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フレヤが逃走して数日後、ある村に礼儀正しい美少年が現れたと風の噂で流れるようになる。その噂は留まることを知らず、ルギア帝国の中心部である城にまで流れてきていた。やがて旅をしながら1人芝居でお金を稼いでいるらしいと言う噂もセットで流れるようになってくる。
「おい、お前が取り逃した魚がでっかくなってるぞ」
「ですねぇ~、このオレから逃げるなんて凄いですよフレヤちゃんは」
帝国の執務室で2人の男が話していた。どちらもイケメンであり、片方はフレヤにスパイ(変態)さんと呼ばれていたグレイである。もう1人は黒髪に金色の瞳の美丈夫で、スパイの反応に意地悪そうな目線を投げかけていた。
「連れてこい。相当な美少年だそうだから顔には傷をつけるなよ」
「はぁ~、殿下は男色の趣味はないでしょう? しかも、女って知ってるくせに。どうせ妃にしようとでも考えているんでしょう? ま、いいですよぉ」
「はは、よく分かってるじゃないか。王国では史上最悪の公爵令嬢。ここでは絶世の美少年と呼ばれているので興味が湧いてな」
「はいはい、分かりましたってぇ~」
今をときめく役者? に魔の手が忍び寄る。
○○○
「さー! よってらっしゃいみてらっしゃい! レオの1人芝居が始まるよーー‼︎」
大声で叫べば物凄い歓声が返ってくる。
「「「「「「「きゃー‼︎ レオ様ぁぁ‼︎」」」」」」」
「「「「「「こっち見てぇーー‼︎」」」」」」
ニコリと貴公子スマイルで手を振れば一層歓声が湧いた。
……やっちまった感が半端ない。
最初はそう、ちょっとした小遣い稼ぎにでもなればいいなと思ってやっていたのだ。しかも今のような芝居ではなくお話を語って聞かせるごくごくありふれた物。ただちょっとだけそのお話が見たことも聞いたこともない物だというだけである。
そのうち、身ぶり手振りをつけ出すとウケが良くなり、調子に乗ってしまって噂になり。気づいた時には今の状況しか受け入れないと言う客の圧が……まぁ、過ぎたことなのでしょうがないけど。
「はーい、静粛に! 今回するお芝居は『シ○デレラ』という物語。楽しんでくれると嬉しいな」
ニコッと微笑めば素直にうんうんと頷く女の子達。中には「「「「「もうすでに楽しいです‼︎」」」」」と言ってくれる子までいた。
「嬉しいな。じゃあ始めるよ。あるところに1人の可愛らしい女の子がおりましたーー」
魔法使いの役、お姫様の役、王子様の役を使い分けて演じれば真剣に聞いてくれる女の子達。時折鼻血を吹いて倒れる子もいたけどもう慣れた。なんで倒れたの? トカハツッコマナイコトニシタ。
「ーーそして、幸せに暮らしましたとさ! みんな最後まで観てくれてありがとう‼︎ また会える日を願って……アディオス‼︎」
「「「「「「「「「アディオス‼︎」」」」」」」」」
最初はふざけて言っていたこの「アディオス」何故か今は言わなかったら、女の子達から圧がくるまでになってしまった。私の劇の名物みたいになっているらしい。
劇が終われば私は急いで秘密の通路に戻る。こうして身を隠すことでスパイさんに見つかってもいいようにしているのだ‼︎ 世間では、『劇が終わった5分後にレオを見つけれた人はイケメンと結婚して幸せになれる‼︎』と言われているらしい。何だそれは……私にはそんな力は無い。
「ふぃ~! 疲れたぁ」
「はい、お茶」
「ありがとう!」
「どういたしまして~」
いつものように逃げるようにして秘密の通路に入り込み、座り込んでいると横からお茶が渡される。お礼を言えばすぐに返事が返ってきた。なんて親切な人なんだろう……ってちがぁぁぁう!
「こんな怪しさ満点のお茶飲むかぁぁぁぁい‼︎」
急いでお茶を突き返す。
「え~飲まないの?」
「飲まない」
「本当に?」
「絶対飲まない」
「オレの好意が受け取れないの?」
「変態さんがくれたのロクなことないから!」
「え~酷いなぁ。オレ特製の睡眠薬入りなのに……」
あっぶねぇぇぇぇぇぇぇ、もう少し押されたら飲むとこだった。
しょんぼりとしたフリをする変態さん。見た目は人畜無害、そのくせ自作の睡眠薬盛るとか怖すぎでしょ! 取り敢えず逃げよっ!
