226 / 324
11.皇族の指名と継承
二百二十三話 黄金の気配?と休息
しおりを挟む
223話 今はまだ・・・感じ取れる僅かな黄金
見上げて自分の部屋を見る・・・窓を開けていればそこから入れるしこれからは窓を
開けっ放しにしているのもありかもしれないと思えてきた、まぁ誰か気付いたら
閉めるかもしれないが、とは言え開けたままでも特に困る事はないしやってみるか
もう夜なので出来る限り音を発てないよう静かに家に入り階段を上がる、扉は特に
軋むことも無く静かな物だが流石に階段は少しだが音が出てしまうな、生命の気配
からすると3人共同じ部屋に居るようだ、声も聞こえてこないし時間的に寝ている
かもしれないからこのまま静かにしておこう、自分の部屋に入り先ずは窓を開ける
次に亜空間倉庫から宝石の入った袋を取り出しベッドの上に置いておく、別に下に
置いてきても良かったが一応資金としてこれは取っておく事にした、ついでに言う
事があるとしたらどうやら呪いらしき物が蓄積していると思われる・・・感覚だが
鑑定してもそれらしき名前の変化はない、だからこれは感覚でしかないが前よりも
そう言った感覚と言うか気配と言うかそう言った目視できないモノへの認識力?が
上がっているのは確かだから間違いではないと思う、危険がある訳でも無いから
ここに置いておけば大丈夫だろう、誰も漁ったりしないだろうし漁ってもただの石
である事には変わりが無いから何かが起きる危険がある訳でも無い、どことなく
疲労が溜まっている気がするため、ベッドに腰掛け少し休息を取る事にする・・・
目を閉じて体から力を抜き休んでいる状態を作り、最後に思考を閉ざす事で休息だ
少しすると疲労からか体が重くなった、それと微弱だが黄金の気配を感じる・・・
もしかして近くにいるのだろうか?だがそれにしては弱すぎて感知しにくい、実際
今のこの状態になるまで一切感じる事はなかった、まだ目覚めてないとかか?
まぁそれならそれでいい、別に急ぐ事でもないから起きるのを急かす気も無い
「ふむ・・・疲れているようだな、今日は休んで明日にしたらどうだ?」
「いいんじゃないか?伝言は起きてから伝えればいいしな」
「そうか?早く行った方が良い気もするが」
「半日くらい遅れた程度ならどうにもならんさ」
「うむ、今は休んでおけ、もしかしたら途中で倒れるかもしれんからな」
「主は気付いていなかったかもしれんが、帰って来る途中脚がふらついていた」
「そうなのか?特におかしい所は無かったと思うが」
「事実だぞ?異様なまでに体勢を崩さず移動は安定していたがな」
「そうか・・・なら休んだ方が良いかもしれんな・・・」
「そうだ休んでおけ」
実際頭が重いと言うか思考が鈍くなっている、やはり疲労が蓄積しているのだろう
起きてから暫くして全快し状態も良かったが、今頃になって疲労が戻ってきたのか
体の重さも一向に無くならない、ただの疲労ならもう回復している頃だと言うのに
ベッドに寝転がり目を閉じる、すると直ぐに思考が鈍くなり勝手に意識が落ちていき
意識が遠のくと今までの睡眠と違い、自己の喪失感と死の感覚を感じながらの眠りと
なった、そして眠りに着いたはずが一面黒い世界にぽつんと突っ立ている自分・・・
どうしてまたこんな事になっているのかは判らない、今回のは理由が思いつかないし
何処を見ても闇が広がっており、黒しかないこの世界には他に色も形も何も無い
こうなるとやはりここは自分の精神世界なんだろう、自分がここに居る事に違和感を
感じていないし・・・これからは眠るとこうなるのか?やることもなくて暇なんだが
いや?精神世界なら出来る事がなにかあるかもしれない、あっそうだそろそろニアに
顔を出しておいた方がいいかもしれない、一応約束?もしたし忘れると怒られそうだ
えぇっと次に人探しの依頼だよな・・・ってこれじゃ記憶の整理じゃないか?いやでも
人間も寝ている時に記憶の整理をやっているのなら人間と同じ事をしているだけか
ん?それだと人間は寝ている時にも思考をしているのか?・・・寝るだけでよく疲れが
取れるもんだ、まさに生命の神秘だよ、人探しは人気の無さそうな所に居そうだな
