性だと思い込んじゃうくらいだった。
口が達者でちょっと生意気だったけど、ズボラな私の身の回りを健気にも世話してくれて、とても真面目な子で、今から思うとすごくいい子だった。
でも、私は正直なところ教えるのに究極的に向いてなかった。
だから、彼が私の弟子になったのは非常に不幸なことだったと思う。
どうしても弟子をとれって、上からの圧力でイヤイヤながら引き受けてたんだよね。
どんなに冷たい態度でも、辞めない奇特な子だった。
生まれ変わってまともな両親に育ててもらって改めて思ったけど、私はあの子に対してすごく最低だった。
彼、まともに生きているんだろうか。
弟子なんて辞めれば?って聞いたらマルクは身寄りがなくて帰るところがないって言っていたんだよね。
前世の私は「ふーん」って興味ない感じで冷たく返しただけだけど。
他に頼る人がいないから、彼は最悪な師匠の私から離れられなかっただけだったのに。
なんてことなの。
もうちょっと人として誠実に優しく対応すれば良かった。
前世の悪行がとても悔やまれた。
だから、彼が生きていて、辛い人生を歩んでいるなら、助けてあげたかった。
もし、前世の私を恨んでいるなら、土下座してでも謝りたかった。
そのためには、まずは彼と再会しなくちゃいけない。
魔導士になって彼を探そうと計画を立てた。
前から私には空間をふわふわと浮かぶ光る球体が見えていた。
でも、私以外誰も気づいていないから、見えちゃいけないものだと思っていた。
それを治療院にいたお姉さんは自由自在に操り、弟の損傷部位を治していた。
ああ! そうか。これはマナだったんだ。
これをきっかけに蓋を開けたように記憶が渦のように一気になだれ込んできた。
一人分の人生が、十六歳の私の頭の中にまるで押し入ってくるように。
ただの庶民の娘だったのに、私ではない誰かが生きた形跡を、私は自分のことのように確かに感じていた。
大魔導士様。
そう呼ばれていた前世を思い出したので、家に帰ってから記憶を頼りにこっそりと簡単な魔導を操ったらすぐにできた。どうやら現世でも資質があったようだ。
「私、魔導士になる!」
こう宣言しても、両親には「ミーナ、なに言っているんだ」って全然信じてもらえなかった。
なにしろ私は不器用な上にズボラなところがあり、この年になっても家事すら人並みにこなせなかったから。
料理をすればカチコチの出来栄えになり、繕いをすれば継ぎ接ぎが目立つ仕上がりになった。
それでも両親は「歯が丈夫になっていい」「斬新なデザインだな」って決して責めなかったけど。
でも、その極端な不出来のせいで、せっかく働き口が見つかっても使えないと早々に首になり、家事すらまともにできないと近所でも有名だったから年頃になっても嫁ぎ先の当てすら見つからなかった。
子どもはさっさと手に職をつけて家族の家計を支えているのが常識の世の中で。
「顔だけは良いんだから金持ちの妾にならなれるんじゃない?」
そんな風に一部の知り合いに冗談めかしてキツイ言葉を掛けられることもあった。
生活がギリギリな庶民の女子が、独身のまま生きていけるほど世の中は甘くない。
家族のお荷物。それが私の立場だった。
「魔導士は、家事ができなくてもなれると思うけど、資質がないとなれないみたいよ」
家族は小さな子供に言い聞かせるように優しく説明してくれた。
「えーと」
前世の記憶を思い出したなんて、そんな突拍子もないことを言えなかった。
下手したら頭がおかしくなったんじゃないかと心配される恐れがあった。
実際に見せれば手っ取り早いと思って、家族の目の前で魔導を使ってかまどの薪に火をつけたところ、みんなは目玉が飛び出そうなくらい驚いた。
そのまま両親は近所の人に言いふらして、あっという間に魔導士専門の学校に受験できるように手筈が整えられていた。
すごかった。ご近所の伝手と人脈。
現世でも魔導士は稀有な職業だ。まず資質がないとなれない。血で受け継がれやすいが、それでも必ずとは言えない。
稀に私みたいに庶民にも現れたら、出世街道まっしぐらで、羨望の眼差しで見られる。
魔導士の一番下の資格でも、庶民の月給に比べたら高額だ。
そもそも魔導士の家系は裕福な家庭が多いので、庶民でも優秀ならそういった人との縁組も勧められることもある。
まさに女の子なら、玉の輿を狙えるくらい憧れの職業だ。
学費も相当高いけど、学校に合格さえできれば庶民向けの奨学金や貸与制度が国から提供されているから支援もばっちり。
両親は不器用な私の将来を本気で心配していたから、素質があると分かって心から喜んでくれた。
「いやー、娘にこんな取り柄があったとは!」
「ミーナ、がんばってね!」
今日のために両親は、綺麗なベージュのジャケットと若草色のスカートまで用意してくれた。
長い髪は今日はお母さんが一つにまとめ上げてくれたから、このまま花でも飾れば結婚式に参列できちゃうよそ行きだ。
家族や地元のみんなに期待を込められて、私は受験会場に向かった。
実は私には目的がある。
私が死んでから三十年経っているけど、前世の弟子——マルクを探すことだ。
彼は私の弟子だった当時、まだ少年だった。
女の子みたいに可愛らしい顔つきだったので、本気でたまに性別を忘れて同性だと思い込んじゃうくらいだった。
口が達者でちょっと生意気だったけど、ズボラな私の身の回りを健気にも世話してくれて、とても真面目な子で、今から思うとすごくいい子だった。
でも、私は正直なところ教えるのに究極的に向いてなかった。
だから、彼が私の弟子になったのは非常に不幸なことだったと思う。
どうしても弟子をとれって、上からの圧力でイヤイヤながら引き受けてたんだよね。
どんなに冷たい態度でも、辞めない奇特な子だった。
生まれ変わってまともな両親に育ててもらって改めて思ったけど、私はあの子に対してすごく最低だった。
彼、まともに生きているんだろうか。
弟子なんて辞めれば?って聞いたらマルクは身寄りがなくて帰るところがないって言っていたんだよね。
前世の私は「ふーん」って興味ない感じで冷たく返しただけだけど。
他に頼る人がいないから、彼は最悪な師匠の私から離れられなかっただけだったのに。
なんてことなの。
もうちょっと人として誠実に優しく対応すれば良かった。
前世の悪行がとても悔やまれた。
だから、彼が生きていて、辛い人生を歩んでいるなら、助けてあげたかった。
もし、前世の私を恨んでいるなら、土下座してでも謝りたかった。
そのためには、まずは彼と再会しなくちゃいけない。
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