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魔力測定ってマジですか
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ナタリア•ツインベルク、今絶体絶命のピンチです
「では、今日は予告していた通り…」
そんなん聞いてなかった…
「今から」
しっかり聞いとけば…
「実力テストの1つ魔力測定をしたいとおもいます」
良かったぁぁぁぁぁ!!!
そういえばするっていってたね!!第2王子の事件のせいで先延ばしになってたんだった...今は仮の教室やもんなぁ...
ど、どうするべきなんだ、、、ってかなんだよ魔力測定って、体力測定みたいなことしなくていいよ!!昔の私呑気すぎた...
「ど、どーしよ…」
私のステータスは全てMAXの完凸おばけなんだぞ、この物語のタイトル通りなんだぞ!?
そんなんみられたら崇められるどころか魔王かとか言われ…いや、光の魔力持ってるし大丈夫か。にしても絶対めんどい!!!
うん、バレないようにしよう。どーにかして。バレたら世界征服しよう。
「では、今から配布する紙の通りに進んでください」
プリントがまわされた。
「えとえと?まずはB教室で魔力量の測定…」
オワタ、対策練る時間もねぇ…
もう、早退とかして誤魔化そう…
「ちなみに魔力測定は国の義務なので必ず受けてもらいます、体調が悪い方は神官が来てくださっているので申し出て測定に行ってください」
なにそれ怖い、まぁ国としても優秀な人材を逃す手はないんだろうね。
「ナタリア様...」
「あ、レイス」
「私、ナタリア様と離れ離れの教室は嫌です...」
「私もレイスと一緒がいいな」
「ナタリア様の手加減に追いつけるかどうか心配です...」
「うんうん、手加減は...手加減?」
手加減だと...!?
「ね、ねぇレイス?」
「なんですか、ナタリア様?」
「魔力測定ってステータスとか見ないの?」
「す、ステータスなんて見れませんよ!古代の勇者のみが使えたというステータス...未だ見える人はいないのだとか」
...なるほろ
はいかちぃぃぃ、手抜きまくればいいじゃん!!なんだよぉ驚かせんなよォこんにゃろぉ
「一緒にAクラスなろうね!レイス!!」
「セイちゃんにちょっと力を借りて私も頑張ってみます...!」
鼻歌交じりでレイスと一緒にB教室へ向かう
ついた所は教室とは名ばかりのでかいごうかなへやだった。体育館ほどでは無いけれど...
「では、魔力を測定します得意な属性で構いませんので玉の形を作ってください、ちなみに半径1mの円が作れればAクラスとなりますよ」
と、言った途端B教室の生徒たちが笑い出す。なにが面白いんだ…?
「では最初は首席のアレスト・フィリアに筆頭してお願いしましょう。」
金色の髪をなびかせ堂々と歩いていく変態お前たいした魔力じゃないのによく堂々と...
アレストが炎の玉をつくりだす、あいつが放ってるせいか若干黒く見えるのは気のせいだろうか、
アレストが爽やかな顔をしながらも私から見ればあきらかに力んで震えた腕がみっともない...
「おお!さすがですね、半径70cmということは魔力量は70ですね!」
おお、と皆賞賛する...がAクラスちゃうやんざまぁwwww
ってかアレストいたんだ、だから女子がみんなソワソワしてたわけね。いない人をみるに全員が一斉にするのではないみたい
ヒロインっぽい人もいないしね
「では、えと…ナタリア•ツインベルクさん、貴方は珍しい光の魔力の持ち主ですね、光ではなくてもいいですが、なるべく得意な属性のものがいいですよ。」
先生、全部完凸してます…まぁ、じゃあ光の魔力つかうか。出来るだけ手を抜いて…半径1メートルね。
「はい」
ぽわぁっ
という効果音には相応しくないほどの光が教室を埋め尽くした。
待って!!急げ急げ!小さく小さく!!!
ぎゅっぅとするイメージで力を込めると半径1メートルほどの玉が出来上がった。
「「「…へ?」」」
B教室の皆は首を傾げレイスはキラキラした目でこちらをみてくる。
「ツ、ツインベルクさんの魔力量は100...のはずですが最初の輝きをみるにおそらく120…歴代1位を争いますね!素晴らしい才能ですわ!!」
担当の女教師が驚きながらもほめたたえる
え、半径1メートルがAクラス判定なんじゃ…
「冗談のつもりでしたがやり遂げる生徒がいるなんて!!もしかしてもっと大きく出来ました?」
「い、いえいえ!!とんでも!!!これが本気の力でございますわ!!!」
あ、焦ったァ...
そのあと次々生徒が玉を作っていくが、レイスの80の水の玉(王族抜かしてるやんw)を除きみんながみんな小さな玉を作って満足していた。
これ、レイスさんと同じクラスなれそうかな?
こーゆうのみると実感する、私強かったんだな...うんうん
家帰って本気出したら王国が全部一瞬白く何も見えなくなったということはまた別の話...
「では、今日は予告していた通り…」
そんなん聞いてなかった…
「今から」
しっかり聞いとけば…
「実力テストの1つ魔力測定をしたいとおもいます」
良かったぁぁぁぁぁ!!!
そういえばするっていってたね!!第2王子の事件のせいで先延ばしになってたんだった...今は仮の教室やもんなぁ...
ど、どうするべきなんだ、、、ってかなんだよ魔力測定って、体力測定みたいなことしなくていいよ!!昔の私呑気すぎた...
「ど、どーしよ…」
私のステータスは全てMAXの完凸おばけなんだぞ、この物語のタイトル通りなんだぞ!?
そんなんみられたら崇められるどころか魔王かとか言われ…いや、光の魔力持ってるし大丈夫か。にしても絶対めんどい!!!
うん、バレないようにしよう。どーにかして。バレたら世界征服しよう。
「では、今から配布する紙の通りに進んでください」
プリントがまわされた。
「えとえと?まずはB教室で魔力量の測定…」
オワタ、対策練る時間もねぇ…
もう、早退とかして誤魔化そう…
「ちなみに魔力測定は国の義務なので必ず受けてもらいます、体調が悪い方は神官が来てくださっているので申し出て測定に行ってください」
なにそれ怖い、まぁ国としても優秀な人材を逃す手はないんだろうね。
「ナタリア様...」
「あ、レイス」
「私、ナタリア様と離れ離れの教室は嫌です...」
「私もレイスと一緒がいいな」
「ナタリア様の手加減に追いつけるかどうか心配です...」
「うんうん、手加減は...手加減?」
手加減だと...!?
「ね、ねぇレイス?」
「なんですか、ナタリア様?」
「魔力測定ってステータスとか見ないの?」
「す、ステータスなんて見れませんよ!古代の勇者のみが使えたというステータス...未だ見える人はいないのだとか」
...なるほろ
はいかちぃぃぃ、手抜きまくればいいじゃん!!なんだよぉ驚かせんなよォこんにゃろぉ
「一緒にAクラスなろうね!レイス!!」
「セイちゃんにちょっと力を借りて私も頑張ってみます...!」
鼻歌交じりでレイスと一緒にB教室へ向かう
ついた所は教室とは名ばかりのでかいごうかなへやだった。体育館ほどでは無いけれど...
「では、魔力を測定します得意な属性で構いませんので玉の形を作ってください、ちなみに半径1mの円が作れればAクラスとなりますよ」
と、言った途端B教室の生徒たちが笑い出す。なにが面白いんだ…?
「では最初は首席のアレスト・フィリアに筆頭してお願いしましょう。」
金色の髪をなびかせ堂々と歩いていく変態お前たいした魔力じゃないのによく堂々と...
アレストが炎の玉をつくりだす、あいつが放ってるせいか若干黒く見えるのは気のせいだろうか、
アレストが爽やかな顔をしながらも私から見ればあきらかに力んで震えた腕がみっともない...
「おお!さすがですね、半径70cmということは魔力量は70ですね!」
おお、と皆賞賛する...がAクラスちゃうやんざまぁwwww
ってかアレストいたんだ、だから女子がみんなソワソワしてたわけね。いない人をみるに全員が一斉にするのではないみたい
ヒロインっぽい人もいないしね
「では、えと…ナタリア•ツインベルクさん、貴方は珍しい光の魔力の持ち主ですね、光ではなくてもいいですが、なるべく得意な属性のものがいいですよ。」
先生、全部完凸してます…まぁ、じゃあ光の魔力つかうか。出来るだけ手を抜いて…半径1メートルね。
「はい」
ぽわぁっ
という効果音には相応しくないほどの光が教室を埋め尽くした。
待って!!急げ急げ!小さく小さく!!!
ぎゅっぅとするイメージで力を込めると半径1メートルほどの玉が出来上がった。
「「「…へ?」」」
B教室の皆は首を傾げレイスはキラキラした目でこちらをみてくる。
「ツ、ツインベルクさんの魔力量は100...のはずですが最初の輝きをみるにおそらく120…歴代1位を争いますね!素晴らしい才能ですわ!!」
担当の女教師が驚きながらもほめたたえる
え、半径1メートルがAクラス判定なんじゃ…
「冗談のつもりでしたがやり遂げる生徒がいるなんて!!もしかしてもっと大きく出来ました?」
「い、いえいえ!!とんでも!!!これが本気の力でございますわ!!!」
あ、焦ったァ...
そのあと次々生徒が玉を作っていくが、レイスの80の水の玉(王族抜かしてるやんw)を除きみんながみんな小さな玉を作って満足していた。
これ、レイスさんと同じクラスなれそうかな?
こーゆうのみると実感する、私強かったんだな...うんうん
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