王霞珠玉

あに

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第4章 五個目のダンジョン

この世界の進化?

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さっさと二十八層に向かうと今度はサイ!
アーマーライノと言うらしいがガチャガチャ煩い!
どーやって着たのかと思ったら皮らしい!
ガチャガチャうるさい皮だな!
しかも多いから騒音だ!耳がおかしくなる!
とりあえず一体殴るとゴボンッ!とモンスターらしからぬ音を出し消えて行く、残るのはツノと魔石、皮は?
俺は殴って、霞月とカナタは隙間を刺し、ソナタは布で絞め落とす、終わってみると楽だったかも!皮はたまに落としたけど、カンカン音するけど使えるのかね?
オアシスに行っていつもの魔銀のインゴット、木に果物が!取ってみるとバナナだな、皮を剥くと茶色!鑑定するとココナ、食べるとバナナとココアの合いの子だ!
全部取って今日のデザートだ!

さて気を取り直して二十九層、
カモシカってやつかな?凄い攻撃的なツノしてるけど!なんかネジみたいになってるツノが更に顔の前の方に向いてるよ?
俺の記憶では後ろに向いてたような、鑑定、
ハンティングゴーラル、カモシカではないのか?
ここはそれ程、多くないなぁ、
と思っていたらゴーラル同士で喧嘩し始めて殺して食ってる!もしかして・・・
やっぱデカくなって進化かよ!
「キングあれ以上強くなるとめんどくさいから倒そっか?」
「だな、てかオークだけじゃないんだな、人間はどーなんだ?」
「わからないね、王国にそんな奴が居るかも知れない、ジジイが負けるくらいだからね」
「マジか、ちょ、気持ち悪くなってきた」
「ちょっと!想像したらダメ!僕まで気持ち悪くなってきた」
「ちょっとソナタ達待ってて」
と上の階に戻り戻す、やばいな想像だけで気持ち悪い!もし桜花ってのが生きてたら!


考えたらもう腹の中何もないわ!
霞月も全部戻した見たい、水筒で口をゆすいでから降りて行く、
「悪い待たせた!って終わらせたのか?」
ゴーラル達が居なくなってる、
「気分悪そうだったからやっといた!残念ながら肉は無かった、ツノと魔石だけだ、あまはソナタが宝箱見に行ってる」
「ありがとう!でも強かっただろ?」
「あれくらい余裕だ!」
本当強くて逞しくなったな!豚だったのに!
で歩いてソナタの方へ向かって行くとソナタが走ってきた!
「一番強いのが残ってたでおじゃる!」
見ると四本ツノのゴーラルが跳んで来ている、ちょーどいい八つ当たりだ!
「俺がやる」
王覇を纏い、ソナタとすれ違い迫って来たゴーラルのツノを掴みブレーンバスターを決める!
叩きつけられたゴーラルは消えていった、
「動物にかける技じゃないよね!てかせめて言っといて!後ろに僕達居るんだから」
「悪い!憂さ晴らしにちょーど良かったからさ」
「っとにもう!バカキング!」
まぁ当たるような奴はいないしな!
残ったのは念願の肉!とツノと魔石だった!
ソナタと合流してオアシスに向かう、
オアシスに着くと普通より緑があり、やはり密度が違うと環境も変わるんだな。
宝箱は魔銀のインゴットと巻物、一人一人持って見るとソナタで少し光った、鑑定すると布技、まあソナタのだな、ソナタも嬉しそうだ!
あとは果物がありマンゴーの様な形だ、鑑定するとピンゴー?切ると桃とマンゴーを足した果物のようであっまいのにサッパリする。
これも全部取って回る。

さてと三十層は如何ですかね?
入って見ると、オアシスの中から銀色のカバが出て来た、鑑定するとシルバリオン!
なんてかっこいい名前なんだ!
なんかのアニメで出て来る名前みたいだな!
でもカバなんだよなぁ、そこが残念!
でも体長十メートルくらいのカバだろ?
口もでけえなー!
ガチンッ!
「なにボーッとしてるの?食われるとこだったよ!」
霞月が引っ張ってくれてた、助かった!
このカバ人が見てるのになんて気の利かない奴だ!
「俺がや「僕がやる!」る、え?」
「キングはさっきやったでしょ!僕の番!」
闘気を纏って斬るがキンッ!と音が違う!
こいつ身体が金属か?
「本気で行くね!」
闘気と風と朧月を纏って霞月が振ると音が無くカバは半分になっていた。
「久しぶりにスッキリしたかな!」
落ちたのは魔鉄の塊と魔石、こいつ魔鉄食ってたのかよ。
宝箱を開けると転装の指輪と聖青玉、あぁ、これはあと一個探さないといけない奴だ!
しかも聖青玉いまで五個目!先祖何人居なくなってるんだよ!
霞月に渡す、一応一組分は揃ってるからいいけどあと四つも赤あるかな?
まぁ、
「ここで今日は泊まろう!流石に疲れただろ?」
「今日はやっと一息つけるでおじゃる、疲れたでおじゃ」
「流石にこの短期間で三十はきつくないか?」
「なに言ってんの?僕ら超上級三日くらいだよね?」
霞月が聞いてくるから、
「多分そんなもんかな?」
「マジかよ!俺ら一ヶ月以上かかったぞ!」
「てか交代でシャワー浴びて飯にしないか?腹が減ってヤバイ!」
「んじゃ僕一番ね!ほら!ヘッド渡して!」
霞月に渡して俺らは飯の準備、大量の食材を出して黙々と切って行く、俺らはメシの準備に時間かかるのだ!
米があればいいんだがまだ見てないんだよな!って霞月の爺ちゃんに頼めば良かった!
こっちはパンが主流なんだよな、柔らかいパンもあるけど俺はフランスパン見たいな噛みごたえのある奴がいい!デカイしな!

「次ソナタコッチ来て!使い方教えるから!」
ん?この流れは俺最後かよ、まぁいいけどよ、クアトロのとこでマイヘッド買おっと、
でも王国だしなんか掘出し物があるかもなー!
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