324 / 335
番外編 それぞれの物語
イースティンの魔女②(ルーカス×マリー)
しおりを挟む
魔力暴走。それは身体の中にある多大な魔力が抑えきれずに、自分の意思とは関係なく溢れ出してしまう事だ。
溢れた魔力は周囲に被害をもたらすだけでなく、本人の身体にも大きな負担をかける。その為に幼い子供にそれが起きると身体が耐え切れずに死んでしまう事が多い。
魔力暴走自体がそれほど多く起こる現象ではない為あまり周知をされていないが、魔力量が平民より多いとされている貴族たちには、それなりに注意するよう、鑑定後に付けられる事の多い魔法の師となる者から伝えられたり、それぞれの家で、ある程度の制御が出来ていると判断するまでは護衛などが見守っていくようにされている。
だが、今回の事はあまりにも想定外で、もしエドワードが魔力暴走を起こしてフレイム・グレード・グリズリーを倒さなければ、自分も含めあの場にいた全員が命を落とす事になっていただろうとルーカスは思っていた。
あの後、意識を失ってしまった兄弟と一緒に、あの場で魔熊と戦った者達は全員神殿へと連れて行かれ、エドワード達とは別に光魔法による治療を受けた。お陰でボロボロだった身体の怪我は治ったが、それでもやはり魔力量が元から多くはなかった事もあり、二・三日ゆっくり休むように言われた。
しかしマリーは神殿から戻って来た後、そのままエドワードに付き添っていると聞いた。
そして翌朝、まだエドワードの部屋にいるマリーを見て、ルーカスはコンコンとドアを小さくノックした。
「食事をとらないと、エドワード様が目覚めた時に心配されますよ」
「……ありがとうございます。でもエドワード様が気づいた時に居てさしあげたいのです」
「では、私がここにいますので、どうぞ食事を取って来て下さい。主人の部屋で食事は出来ませんので」
「…………」
「気づかれたらすぐにお知らせしますよ」
「……すぐに戻ります」
ベッドに眠るエドワードをチラリと見て部屋を出て行ったマリーは、その言葉の通りに僅かな時間で戻って来た。「ありがとうございました」と頭を下げた彼女にルーカスはそれ以上何も言えなかった。
◇ ◇ ◇
東の森の調査は続いていて、エドワードの魔法の講義を受け持つジョシュア・ブライトンも東の森の調査に加わっていると聞いたが、昨日も今日も手掛かりになるようなものは見つからなかったようだった。
そしてエドワードの意識もまだ戻らない。どうやら意識がうっすらと戻ったり、また沈み込んだりという事を繰り返しているらしく、時折うなされたような声を出すエドワードの傍らで泣き出しそうな顔をしている彼女の姿があった。
(それにしても、彼女のあの献身的というか、エドワード様に対する執着に近いようなものは何なんだろう)
廊下を歩きながらそんな事を考えていたルーカスの肩を誰かがポンと叩いた。
「やぁ。身体の方はどうだい? ヒューイットさん」
そう言って笑みを浮かべていたのは、エドワードの魔法の講師、ジョシュア・ブライトンだった。
「……ああ、やめてくれ。家名はもう捨てているも同然なんだ。ルーカスでいい」
「そうか、じゃあ、同じエドワード様の講師という事で私の事もジョシュアと呼んでくれ」
「ああ、ではそのように。調査は進んでいるのか?」
「いや、まったく分からない。大体あれはもっと南の火山帯の方に出るようなものだからね。ところで彼女はまだこもっているのか?」
「ああ、付きっきりだ。いくら魔力量があると言っても、彼女は枯渇寸前まで使っていた筈だ。朝は見るに見かねて食事に行かせたが……」
「そうか、私は先ほどポーションを差し入れたよ。食事をしてから飲むように伝えた」
二人は顔を見合わせて苦笑した。そして「少し話をしないかい?」というジョシュアと一緒にルーカスは庭へと出た。ジョシュアは周囲にサッと遮音の魔法をかけてから口を開いた。
「ルーカス、君は『イースティンの魔女』という言葉を聞いたことがあるかい?」
ルーカスは小さく目を見開いてから、コクリと頷いた。
「彼女の事だな。学生時代に噂を耳にした事がある」