居るとすれば森か?何故か判らないが頭に浮かび上がってくる直感のようなモノ・・・
とは言え可能性は高そうだ、連絡を取っていないだけのか取れない状況なのかは
判らないがまだ死んではいないはず・・・なんでそう思うのかは自分でも判らないが
そんな確信が何故かある、星や宇宙やら世界とかそこの意思に接続してるとか無い
無い・・・よな?いやでも接続自体はしているのか?なら何もおかしくは無いのかも
しれない、ならちょっとした特技みたいなものだな、未来予知だとか詳細を知る
様な物でもないからヒントにしかなっていないが、何も情報が無い中ならそれだけ
でも十分すぎる程役に立つだろう、欠点は寝る必要があるのと思考は休まらない事
そして自分が覚えているかと言う問題とそのヒントで気付く事が出来るかにもよる
この3つが大まかに判り易い欠点だろう、もしかしたら他にもあるかもしれないが
自分が気づかないと言う事は無いと判断してもいい、いちいち可能性なんて気に
してられないから、とっとと切り捨てないと延々とそれで無駄に悩むことになる
さて重要なのはこの2つだよな?他に依頼は受けてないし個人的な頼みはニアだけ
鉱石とか集めるって話だったけど宝石じゃだめだよな・・・最悪拾った武器とかでも
金属だからいいと思うんだがどうだろうか?生体部品とやらは魔物の肉とかでも
いいのか?それともまったく違う何かなのか知識なんぞないからさっぱり判らん
結局足りない頭でうだうだ悩んでいても仕方がないため、これはニアに会って話す
べき事で今の所必要な情報はこれで全部か・・・まだそんなに時間経ってないよな?
経ってる気がしないし、とは言えこれでこのまま待っているだけなのも暇だ
早く朝になってくれるといいんだが、いや一応寝て肉体の疲れは取れているかも
しれないしもう起きてもいいのでは?よし確認のためにも1回起きておくか
すっと意識が引き上げられる感覚と共に体の感覚が戻る、直ぐに意識がすっきりし
目を開けるとやはりまだ真夜中だった、体の疲れは無くなっているか?少し重さを
感じる気もするが正常な感覚自体無くなったのか・・・これが普通なのかどうかすら
もう自分では判らなくなってしまっている、いや魂のブーストが消えただけだろう
ただ体が軽く感じていただけだ、それより準備をして・・・まだ暗いしやめておくか
見上げて自分の部屋を見る・・・窓を開けていればそこから入れるしこれからは窓を
開けっ放しにしているのもありかもしれないと思えてきた、まぁ誰か気付いたら
閉めるかもしれないが、とは言え開けたままでも特に困る事はないしやってみるか
もう夜なので出来る限り音を発てないよう静かに家に入り階段を上がる、扉は特に
軋むことも無く静かな物だが流石に階段は少しだが音が出てしまうな、生命の気配
からすると3人共同じ部屋に居るようだ、声も聞こえてこないし時間的に寝ている
かもしれないからこのまま静かにしておこう、自分の部屋に入り先ずは窓を開ける
次に亜空間倉庫から宝石の入った袋を取り出しベッドの上に置いておく、別に下に
置いてきても良かったが一応資金としてこれは取っておく事にした、ついでに言う
事があるとしたらどうやら呪いらしき物が蓄積していると思われる・・・感覚だが
鑑定してもそれらしき名前の変化はない、だからこれは感覚でしかないが前よりも
そう言った感覚と言うか気配と言うかそう言った目視できないモノへの認識力?が
上がっているのは確かだから間違いではないと思う、危険がある訳でも無いから
ここに置いておけば大丈夫だろう、誰も漁ったりしないだろうし漁ってもただの石
である事には変わりが無いから何かが起きる危険がある訳でも無い、どことなく
疲労が溜まっている気がするため、ベッドに腰掛け少し休息を取る事にする・・・
目を閉じて体から力を抜き休んでいる状態を作り、最後に思考を閉ざす事で休息だ
少しすると疲労からか体が重くなった、それと微弱だが黄金の気配を感じる・・・
もしかして近くにいるのだろうか?だがそれにしては弱すぎて感知しにくい、実際
今のこの状態になるまで一切感じる事はなかった、まだ目覚めてないとかか?
