141 / 324
7.必然の転機
百四十話 宝箱がごみ箱だったりもする
しおりを挟む
140話 良いものが出るとは限らないしゴミだって出るのだ!
とにかく一周し殲滅して入り口に戻ってきた、順番に確認していかないとな
一番近いのは左右と前···取り敢えず前からだな、扉を開けるが何もない
正確に言えば魔物も箱も無いけど、燃えている木の板があった···何故に?
誰かが捨てていったのか?だとしてもそんな事でわざわざここまで来るか?
うーむ分からん、ダンジョンの様子からして他に人は居なさそうだった
何処かの部屋にいるのか、入れ違いにでもなってもう出ていったかだな
しかし木の板はまだ燃え始めたような感じだが···違和感しかない、まぁいいか
こんな事をいちいち気にしても仕方がないし、入り口から右向きに回っていこう
残念ながら魔物は居ても箱は無い、まぁ初動はいいとは言えないか
次の部屋はあった、魔物は居ないし当たり···でもないか木枠の箱だ
木枠位の箱じゃ罠も無いしようだし、中身は?灰入りの袋···だから何に使うんだ
目潰し?だとしてもこのダンジョンでは使い道が無い、虫に効いてないようだし
そもそも木を燃やせば簡単に手に入れれる物だから完全にハズレ枠だよな···
木枠だと出るのはこんなもんか、木枠自体ハズレ枠と思っていいだろう
でも一応次の箱のために開けておかないとな、次いくか···っとこれどうするか
別に無くても困らないから捨ててもいいし、小さくて所持品を圧迫しない分
持っていてもいい気もする、こういうのもまた扱いに困るものだな
次の箱のある部屋に魔物が居たら投げてみるか、次の部屋は魔物だけ居た
4部屋目こっちも魔物だけ次で右側最後の部屋、あった鉄枠の箱と魔物1体だ
一旦魔物に灰入り袋を投げて箱の中だけ回収をやってみるか、1体だけだから
危険度も低いしここで試してみるにはちょうどいい、ただ後ろ向いてるんだよな
しかもメタルビートルだから普通に箱だけ漁って帰ってこれそうな気もする
まぁやってみるか適当に背中から小突いて顔に向け灰入り袋を投げつける
ぶわりと灰が舞い顔···?顔に粉がへばり着く、視認したためか迷いもなく
こっちに顔を向け向かってくる、箱へ向かって移動すれば方向を変えてくる
どうやらあの状態でも見えているのか、それとも別に認識する機能があるのか
だがどっちにしろ動きは遅いから無視して箱を開け中身を確認、短剣と巻物
掴んでとっとと部屋を出る、もう1つ気になっていたことを試してみたかった
振り向けば此方へ向きを変えているのを確認、そして扉を閉め少し待つ
認識された状態で部屋の外に出た場合、追ってくるのかどうかが気になっていた
都合の良いことにメタルビートルなら調べるのも難しくない、遅いからこそだ
あの場所から動いているなら追ってきている事になる、さてどうなっているか
此方を向いているが追ってきてない、ふむ?ダンジョンを使う利点の1つか
次は中央の内側か外側、内側はボスが居るかもしれない確認してみるか
覗いてみるとフレイムビートルが居た、ファイアビートルの上位種だな
箱も無いから相手する必要は無い、外側の方は···あぁそうだった階段だった
左側の次の部屋へ向かう、どうやらまだ周りは再湧きしてないようだ
箱は···無いな、次も箱無し、1階層に2ー3個位しかないようだからあっても
あと1個しかない、次の部屋無い、次も無し魔物はちゃんと居るんだがな
次で最後の部屋だ、まぁ短剣とスクロールは合ったからそれが使えれば十分
なんだがやはり良いものは欲しいのだ、ただ珍しいだけの物とかでもいい
あってくれよ、中身を覗けばスタッグと···蜘蛛?背中が燃え火を揺らしている
この階層にはいないはずだが、あれはバーンスパイダーだったか4階層の魔物だな
この部屋は普通ではないな、となると箱に期待が出来るが···よしあった
無ければただ危険度の上がっただけの部屋になる、だがこういった場合には何故か
箱が高確率でありしかも相応の箱になる、そのため次の階層の箱が出ることも
今回のも残念ながら鉄枠で中身にはそこまで期待できないだろうが少し違いがあり
木の部分の色が少し黒くなっている、これは罠つきかミミックの可能性もあるか
戦わずに回収するのは無理だな、罠の確認もしなきゃいけないから時間が掛かる
まず最初にすべきは蜘蛛を倒す事だ、何をしてくるか判ってないしlvも高いはず
いやそうなると耐久的に低いだろうスタッグから倒した方がいいのか?
うーん多分スタッグの方が脆いよな?もしかしたら蜘蛛の方が脆いかもしれないな
蜘蛛の方が素早いのは確実だろう、あとは遠距離攻撃だがあるかもしれない
スタッグを1撃で倒せるかどうか···一先ず蜘蛛に1撃与えてから考えるか
配置は左のスタッグが奥を見て、右の蜘蛛はスタッグの方を見ている
部屋に入ると同時に蜘蛛に向かって走る、蜘蛛の左脚を巻き込み胴へ横一閃
特に硬くは無いようで脚は斬れ胴へも問題なく入り、機動力も大きく削いだ
とは言え入ったさいに気付かれていたようで、此方に向こうとしていたのか
後ろの方の脚が2本残ってしまった、がその代わりに頭部横へ傷を付けれた
スタッグも反応して向かってくるが、蜘蛛へもう一度振るって頭部狙いで斬る
武器の長さのおかげでダメージを与える事は出来たが後ろに跳ばれ逃げられた
直ぐに左からくるスタッグへ向き、ハサミを避けるようにして後ろへと回り込む
直線上にいる蜘蛛が何かを飛ばしてきた、このままではスタッグもろともくらう
スタッグの尻を蹴りあげ盾にする、飛んできていたのは蜘蛛の糸だったようだ
網状の糸がスタッグの背中を覆う、まぁ此で行動を阻害するのだろうが···
スタッグにはたいして効いてないようだな、羽は使えなくなっただろうけど
元々ここでは使えるもんじゃないし、使ってこないから特に気にしなくていい
粘着性や頑強性が高いと捕まったら何も出来なくなるかもしれない
やはり4階層より上はまだ危険だな、ん?蜘蛛の口から出てるあれは···毒液か?
飛ばしては来ないよな?まず何よりも危険度の高い蜘蛛を倒さなければならない
そう思い蜘蛛に近付く···が逃げられる、もしかして遠距離型なのか?
だとすると毒液も飛ばしてきそうだ、近付いても逃げられるなら武器を投げつけ
尻の部分を壁に串刺しにする、近付けば糸を出そうとし出来ないと判ったのか
毒を吹き出し飛ばしてきた、見ていれば準備動作が解るから十分避けれるな
長刀に掴まって邪弾を3発撃ち込み長刀を引き抜き直ぐに斬る、体を上下で分断し
スタッグへと長刀を投げると刺さりはしたが浅い、やはり蜘蛛は軟らかいのか
引き抜き首を斬り飛ばす、少し消失まで待ち消えた後ドロップ確認···まぁうん
とにかく一周し殲滅して入り口に戻ってきた、順番に確認していかないとな
一番近いのは左右と前···取り敢えず前からだな、扉を開けるが何もない
正確に言えば魔物も箱も無いけど、燃えている木の板があった···何故に?
誰かが捨てていったのか?だとしてもそんな事でわざわざここまで来るか?