「ああ、やっぱり。私は卒業の年だったんだけど酷い噂だった。実は彼女の兄とは一学年違いの友人でね。お茶会などでやりとりをしていたんだ。それで妹の事を放っておいていいのかと話をしたことがある。仲の悪い兄妹とは思えなかったからね。それで聞いたんだ。彼女の魔法属性が闇属性で両親が彼女を疎んでいる事を。何とか間に入るようにはしていたけれど、今回の事でおそらくはもう修復は無理だろうと」
「……それは、弟を殺したという噂が関係しているのか」
「殺したっていうか、弟が魔力暴走を起こしたらしい。兄から聞いた話だと、少し身体の弱い弟が綿の花を見たいと言ったらしいんだ」
「綿の花?」
「ああ、イースティンは綿の栽培が有名だからな。彼女はよく綿の畑に行っていて、綿の花が好きだと言っていたと。それで弟がそれを見たがって持ってきてやったらしいんだが、母親がどうやら捨ててしまったようで」
「捨てた?」
「ああ、その事で弟がどうして捨てたのか興奮して、魔力暴走を起こしたらしい」
「そんな……」
それでは彼女のせいではないではないか。
「だが、両親はそれが彼女が闇魔法を使ったからだと責めた。彼女が魔力暴走だと言った言葉を聞かなかったようだな。魔力を抑えて神殿に連れて行けば……。まぁ、言っても仕方のない事だ。連れて行ったとしても身体が元々弱かったのであれば助からなかったかもしれない。だが両親はどう言っても聞く耳を持たない為、彼女には休暇は祖父母の家に身を寄せるように言ったらしい。結局彼女自身も初等部を卒業して高等部に進まずに学園をやめてしまったようだしね。闇魔法は中々普通の人間には理解できないものも多いし、女性だと尚更難しいのかもしれないな」
「……ああ、だけど、彼女の魔法はとても素晴らしかったよ。無詠唱で瞬時に防御壁を幾重にも展開したり、すごいなと少し悔しかった。そうか、でも、それでだったのか……」
「ルーカス?」
「ああ……エドワード様が魔力暴走を起こした時の彼女の悲鳴のような言葉が……」
「……そうか」
魔女なんて居なかった、とルーカスは思った。元より彼女は魔女などと呼ばれるような女性ではなかった。
『止めて! やめさせて! 魔力暴走です! 誰か止めてぇぇぇぇ! エドワード様の身体が、身体が壊れてしまう!』
ハーヴィンからずっとエドワードに寄り添ってきた専属メイド。彼女は初等部を卒業して学園を去り、いつからエドワードを支えてきたのだろうか。亡くなってしまった弟と重ねている事もあるのだろうか。
その後、エドワードの意識は戻ったが、食事を取らなくなってしまい、マリーが泣いている所を何度か見かけたが、ルーカスはかける言葉が見つからなかった。
だが、一時は再び神殿送りかと心配されていたエドワードが少しずつ元気になってきはじめて、ルーカスはほっと胸を撫でおろした。
もっともルーカスには彼女がもう一人で押し殺したように泣く姿は見たくないと思う自分がよく分からなかった。
------------
次回は一気に時間が飛びます。
溢れた魔力は周囲に被害をもたらすだけでなく、本人の身体にも大きな負担をかける。その為に幼い子供にそれが起きると身体が耐え切れずに死んでしまう事が多い。
魔力暴走自体がそれほど多く起こる現象ではない為あまり周知をされていないが、魔力量が平民より多いとされている貴族たちには、それなりに注意するよう、鑑定後に付けられる事の多い魔法の師となる者から伝えられたり、それぞれの家で、ある程度の制御が出来ていると判断するまでは護衛などが見守っていくようにされている。
だが、今回の事はあまりにも想定外で、もしエドワードが魔力暴走を起こしてフレイム・グレード・グリズリーを倒さなければ、自分も含めあの場にいた全員が命を落とす事になっていただろうとルーカスは思っていた。
あの後、意識を失ってしまった兄弟と一緒に、あの場で魔熊と戦った者達は全員神殿へと連れて行かれ、エドワード達とは別に光魔法による治療を受けた。お陰でボロボロだった身体の怪我は治ったが、それでもやはり魔力量が元から多くはなかった事もあり、二・三日ゆっくり休むように言われた。
しかしマリーは神殿から戻って来た後、そのままエドワードに付き添っていると聞いた。
そして翌朝、まだエドワードの部屋にいるマリーを見て、ルーカスはコンコンとドアを小さくノックした。
「食事をとらないと、エドワード様が目覚めた時に心配されますよ」
「……ありがとうございます。でもエドワード様が気づいた時に居てさしあげたいのです」
「では、私がここにいますので、どうぞ食事を取って来て下さい。主人の部屋で食事は出来ませんので」
「…………」
「気づかれたらすぐにお知らせしますよ」
「……すぐに戻ります」
ベッドに眠るエドワードをチラリと見て部屋を出て行ったマリーは、その言葉の通りに僅かな時間で戻って来た。「ありがとうございました」と頭を下げた彼女にルーカスはそれ以上何も言えなかった。
◇ ◇ ◇
東の森の調査は続いていて、エドワードの魔法の講義を受け持つジョシュア・ブライトンも東の森の調査に加わっていると聞いたが、昨日も今日も手掛かりになるようなものは見つからなかったようだった。
そしてエドワードの意識もまだ戻らない。どうやら意識がうっすらと戻ったり、また沈み込んだりという事を繰り返しているらしく、時折うなされたような声を出すエドワードの傍らで泣き出しそうな顔をしている彼女の姿があった。
(それにしても、彼女のあの献身的というか、エドワード様に対する執着に近いようなものは何なんだろう)
廊下を歩きながらそんな事を考えていたルーカスの肩を誰かがポンと叩いた。
「やぁ。身体の方はどうだい? ヒューイットさん」
そう言って笑みを浮かべていたのは、エドワードの魔法の講師、ジョシュア・ブライトンだった。
「……ああ、やめてくれ。家名はもう捨てているも同然なんだ。ルーカスでいい」
「そうか、じゃあ、同じエドワード様の講師という事で私の事もジョシュアと呼んでくれ」
「ああ、ではそのように。調査は進んでいるのか?」
「いや、まったく分からない。大体あれはもっと南の火山帯の方に出るようなものだからね。ところで彼女はまだこもっているのか?」
「ああ、付きっきりだ。いくら魔力量があると言っても、彼女は枯渇寸前まで使っていた筈だ。朝は見るに見かねて食事に行かせたが……」
「そうか、私は先ほどポーションを差し入れたよ。食事をしてから飲むように伝えた」
二人は顔を見合わせて苦笑した。そして「少し話をしないかい?」というジョシュアと一緒にルーカスは庭へと出た。ジョシュアは周囲にサッと遮音の魔法をかけてから口を開いた。
「ルーカス、君は『イースティンの魔女』という言葉を聞いたことがあるかい?」
ルーカスは小さく目を見開いてから、コクリと頷いた。
「彼女の事だな。学生時代に噂を耳にした事がある」
「ああ、やっぱり。私は卒業の年だったんだけど酷い噂だった。実は彼女の兄とは一学年違いの友人でね。お茶会などでやりとりをしていたんだ。それで妹の事を放っておいていいのかと話をしたことがある。仲の悪い兄妹とは思えなかったからね。それで聞いたんだ。彼女の魔法属性が闇属性で両親が彼女を疎んでいる事を。何とか間に入るようにはしていたけれど、今回の事でおそらくはもう修復は無理だろうと」
「……それは、弟を殺したという噂が関係しているのか」
「殺したっていうか、弟が魔力暴走を起こしたらしい。兄から聞いた話だと、少し身体の弱い弟が綿の花を見たいと言ったらしいんだ」
「綿の花?」
「ああ、イースティンは綿の栽培が有名だからな。彼女はよく綿の畑に行っていて、綿の花が好きだと言っていたと。それで弟がそれを見たがって持ってきてやったらしいんだが、母親がどうやら捨ててしまったようで」
「捨てた?」
「ああ、その事で弟がどうして捨てたのか興奮して、魔力暴走を起こしたらしい」
「そんな……」
それでは彼女のせいではないではないか。
「だが、両親はそれが彼女が闇魔法を使ったからだと責めた。彼女が魔力暴走だと言った言葉を聞かなかったようだな。魔力を抑えて神殿に連れて行けば……。まぁ、言っても仕方のない事だ。連れて行ったとしても身体が元々弱かったのであれば助からなかったかもしれない。だが両親はどう言っても聞く耳を持たない為、彼女には休暇は祖父母の家に身を寄せるように言ったらしい。結局彼女自身も初等部を卒業して高等部に進まずに学園をやめてしまったようだしね。闇魔法は中々普通の人間には理解できないものも多いし、女性だと尚更難しいのかもしれないな」
「……ああ、だけど、彼女の魔法はとても素晴らしかったよ。無詠唱で瞬時に防御壁を幾重にも展開したり、すごいなと少し悔しかった。そうか、でも、それでだったのか……」
「ルーカス?」
「ああ……エドワード様が魔力暴走を起こした時の彼女の悲鳴のような言葉が……」
「……そうか」
魔女なんて居なかった、とルーカスは思った。元より彼女は魔女などと呼ばれるような女性ではなかった。
『止めて! やめさせて! 魔力暴走です! 誰か止めてぇぇぇぇ! エドワード様の身体が、身体が壊れてしまう!』
ハーヴィンからずっとエドワードに寄り添ってきた専属メイド。彼女は初等部を卒業して学園を去り、いつからエドワードを支えてきたのだろうか。亡くなってしまった弟と重ねている事もあるのだろうか。
その後、エドワードの意識は戻ったが、食事を取らなくなってしまい、マリーが泣いている所を何度か見かけたが、ルーカスはかける言葉が見つからなかった。
だが、一時は再び神殿送りかと心配されていたエドワードが少しずつ元気になってきはじめて、ルーカスはほっと胸を撫でおろした。
もっともルーカスには彼女がもう一人で押し殺したように泣く姿は見たくないと思う自分がよく分からなかった。
------------
次回は一気に時間が飛びます。
250
お気に入りに追加
10,697
あなたにおすすめの小説
【完結】悪役令息の従者に転職しました
*
BL
暗殺者なのに無様な失敗で死にそうになった俺をたすけてくれたのは、BLゲームで、どのルートでも殺されて悲惨な最期を迎える悪役令息でした。
依頼人には死んだことにして、悪役令息の従者に転職しました。
皆でしあわせになるために、あるじと一緒にがんばるよ!
本編完結しました!
時々おまけのお話を更新しています。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。
【完結】最強公爵様に拾われた孤児、俺
福の島
BL
ゴリゴリに前世の記憶がある少年シオンは戸惑う。
目の前にいる男が、この世界最強の公爵様であり、ましてやシオンを養子にしたいとまで言ったのだから。
でも…まぁ…いっか…ご飯美味しいし、風呂は暖かい…
……あれ…?
…やばい…俺めちゃくちゃ公爵様が好きだ…
前置きが長いですがすぐくっつくのでシリアスのシの字もありません。
1万2000字前後です。
攻めのキャラがブレるし若干変態です。
無表情系クール最強公爵様×のんき転生主人公(無自覚美形)
おまけ完結済み
【完結】伴侶がいるので、溺愛ご遠慮いたします
*
BL
3歳のノィユが、カビの生えてないご飯を求めて結ばれることになったのは、北の最果ての領主のおじいちゃん……え、おじいちゃん……!?
しあわせの絶頂にいるのを知らない王子たちが吃驚して憐れんで溺愛してくれそうなのですが、結構です!
めちゃくちゃかっこよくて可愛い伴侶がいますので!
本編完結しました!
時々おまけを更新しています。
王家の影一族に転生した僕にはどうやら才能があるらしい。
薄明 喰
BL
アーバスノイヤー公爵家の次男として生誕した僕、ルナイス・アーバスノイヤーは日本という異世界で生きていた記憶を持って生まれてきた。
アーバスノイヤー公爵家は表向きは代々王家に仕える近衛騎士として名を挙げている一族であるが、実は陰で王家に牙を向ける者達の処分や面倒ごとを片付ける暗躍一族なのだ。
そんな公爵家に生まれた僕も将来は家業を熟さないといけないのだけど…前世でなんの才もなくぼんやりと生きてきた僕には無理ですよ!!
え?
僕には暗躍一族としての才能に恵まれている!?
※すべてフィクションであり実在する物、人、言語とは異なることをご了承ください。
色んな国の言葉をMIXさせています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。