まぁそれならそれでいい、別に急ぐ事でもないから起きるのを急かす気も無い
「ふむ・・・疲れているようだな、今日は休んで明日にしたらどうだ?」
「いいんじゃないか?伝言は起きてから伝えればいいしな」
「そうか?早く行った方が良い気もするが」
「半日くらい遅れた程度ならどうにもならんさ」
「うむ、今は休んでおけ、もしかしたら途中で倒れるかもしれんからな」
「主は気付いていなかったかもしれんが、帰って来る途中脚がふらついていた」
「そうなのか?特におかしい所は無かったと思うが」
「事実だぞ?異様なまでに体勢を崩さず移動は安定していたがな」
「そうか・・・なら休んだ方が良いかもしれんな・・・」
「そうだ休んでおけ」
実際頭が重いと言うか思考が鈍くなっている、やはり疲労が蓄積しているのだろう
起きてから暫くして全快し状態も良かったが、今頃になって疲労が戻ってきたのか
体の重さも一向に無くならない、ただの疲労ならもう回復している頃だと言うのに
ベッドに寝転がり目を閉じる、すると直ぐに思考が鈍くなり勝手に意識が落ちていき
意識が遠のくと今までの睡眠と違い、自己の喪失感と死の感覚を感じながらの眠りと
なった、そして眠りに着いたはずが一面黒い世界にぽつんと突っ立ている自分・・・
どうしてまたこんな事になっているのかは判らない、今回のは理由が思いつかないし
何処を見ても闇が広がっており、黒しかないこの世界には他に色も形も何も無い
こうなるとやはりここは自分の精神世界なんだろう、自分がここに居る事に違和感を
感じていないし・・・これからは眠るとこうなるのか?やることもなくて暇なんだが
いや?精神世界なら出来る事がなにかあるかもしれない、あっそうだそろそろニアに
顔を出しておいた方がいいかもしれない、一応約束?もしたし忘れると怒られそうだ
えぇっと次に人探しの依頼だよな・・・ってこれじゃ記憶の整理じゃないか?いやでも
人間も寝ている時に記憶の整理をやっているのなら人間と同じ事をしているだけか
ん?それだと人間は寝ている時にも思考をしているのか?・・・寝るだけでよく疲れが
取れるもんだ、まさに生命の神秘だよ、人探しは人気の無さそうな所に居そうだな
居るとすれば森か?何故か判らないが頭に浮かび上がってくる直感のようなモノ・・・
とは言え可能性は高そうだ、連絡を取っていないだけのか取れない状況なのかは
判らないがまだ死んではいないはず・・・なんでそう思うのかは自分でも判らないが
そんな確信が何故かある、星や宇宙やら世界とかそこの意思に接続してるとか無い
無い・・・よな?いやでも接続自体はしているのか?なら何もおかしくは無いのかも
しれない、ならちょっとした特技みたいなものだな、未来予知だとか詳細を知る
様な物でもないからヒントにしかなっていないが、何も情報が無い中ならそれだけ
でも十分すぎる程役に立つだろう、欠点は寝る必要があるのと思考は休まらない事
そして自分が覚えているかと言う問題とそのヒントで気付く事が出来るかにもよる
この3つが大まかに判り易い欠点だろう、もしかしたら他にもあるかもしれないが
自分が気づかないと言う事は無いと判断してもいい、いちいち可能性なんて気に
してられないから、とっとと切り捨てないと延々とそれで無駄に悩むことになる
さて重要なのはこの2つだよな?他に依頼は受けてないし個人的な頼みはニアだけ
鉱石とか集めるって話だったけど宝石じゃだめだよな・・・最悪拾った武器とかでも
金属だからいいと思うんだがどうだろうか?生体部品とやらは魔物の肉とかでも
いいのか?それともまったく違う何かなのか知識なんぞないからさっぱり判らん
結局足りない頭でうだうだ悩んでいても仕方がないため、これはニアに会って話す
べき事で今の所必要な情報はこれで全部か・・・まだそんなに時間経ってないよな?
経ってる気がしないし、とは言えこれでこのまま待っているだけなのも暇だ
早く朝になってくれるといいんだが、いや一応寝て肉体の疲れは取れているかも
しれないしもう起きてもいいのでは?よし確認のためにも1回起きておくか
すっと意識が引き上げられる感覚と共に体の感覚が戻る、直ぐに意識がすっきりし
目を開けるとやはりまだ真夜中だった、体の疲れは無くなっているか?少し重さを
感じる気もするが正常な感覚自体無くなったのか・・・これが普通なのかどうかすら
もう自分では判らなくなってしまっている、いや魂のブーストが消えただけだろう
ただ体が軽く感じていただけだ、それより準備をして・・・まだ暗いしやめておくか
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
【R18】アリスエロパロシリーズ
茉莉花
ファンタジー
家族旅行で訪れたロッジにて、深夜にウサギを追いかけて暖炉の中に落ちてしまう。
そこは不思議の国のアリスをモチーフにしているような、そうでもないような不思議の国。
その国で玩具だったり、道具だったり、男の人だったりと色んな相手にひたすらに喘がされ犯されちゃうエロはファンタジー!なお話。
ストーリー性は殆どありません。ひたすらえっちなことしてるだけです。
(メインで活動しているのはピクシブになります。こちらは同時投稿になります)
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
愛娘(JS5)とのエッチな習慣に俺の我慢は限界
レディX
恋愛
娘の美奈は(JS5)本当に可愛い。そしてファザコンだと思う。
毎朝毎晩のトイレに一緒に入り、
お風呂の後には乾燥肌の娘の体に保湿クリームを塗ってあげる。特にお尻とお股には念入りに。ここ最近はバックからお尻の肉を鷲掴みにしてお尻の穴もオマンコの穴もオシッコ穴も丸見えにして閉じたり開いたり。
そうしてたらお股からクチュクチュ水音がするようになってきた。
お風呂上がりのいい匂いと共にさっきしたばかりのオシッコの匂い、そこに別の濃厚な匂いが漂うようになってきている。
でも俺は娘にイタズラしまくってるくせに最後の一線だけは超えない事を自分に誓っていた。
でも大丈夫かなぁ。頑張れ、俺の理性。
迷い込んだ先で獣人公爵の愛玩動物になりました(R18)
るーろ
恋愛
気がついたら知らない場所にた早川なつほ。異世界人として捕えられ愛玩動物として売られるところを公爵家のエレナ・メルストに買われた。
エレナは兄であるノアへのプレゼンとして_
発情/甘々?/若干無理矢理/
【R-18】悪役令嬢ですが、罠に嵌まって張型つき木馬に跨がる事になりました!
臣桜
恋愛
悪役令嬢エトラは、王女と聖女とお茶会をしたあと、真っ白な空間にいた。
そこには張型のついた木馬があり『ご自由に跨がってください。絶頂すれば元の世界に戻れます』の文字が……。
※ムーンライトノベルズ様にも重複投稿しています
※表紙はニジジャーニーで生成しました
【R18】騎士たちの監視対象になりました
ぴぃ
恋愛
異世界トリップしたヒロインが騎士や執事や貴族に愛されるお話。
*R18は告知無しです。
*複数プレイ有り。
*逆ハー
*倫理感緩めです。
*作者の都合の良いように作っています。
淫らなお姫様とイケメン騎士達のエロスな夜伽物語
瀬能なつ
恋愛
17才になった皇女サーシャは、国のしきたりに従い、6人の騎士たちを従えて、遥か彼方の霊峰へと旅立ちます。
長い道中、姫を警護する騎士たちの体力を回復する方法は、ズバリ、キスとH!
途中、魔物に襲われたり、姫の寵愛を競い合う騎士たちの様々な恋の駆け引きもあったりと、お姫様の旅はなかなか困難なのです?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる