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3.本星に向かって脱出
四十一話 世界蛇の説明とアンドロイド探し
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41話宝探しのついでの格とか世界の説明とかなんとかかんとか
「さて何処まで話たんじゃったっけ?」
「本当にボケたんじゃないのか?」
「いや最後にちょっとはしゃぎすぎてな···あぁそうだワシがエリートと言うところからじゃな」
「いや違うそこじゃない、そこは視聴者には分からない場所だ」
「いや普通に最後に流れておったぞ···えぇっとどこじゃったっけ?」
「魔物の知能とか感情が無いとか言うところからだな」
「あぁそうか、しかしそれには基本的には、がつくぞ」
「という事は例外も居る訳なんだな」
「そうじゃなある意味ワシら世界蛇もその例外になる訳じゃろうしな」
「ふーむある意味って事は魔物とは違う種族って訳だな」
「そうじゃよく分かったの、存在には格という差があるのだ」
存在の格···種族とか脳の出来とかそんな物ではないだろう
「人>神>星>宇宙>世界>」
「ふん?それが格というやつか」
「そうだ当然右のほうが格が高い訳だな、格と言っても差はまちまちだな
[人]と[神]の差はそこまで大きくはない、[神]と[星]の差も特別大きくないのだ」
「そこはまだ覆せる範囲内ってとこか?」
「そうだだがここからは覆せぬ程の差が出てくる、[星]と[宇宙]の差は大きく
[宇宙]と[世界]の差はもっと大きくなる、抗えぬ程の差にな」
「世界蛇は[世界]の蛇な訳だし[世界]か[宇宙]のどっちかか?」
「そうだなワシら世界蛇は[宇宙]の格にあたる、[世界]の僕と言った所じゃの
しかし基本は[宇宙]だが今の様に何処かの星に降り立つときは[星]として扱われる
簡単にいうと管理者におとなしくしている事のアピールみたいなもんじゃの
[宇宙]のままだと[星]では干渉できず逆に何かしらの影響を与えかねんからな」
「そうか、[星]と対等になる事で[星]に被害や悪影響が及ばないように
それに[星]の管理下に入ることで有事の際には何らかの形で対処してもらえる
ようにしているのか、規模が大きいだけで普通に仕事なんだな」
「うむ、そう言うことじゃの、別に特別弱体化するわけでもないしの
幾らか能力に制限を受けるくらいじゃから、気にする事でもないんじゃ」
「そうか、じゃぁ制限される能力って危険なのか?それともランダム?」
「決まっておるよ危険な方じゃの、[星]が御せぬ威力や効果もそうじゃが
他にもただ規模が大きいだけのスキルも含まれておるよ、まぁ気にせんでいい」
「ならアンドロイド探しと行こうじゃないか、と言っても近いんだろ?」
「すぐ近くじゃよというか隣の部屋が目的の場所じゃの、よくわかったな?」
「なんとなくでしかないけどな、ここで止まってたからそう思っただけだ」
「ふむぅ···直感や感覚、本能での判断ではないのか、宝探知のスキルでもない
そもそもそういったスキルはまだ持っておらんようじゃし、ただの勘かの?」
なにやらぶつぶつ言っていたが最初のふむぅ以外は聞き取れなかった
気にせずに扉を探す事にする...ちょっとじゃ気にもなるけど
扉を探しに移動しようとするが、ニアはなぜか動こうとしない
まさか転移系のスキルでも使うのだろうか?そっちの方が手っ取り早いだろうし
「お主どこに行く気なんじゃ?」
「いや扉探しに行こうと思ってたんだけど、転移でもするのか?」
「何言っとるんじゃ?壁なんぞぶち抜いてしまえばそれでいいじゃろうに」
「それは宝探しになるのだろうか?」
「なるじゃろ、宝を見つければそれでいいんじゃからな、じゃ穴開けるぞ」
ドガッと音が響きメキョッと壁が悲鳴をあげてあら不思議壁に穴が開いた
「わざわざ扉を探さんでもこれでいいじゃろ、お主もやればよかろう」
「私ではまだ壁に穴を開けるだけの力はないのだ」
「そうじゃったか、ならば仕方ないの、では行くか」
「今ので中の物が壊れてなければいいのだがな」
「···大丈夫じゃろ、手加減はしたしの...」
そういって穴を潜っていく、確かに穴事態小さめであるためそうなのだろうが
1メートルもない穴を潜るその顔にはどうして焦りが浮かんでいるのだろうか
落ち着きのない動きだ、それにさっき声が少し震えていたのも分かってるからな
扉を潜るとやはり直線上の物が吹き飛んで奥の方で潰れていた、やっぱりな
「あれは最初からそうなっておったんじゃよ~、だそうじゃぞ?」
「そうかなら仕方無いな「うむ!」···」
テンパり気味のニアの目線の先にはポッドのような物だったスクラップが
元々壊れていたっぽいし別に問題ないだろうけど、壊れてないのはあるだろうか
「見ただけだが機能しそうなのは3個だけか、まっ残っているだけましじゃの」
部屋を見渡せば20個近くはあったようだが殆どが壊れているように見える
もしかしたらまだ動くかもしれないが、機械の知識はほとんど無いも同然だ
「起動とか操作方法とか扱い方とかそこら辺はどうすればいいんだ?」
「知らぬ!」
ためらうこと無くそう言い放った...抜かしおる
「魔物の説明は本星に着いてから知れるからカットじゃぞい」
「魔物の説明回だった筈なんだけどな、まぁ仕方ないか
そういえば[世界]の上にも何かあるようだけど何なんだ?」
「悪いがそれに関しては言えん、というか知らんのじゃ」
「世界蛇でも知らないのか?」
「じゃからこそとも言えるがの、その権限を持たぬと言うことじゃよ」
「ふーん、ってことは知ることは無いって事かねぇ」
「ワシが知れる事はないじゃろうし、人間なんぞ誰1人知らんだろうよ
というか知るための機会なんぞまず無いじゃろうしな、生きては帰れんし」
「そうか知るとやばい奴ってことか」
「別に知ったからと言ってどうこうならんよ、禁忌とかでも無いしの
お主なら知ることも出来るじゃろうし、気長に待つがよろしいぞい」
「何故知れる?「なんでじゃろうな!」···また被さるぅ...」
「さて何処まで話たんじゃったっけ?」
「本当にボケたんじゃないのか?」
「いや最後にちょっとはしゃぎすぎてな···あぁそうだワシがエリートと言うところからじゃな」
「いや違うそこじゃない、そこは視聴者には分からない場所だ」
「いや普通に最後に流れておったぞ···えぇっとどこじゃったっけ?」
「魔物の知能とか感情が無いとか言うところからだな」
「あぁそうか、しかしそれには基本的には、がつくぞ」
「という事は例外も居る訳なんだな」
「そうじゃなある意味ワシら世界蛇もその例外になる訳じゃろうしな」
「ふーむある意味って事は魔物とは違う種族って訳だな」
「そうじゃよく分かったの、存在には格という差があるのだ」
存在の格···種族とか脳の出来とかそんな物ではないだろう
「人>神>星>宇宙>世界>」
「ふん?それが格というやつか」
「そうだ当然右のほうが格が高い訳だな、格と言っても差はまちまちだな
[人]と[神]の差はそこまで大きくはない、[神]と[星]の差も特別大きくないのだ」
「そこはまだ覆せる範囲内ってとこか?」
「そうだだがここからは覆せぬ程の差が出てくる、[星]と[宇宙]の差は大きく
[宇宙]と[世界]の差はもっと大きくなる、抗えぬ程の差にな」
「世界蛇は[世界]の蛇な訳だし[世界]か[宇宙]のどっちかか?」
「そうだなワシら世界蛇は[宇宙]の格にあたる、[世界]の僕と言った所じゃの
しかし基本は[宇宙]だが今の様に何処かの星に降り立つときは[星]として扱われる
簡単にいうと管理者におとなしくしている事のアピールみたいなもんじゃの
[宇宙]のままだと[星]では干渉できず逆に何かしらの影響を与えかねんからな」
「そうか、[星]と対等になる事で[星]に被害や悪影響が及ばないように
それに[星]の管理下に入ることで有事の際には何らかの形で対処してもらえる
ようにしているのか、規模が大きいだけで普通に仕事なんだな」
「うむ、そう言うことじゃの、別に特別弱体化するわけでもないしの
幾らか能力に制限を受けるくらいじゃから、気にする事でもないんじゃ」
「そうか、じゃぁ制限される能力って危険なのか?それともランダム?」
「決まっておるよ危険な方じゃの、[星]が御せぬ威力や効果もそうじゃが
他にもただ規模が大きいだけのスキルも含まれておるよ、まぁ気にせんでいい」
「ならアンドロイド探しと行こうじゃないか、と言っても近いんだろ?」
「すぐ近くじゃよというか隣の部屋が目的の場所じゃの、よくわかったな?」
「なんとなくでしかないけどな、ここで止まってたからそう思っただけだ」
「ふむぅ···直感や感覚、本能での判断ではないのか、宝探知のスキルでもない
そもそもそういったスキルはまだ持っておらんようじゃし、ただの勘かの?」
なにやらぶつぶつ言っていたが最初のふむぅ以外は聞き取れなかった
気にせずに扉を探す事にする...ちょっとじゃ気にもなるけど
扉を探しに移動しようとするが、ニアはなぜか動こうとしない
まさか転移系のスキルでも使うのだろうか?そっちの方が手っ取り早いだろうし
「お主どこに行く気なんじゃ?」
「いや扉探しに行こうと思ってたんだけど、転移でもするのか?」
「何言っとるんじゃ?壁なんぞぶち抜いてしまえばそれでいいじゃろうに」
「それは宝探しになるのだろうか?」
「なるじゃろ、宝を見つければそれでいいんじゃからな、じゃ穴開けるぞ」
ドガッと音が響きメキョッと壁が悲鳴をあげてあら不思議壁に穴が開いた
「わざわざ扉を探さんでもこれでいいじゃろ、お主もやればよかろう」
「私ではまだ壁に穴を開けるだけの力はないのだ」
「そうじゃったか、ならば仕方ないの、では行くか」
「今ので中の物が壊れてなければいいのだがな」
「···大丈夫じゃろ、手加減はしたしの...」
そういって穴を潜っていく、確かに穴事態小さめであるためそうなのだろうが
1メートルもない穴を潜るその顔にはどうして焦りが浮かんでいるのだろうか
落ち着きのない動きだ、それにさっき声が少し震えていたのも分かってるからな
扉を潜るとやはり直線上の物が吹き飛んで奥の方で潰れていた、やっぱりな
「あれは最初からそうなっておったんじゃよ~、だそうじゃぞ?」
「そうかなら仕方無いな「うむ!」···」
テンパり気味のニアの目線の先にはポッドのような物だったスクラップが
元々壊れていたっぽいし別に問題ないだろうけど、壊れてないのはあるだろうか
「見ただけだが機能しそうなのは3個だけか、まっ残っているだけましじゃの」
部屋を見渡せば20個近くはあったようだが殆どが壊れているように見える
もしかしたらまだ動くかもしれないが、機械の知識はほとんど無いも同然だ
「起動とか操作方法とか扱い方とかそこら辺はどうすればいいんだ?」
「知らぬ!」
ためらうこと無くそう言い放った...抜かしおる
「魔物の説明は本星に着いてから知れるからカットじゃぞい」
「魔物の説明回だった筈なんだけどな、まぁ仕方ないか
そういえば[世界]の上にも何かあるようだけど何なんだ?」
「悪いがそれに関しては言えん、というか知らんのじゃ」
「世界蛇でも知らないのか?」
「じゃからこそとも言えるがの、その権限を持たぬと言うことじゃよ」
「ふーん、ってことは知ることは無いって事かねぇ」
「ワシが知れる事はないじゃろうし、人間なんぞ誰1人知らんだろうよ
というか知るための機会なんぞまず無いじゃろうしな、生きては帰れんし」
「そうか知るとやばい奴ってことか」
「別に知ったからと言ってどうこうならんよ、禁忌とかでも無いしの
お主なら知ることも出来るじゃろうし、気長に待つがよろしいぞい」
「何故知れる?「なんでじゃろうな!」···また被さるぅ...」
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