「じゃ、じゃあ俺はこれで失礼します……」
「そんなこと言わないでよぉ~! もうちょっとお話ししよ?」
「無理です。俺忙しいんで」
「えーダメ?」
「そんな可愛く小首傾げながら言っても無意味だからね?」
「え~だめなの?」
「上目遣いで言っても私には効きません」
「も~、フレヤちゃんってば強情なんだからぁ~」
ついにオネェ化した変態に背筋がゾゾゾ~っとする。
「ひぃ⁉︎」
「逃げるなよぉ~!しょうがないなぁ~、ちょっと気分が悪くなるかもしれないけど我慢してね?」
「なにをっ……んぅ⁉︎」
ガラリと雰囲気が変わった変態さんの様子に私の脳内に設置してある危険装置が激しく鳴らされる。ヤバイ! そう思い逃げ出そうとしたが時すでに遅く、なにかの布で鼻を覆われた。
苦しいし臭い‼︎ この世の臭いとは思えない悪臭が‼︎
「これもオレの自信作の睡眠薬! 臭いが結構キツイけどま、しょうがない」
しょうがないだと? やられている方は死にそうなんだぞ⁉︎ 心の中で反撃していると、いきなり眠気に襲われる。
「ぐっ⁉︎」
「あー、眠たい? じゃ、寝ていいよ~」
変態ののんびりした声を最後に私の意識は途絶えたのだった。
「おい、お前が取り逃した魚がでっかくなってるぞ」
「ですねぇ~、このオレから逃げるなんて凄いですよフレヤちゃんは」
帝国の執務室で2人の男が話していた。どちらもイケメンであり、片方はフレヤにスパイ(変態)さんと呼ばれていたグレイである。もう1人は黒髪に金色の瞳の美丈夫で、スパイの反応に意地悪そうな目線を投げかけていた。
「連れてこい。相当な美少年だそうだから顔には傷をつけるなよ」
「はぁ~、殿下は男色の趣味はないでしょう? しかも、女って知ってるくせに。どうせ妃にしようとでも考えているんでしょう? ま、いいですよぉ」
「はは、よく分かってるじゃないか。王国では史上最悪の公爵令嬢。ここでは絶世の美少年と呼ばれているので興味が湧いてな」
「はいはい、分かりましたってぇ~」
今をときめく役者? に魔の手が忍び寄る。
○○○
「さー! よってらっしゃいみてらっしゃい! レオの1人芝居が始まるよーー‼︎」
大声で叫べば物凄い歓声が返ってくる。
「「「「「「「きゃー‼︎ レオ様ぁぁ‼︎」」」」」」」
「「「「「「こっち見てぇーー‼︎」」」」」」
ニコリと貴公子スマイルで手を振れば一層歓声が湧いた。
……やっちまった感が半端ない。
最初はそう、ちょっとした小遣い稼ぎにでもなればいいなと思ってやっていたのだ。しかも今のような芝居ではなくお話を語って聞かせるごくごくありふれた物。ただちょっとだけそのお話が見たことも聞いたこともない物だというだけである。
そのうち、身ぶり手振りをつけ出すとウケが良くなり、調子に乗ってしまって噂になり。気づいた時には今の状況しか受け入れないと言う客の圧が……まぁ、過ぎたことなのでしょうがないけど。
「はーい、静粛に! 今回するお芝居は『シ○デレラ』という物語。楽しんでくれると嬉しいな」
ニコッと微笑めば素直にうんうんと頷く女の子達。中には「「「「「もうすでに楽しいです‼︎」」」」」と言ってくれる子までいた。
「嬉しいな。じゃあ始めるよ。あるところに1人の可愛らしい女の子がおりましたーー」
魔法使いの役、お姫様の役、王子様の役を使い分けて演じれば真剣に聞いてくれる女の子達。時折鼻血を吹いて倒れる子もいたけどもう慣れた。なんで倒れたの? トカハツッコマナイコトニシタ。
「ーーそして、幸せに暮らしましたとさ! みんな最後まで観てくれてありがとう‼︎ また会える日を願って……アディオス‼︎」
「「「「「「「「「アディオス‼︎」」」」」」」」」
最初はふざけて言っていたこの「アディオス」何故か今は言わなかったら、女の子達から圧がくるまでになってしまった。私の劇の名物みたいになっているらしい。
劇が終われば私は急いで秘密の通路に戻る。こうして身を隠すことでスパイさんに見つかってもいいようにしているのだ‼︎ 世間では、『劇が終わった5分後にレオを見つけれた人はイケメンと結婚して幸せになれる‼︎』と言われているらしい。何だそれは……私にはそんな力は無い。
「ふぃ~! 疲れたぁ」
「はい、お茶」
「ありがとう!」
「どういたしまして~」
いつものように逃げるようにして秘密の通路に入り込み、座り込んでいると横からお茶が渡される。お礼を言えばすぐに返事が返ってきた。なんて親切な人なんだろう……ってちがぁぁぁう!
「こんな怪しさ満点のお茶飲むかぁぁぁぁい‼︎」
急いでお茶を突き返す。
「え~飲まないの?」
「飲まない」
「本当に?」
「絶対飲まない」
「オレの好意が受け取れないの?」
「変態さんがくれたのロクなことないから!」
「え~酷いなぁ。オレ特製の睡眠薬入りなのに……」
あっぶねぇぇぇぇぇぇぇ、もう少し押されたら飲むとこだった。
しょんぼりとしたフリをする変態さん。見た目は人畜無害、そのくせ自作の睡眠薬盛るとか怖すぎでしょ! 取り敢えず逃げよっ!
「じゃ、じゃあ俺はこれで失礼します……」
「そんなこと言わないでよぉ~! もうちょっとお話ししよ?」
「無理です。俺忙しいんで」
「えーダメ?」
「そんな可愛く小首傾げながら言っても無意味だからね?」
「え~だめなの?」
「上目遣いで言っても私には効きません」
「も~、フレヤちゃんってば強情なんだからぁ~」
ついにオネェ化した変態に背筋がゾゾゾ~っとする。
「ひぃ⁉︎」
「逃げるなよぉ~!しょうがないなぁ~、ちょっと気分が悪くなるかもしれないけど我慢してね?」
「なにをっ……んぅ⁉︎」
ガラリと雰囲気が変わった変態さんの様子に私の脳内に設置してある危険装置が激しく鳴らされる。ヤバイ! そう思い逃げ出そうとしたが時すでに遅く、なにかの布で鼻を覆われた。
苦しいし臭い‼︎ この世の臭いとは思えない悪臭が‼︎
「これもオレの自信作の睡眠薬! 臭いが結構キツイけどま、しょうがない」
しょうがないだと? やられている方は死にそうなんだぞ⁉︎ 心の中で反撃していると、いきなり眠気に襲われる。
「ぐっ⁉︎」
「あー、眠たい? じゃ、寝ていいよ~」
変態ののんびりした声を最後に私の意識は途絶えたのだった。
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