うーむ分からん、ダンジョンの様子からして他に人は居なさそうだった
何処かの部屋にいるのか、入れ違いにでもなってもう出ていったかだな
しかし木の板はまだ燃え始めたような感じだが···違和感しかない、まぁいいか
こんな事をいちいち気にしても仕方がないし、入り口から右向きに回っていこう
残念ながら魔物は居ても箱は無い、まぁ初動はいいとは言えないか
次の部屋はあった、魔物は居ないし当たり···でもないか木枠の箱だ
木枠位の箱じゃ罠も無いしようだし、中身は?灰入りの袋···だから何に使うんだ
目潰し?だとしてもこのダンジョンでは使い道が無い、虫に効いてないようだし
そもそも木を燃やせば簡単に手に入れれる物だから完全にハズレ枠だよな···
木枠だと出るのはこんなもんか、木枠自体ハズレ枠と思っていいだろう
でも一応次の箱のために開けておかないとな、次いくか···っとこれどうするか
別に無くても困らないから捨ててもいいし、小さくて所持品を圧迫しない分
持っていてもいい気もする、こういうのもまた扱いに困るものだな
次の箱のある部屋に魔物が居たら投げてみるか、次の部屋は魔物だけ居た
4部屋目こっちも魔物だけ次で右側最後の部屋、あった鉄枠の箱と魔物1体だ
一旦魔物に灰入り袋を投げて箱の中だけ回収をやってみるか、1体だけだから
危険度も低いしここで試してみるにはちょうどいい、ただ後ろ向いてるんだよな
しかもメタルビートルだから普通に箱だけ漁って帰ってこれそうな気もする
まぁやってみるか適当に背中から小突いて顔に向け灰入り袋を投げつける
ぶわりと灰が舞い顔···?顔に粉がへばり着く、視認したためか迷いもなく
こっちに顔を向け向かってくる、箱へ向かって移動すれば方向を変えてくる
どうやらあの状態でも見えているのか、それとも別に認識する機能があるのか
だがどっちにしろ動きは遅いから無視して箱を開け中身を確認、短剣と巻物
掴んでとっとと部屋を出る、もう1つ気になっていたことを試してみたかった
振り向けば此方へ向きを変えているのを確認、そして扉を閉め少し待つ
認識された状態で部屋の外に出た場合、追ってくるのかどうかが気になっていた
都合の良いことにメタルビートルなら調べるのも難しくない、遅いからこそだ
あの場所から動いているなら追ってきている事になる、さてどうなっているか
此方を向いているが追ってきてない、ふむ?ダンジョンを使う利点の1つか
次は中央の内側か外側、内側はボスが居るかもしれない確認してみるか
覗いてみるとフレイムビートルが居た、ファイアビートルの上位種だな
箱も無いから相手する必要は無い、外側の方は···あぁそうだった階段だった
左側の次の部屋へ向かう、どうやらまだ周りは再湧きしてないようだ
箱は···無いな、次も箱無し、1階層に2ー3個位しかないようだからあっても
あと1個しかない、次の部屋無い、次も無し魔物はちゃんと居るんだがな
次で最後の部屋だ、まぁ短剣とスクロールは合ったからそれが使えれば十分
なんだがやはり良いものは欲しいのだ、ただ珍しいだけの物とかでもいい
あってくれよ、中身を覗けばスタッグと···蜘蛛?背中が燃え火を揺らしている
この階層にはいないはずだが、あれはバーンスパイダーだったか4階層の魔物だな
この部屋は普通ではないな、となると箱に期待が出来るが···よしあった
無ければただ危険度の上がっただけの部屋になる、だがこういった場合には何故か
箱が高確率でありしかも相応の箱になる、そのため次の階層の箱が出ることも
今回のも残念ながら鉄枠で中身にはそこまで期待できないだろうが少し違いがあり
木の部分の色が少し黒くなっている、これは罠つきかミミックの可能性もあるか
戦わずに回収するのは無理だな、罠の確認もしなきゃいけないから時間が掛かる
まず最初にすべきは蜘蛛を倒す事だ、何をしてくるか判ってないしlvも高いはず
いやそうなると耐久的に低いだろうスタッグから倒した方がいいのか?
うーん多分スタッグの方が脆いよな?もしかしたら蜘蛛の方が脆いかもしれないな
蜘蛛の方が素早いのは確実だろう、あとは遠距離攻撃だがあるかもしれない
スタッグを1撃で倒せるかどうか···一先ず蜘蛛に1撃与えてから考えるか
配置は左のスタッグが奥を見て、右の蜘蛛はスタッグの方を見ている
部屋に入ると同時に蜘蛛に向かって走る、蜘蛛の左脚を巻き込み胴へ横一閃
特に硬くは無いようで脚は斬れ胴へも問題なく入り、機動力も大きく削いだ
とは言え入ったさいに気付かれていたようで、此方に向こうとしていたのか
後ろの方の脚が2本残ってしまった、がその代わりに頭部横へ傷を付けれた
スタッグも反応して向かってくるが、蜘蛛へもう一度振るって頭部狙いで斬る
武器の長さのおかげでダメージを与える事は出来たが後ろに跳ばれ逃げられた
直ぐに左からくるスタッグへ向き、ハサミを避けるようにして後ろへと回り込む
直線上にいる蜘蛛が何かを飛ばしてきた、このままではスタッグもろともくらう
スタッグの尻を蹴りあげ盾にする、飛んできていたのは蜘蛛の糸だったようだ
網状の糸がスタッグの背中を覆う、まぁ此で行動を阻害するのだろうが···
スタッグにはたいして効いてないようだな、羽は使えなくなっただろうけど
元々ここでは使えるもんじゃないし、使ってこないから特に気にしなくていい
粘着性や頑強性が高いと捕まったら何も出来なくなるかもしれない
やはり4階層より上はまだ危険だな、ん?蜘蛛の口から出てるあれは···毒液か?
飛ばしては来ないよな?まず何よりも危険度の高い蜘蛛を倒さなければならない
そう思い蜘蛛に近付く···が逃げられる、もしかして遠距離型なのか?
だとすると毒液も飛ばしてきそうだ、近付いても逃げられるなら武器を投げつけ
尻の部分を壁に串刺しにする、近付けば糸を出そうとし出来ないと判ったのか
毒を吹き出し飛ばしてきた、見ていれば準備動作が解るから十分避けれるな
長刀に掴まって邪弾を3発撃ち込み長刀を引き抜き直ぐに斬る、体を上下で分断し
スタッグへと長刀を投げると刺さりはしたが浅い、やはり蜘蛛は軟らかいのか
引き抜き首を斬り飛ばす、少し消失まで待ち消えた後ドロップ確認···まぁうん
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
【R18】アリスエロパロシリーズ
茉莉花
ファンタジー
家族旅行で訪れたロッジにて、深夜にウサギを追いかけて暖炉の中に落ちてしまう。
そこは不思議の国のアリスをモチーフにしているような、そうでもないような不思議の国。
その国で玩具だったり、道具だったり、男の人だったりと色んな相手にひたすらに喘がされ犯されちゃうエロはファンタジー!なお話。
ストーリー性は殆どありません。ひたすらえっちなことしてるだけです。
(メインで活動しているのはピクシブになります。こちらは同時投稿になります)
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
愛娘(JS5)とのエッチな習慣に俺の我慢は限界
レディX
恋愛
娘の美奈は(JS5)本当に可愛い。そしてファザコンだと思う。
毎朝毎晩のトイレに一緒に入り、
お風呂の後には乾燥肌の娘の体に保湿クリームを塗ってあげる。特にお尻とお股には念入りに。ここ最近はバックからお尻の肉を鷲掴みにしてお尻の穴もオマンコの穴もオシッコ穴も丸見えにして閉じたり開いたり。
そうしてたらお股からクチュクチュ水音がするようになってきた。
お風呂上がりのいい匂いと共にさっきしたばかりのオシッコの匂い、そこに別の濃厚な匂いが漂うようになってきている。
でも俺は娘にイタズラしまくってるくせに最後の一線だけは超えない事を自分に誓っていた。
でも大丈夫かなぁ。頑張れ、俺の理性。
迷い込んだ先で獣人公爵の愛玩動物になりました(R18)
るーろ
恋愛
気がついたら知らない場所にた早川なつほ。異世界人として捕えられ愛玩動物として売られるところを公爵家のエレナ・メルストに買われた。
エレナは兄であるノアへのプレゼンとして_
発情/甘々?/若干無理矢理/
【R-18】悪役令嬢ですが、罠に嵌まって張型つき木馬に跨がる事になりました!
臣桜
恋愛
悪役令嬢エトラは、王女と聖女とお茶会をしたあと、真っ白な空間にいた。
そこには張型のついた木馬があり『ご自由に跨がってください。絶頂すれば元の世界に戻れます』の文字が……。
※ムーンライトノベルズ様にも重複投稿しています
※表紙はニジジャーニーで生成しました
【R18】騎士たちの監視対象になりました
ぴぃ
恋愛
異世界トリップしたヒロインが騎士や執事や貴族に愛されるお話。
*R18は告知無しです。
*複数プレイ有り。
*逆ハー
*倫理感緩めです。
*作者の都合の良いように作っています。
淫らなお姫様とイケメン騎士達のエロスな夜伽物語
瀬能なつ
恋愛
17才になった皇女サーシャは、国のしきたりに従い、6人の騎士たちを従えて、遥か彼方の霊峰へと旅立ちます。
長い道中、姫を警護する騎士たちの体力を回復する方法は、ズバリ、キスとH!
途中、魔物に襲われたり、姫の寵愛を競い合う騎士たちの様々な恋の駆け引きもあったりと、お姫様の旅はなかなか困難なのです?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる