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6.運命の交差
百二十五話 ダンジョンの恐怖、異質さ
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125話 124話そうだよ、あぁたりまぇだぅるぉ?
特に危険も無く倒せた、まぁ2体しかいなかったしこんなものだろうか
「にしても結構あっさり倒せたわね、レベル的には10近く離れてるのに」
「まぁレベルはあくまでも指標だからな、下が上に勝てない何て限らないし
上が常に勝つとも限らない、相性やスキルの問題もあるから一概?には言えない」
「うんそっかそうだよね、まぁだからって無茶していい訳じゃないんだけど
高いにしろ低いにしろレベルが絶対って訳でもないし、あと一概は合ってる」
「だからこそ結局レベルってよくわかんなくなるよね」
「レベルは経験とステータスの総合的な数値とされているが、まぁよくわからん」
「うんまぁ結局の所指標なんだよね良くも悪くも、大まかでしかない指標」
「スキルも耐性もレベルには関係ないからな、レベルは基礎ステータスの目安だ」
「それなら一応この階層でもまだ戦えそうね、次行きましょうか」
倒したスケルトンが骨を落としていた、拾ってポーチのベルトに差しておく
これなら骨装備の修復に使えるだろう、にしてもドロップが少ないダンジョンだ
これまで骨しか落としてないし、階層が変わっても骨の大きさ位しか変化がない
まぁ質は上がってるんだろうが見た目ではよくわからないし鑑定しても同じだ
先に進むとまた同じような通路と扉の構成、ぐるぐる回っている気がするな
当然そんな訳はないが、一本道を進み扉を開け確認して相談する
考える事もやめそうになる中、機械的に繰り返し進んでいると行き止まりに来た
最後の通路は扉がなく通路になっていたが構成は同じだ、ずっと左曲がりの道
何故か他の道の壁に当たらず、ずっと道が続いている物理的に可笑しい構成だが
これもダンジョンだからこそだろう、ここは迷わないから別にいいが···
3階に進まないためあとはまた来た道を戻る、小部屋はまだ空のままだろう
通路の敵と同じ周期で復活するのだろうか?この階層は通路の敵がほとんどいない
最初の方と途中で1回遭遇した程度で罠もないためまるでただの3階への通路だ
そしてやはりと言うべきか入口の階段まで敵に遭遇すること無く着いた
出来る限りここで力を着けておきたいのだが、3階には危険すぎて行けない
そのため敵が再び湧いてくるまでの間、暫く階段で待つことにした
この階層は中々にいい場所でもあるからな、厄介な属性も状態異常も持たない
さらにそこそこの硬さがあれど属性的には相性がいい上に程ほどに強い敵
これだけ良い条件が整っているダンジョンはそうそうないのだから今のうちに
来ておいて損はない、ここは常にある普通のダンジョンじゃなくネフィスだし
いつ消えるか判らないからな、随分前からあるわけでもないようだが
ネフィスの存在時間は不定期でダンジョン事に異なるし、同じダンジョンが再度
出てきても存在時間は同じと言えないため予測も出来ない特徴がある
だからこそネフィスは人が来ない、その理由こそネフィス消滅による巻き込みだ
巻き込まれるとダンジョンと共に消滅するらしいからな、実際にはどうか不明
だが巻き込みが発生したネフィスが再度発生した際に生存者は確認出来なかった
その間は約80年程あったため寿命によって死んだとも取れる、餓死や戦死もある
結果詳細は不明のままであり、そもそもが消えている間はどうなっているのか
どこかに存在はしているのか、他にも時間は経過しているのか色々と謎もある
「流石に待つだけじゃ暇ねぇ」
「まぁね、装備の点検も終わったし、休息も十分とったし」
それにしても湧いてくるのが遅いな、もう結構な時間待っていると言うのに
全員装備の点検も終わり、暇で再度行った2回目の点検も時間を掛けて行った
それもとうに終わって暇になった、かといって警戒を解くわけにもいかない
ただ壁に背を預け通路を見て待ち続けるだけ···ん?音?僅かに響いてくる
音の元は通路の奥曲がり角の先しかない、この音はガシャン、いやカシャンか?
この階層だとスケルトンしかいないが···音の多さから2~3体程度じゃない
「なにか様子が可笑しくない?なにこの音スケルトンの足音だよね?」
「そうだと思うけど···この先から聞こえてくるのは数体じゃないよ」
どうやら2人も気付いてるようだが···やはり可笑しい、いやな予感がする
すぐ後ろは階段だから様子を見てからでも十分逃げることもできるだろうが
「あぁ十数···いやそれどころじゃない、数十体はいるだろうな」
「逃げた方がいいんじゃない?流石に危険すぎるしこの様子は普通じゃない
これってもしかしてダンジョンの崩壊?崩壊の予兆に大発生があったよね?」
「確かに大発生の様に思えるが···確かダンジョン内に無作為に発生し暴走する
だったが、これは無作為じゃないし暴走もしていない所か統率されている」
「じゃぁ外に出ようとしてるとか?確かスタンピードだっけ?」
「それはどうだろうな、スタンピードは大発生後とされているが詳細は不明だし
何にせよ状況が近くもあるし危険性も判らないから早く外に出るとしよう
まだ猶予はあるだろうが早めにダンジョンを出るとしよう、先に行くといい」
2人を先にいかせ階段へ向かう、階段を登ろうとした所で足を何かに掴まれた
硬いそれを見てみれば骨、骨骨···スケルトンと同じような骨の手が床から生え
幾つもの骨の腕が足にまとわりついていた、痛みはないがかなり頑丈なようで
力を籠めてみるが足は動かないし骨もビクともしない、2人は大丈夫だろうか
転移で階段の上に向かおうとしたが発動しない、腕が転移の妨害も兼ねてるのか?
「どうしたの?!早く!こっちには魔物が殆ど居ないわ、最初と同じ位よ」
「気にするな先に行ってていい、邪魔があって今すぐ行けそうにない」
「じゃぁ助けいる?大丈夫なの?」
「あぁ大丈夫だ、怪我もしてないし危険もなさそうだ、助けも要らないよ」
「分かった先に行ってる、ダンジョンの外で待ってるから早く来てね」
足を掴む腕のなかで足との間に隙間が出来ているものに斬りつける
一部切断し拘束が弱くなった、と同時にスケルトンの軍団がもう見えてきた
剣と盾を構えたこの階層のスケルトンではなく上のスケルトンだろうか?
しかし3階層のスケルトンはスケルトンウォリアー、鎧も着けている筈だが
ん?軍団の中に別の個体···鑑定、スケルトンは普通のスケルトン表示だが
ごつめの全身鎧がスケルトンウォーロード、奥の青白い人型霊はムーンレイス
その後ろにいる薄い緑の人型霊の軍勢がレイス、どいつも上層の魔物じゃないか
流石に勝てない···よし外れた、とっとと逃げ···?階段が無い?、行き止まりだ
後ろを振り向けばいつの間にか階段が無くなっていた、前に集中しすぎたか
自分が移動した訳じゃない、階段が消えた壁を叩くも硬く音も響かない
奥に階段が無い?壁で封鎖されたんじゃなく消滅?くっこれでは出られないが···
特に危険も無く倒せた、まぁ2体しかいなかったしこんなものだろうか
「にしても結構あっさり倒せたわね、レベル的には10近く離れてるのに」
「まぁレベルはあくまでも指標だからな、下が上に勝てない何て限らないし
上が常に勝つとも限らない、相性やスキルの問題もあるから一概?には言えない」
「うんそっかそうだよね、まぁだからって無茶していい訳じゃないんだけど
高いにしろ低いにしろレベルが絶対って訳でもないし、あと一概は合ってる」
「だからこそ結局レベルってよくわかんなくなるよね」
「レベルは経験とステータスの総合的な数値とされているが、まぁよくわからん」
「うんまぁ結局の所指標なんだよね良くも悪くも、大まかでしかない指標」
「スキルも耐性もレベルには関係ないからな、レベルは基礎ステータスの目安だ」
「それなら一応この階層でもまだ戦えそうね、次行きましょうか」
倒したスケルトンが骨を落としていた、拾ってポーチのベルトに差しておく
これなら骨装備の修復に使えるだろう、にしてもドロップが少ないダンジョンだ
これまで骨しか落としてないし、階層が変わっても骨の大きさ位しか変化がない
まぁ質は上がってるんだろうが見た目ではよくわからないし鑑定しても同じだ
先に進むとまた同じような通路と扉の構成、ぐるぐる回っている気がするな
当然そんな訳はないが、一本道を進み扉を開け確認して相談する
考える事もやめそうになる中、機械的に繰り返し進んでいると行き止まりに来た
最後の通路は扉がなく通路になっていたが構成は同じだ、ずっと左曲がりの道
何故か他の道の壁に当たらず、ずっと道が続いている物理的に可笑しい構成だが
これもダンジョンだからこそだろう、ここは迷わないから別にいいが···
3階に進まないためあとはまた来た道を戻る、小部屋はまだ空のままだろう
通路の敵と同じ周期で復活するのだろうか?この階層は通路の敵がほとんどいない
最初の方と途中で1回遭遇した程度で罠もないためまるでただの3階への通路だ
そしてやはりと言うべきか入口の階段まで敵に遭遇すること無く着いた
出来る限りここで力を着けておきたいのだが、3階には危険すぎて行けない
そのため敵が再び湧いてくるまでの間、暫く階段で待つことにした
この階層は中々にいい場所でもあるからな、厄介な属性も状態異常も持たない
さらにそこそこの硬さがあれど属性的には相性がいい上に程ほどに強い敵
これだけ良い条件が整っているダンジョンはそうそうないのだから今のうちに
来ておいて損はない、ここは常にある普通のダンジョンじゃなくネフィスだし
いつ消えるか判らないからな、随分前からあるわけでもないようだが
ネフィスの存在時間は不定期でダンジョン事に異なるし、同じダンジョンが再度
出てきても存在時間は同じと言えないため予測も出来ない特徴がある
だからこそネフィスは人が来ない、その理由こそネフィス消滅による巻き込みだ
巻き込まれるとダンジョンと共に消滅するらしいからな、実際にはどうか不明
だが巻き込みが発生したネフィスが再度発生した際に生存者は確認出来なかった
その間は約80年程あったため寿命によって死んだとも取れる、餓死や戦死もある
結果詳細は不明のままであり、そもそもが消えている間はどうなっているのか
どこかに存在はしているのか、他にも時間は経過しているのか色々と謎もある
「流石に待つだけじゃ暇ねぇ」
「まぁね、装備の点検も終わったし、休息も十分とったし」
それにしても湧いてくるのが遅いな、もう結構な時間待っていると言うのに
全員装備の点検も終わり、暇で再度行った2回目の点検も時間を掛けて行った
それもとうに終わって暇になった、かといって警戒を解くわけにもいかない
ただ壁に背を預け通路を見て待ち続けるだけ···ん?音?僅かに響いてくる
音の元は通路の奥曲がり角の先しかない、この音はガシャン、いやカシャンか?
この階層だとスケルトンしかいないが···音の多さから2~3体程度じゃない
「なにか様子が可笑しくない?なにこの音スケルトンの足音だよね?」
「そうだと思うけど···この先から聞こえてくるのは数体じゃないよ」
どうやら2人も気付いてるようだが···やはり可笑しい、いやな予感がする
すぐ後ろは階段だから様子を見てからでも十分逃げることもできるだろうが
「あぁ十数···いやそれどころじゃない、数十体はいるだろうな」
「逃げた方がいいんじゃない?流石に危険すぎるしこの様子は普通じゃない
これってもしかしてダンジョンの崩壊?崩壊の予兆に大発生があったよね?」
「確かに大発生の様に思えるが···確かダンジョン内に無作為に発生し暴走する
だったが、これは無作為じゃないし暴走もしていない所か統率されている」
「じゃぁ外に出ようとしてるとか?確かスタンピードだっけ?」
「それはどうだろうな、スタンピードは大発生後とされているが詳細は不明だし
何にせよ状況が近くもあるし危険性も判らないから早く外に出るとしよう
まだ猶予はあるだろうが早めにダンジョンを出るとしよう、先に行くといい」
2人を先にいかせ階段へ向かう、階段を登ろうとした所で足を何かに掴まれた
硬いそれを見てみれば骨、骨骨···スケルトンと同じような骨の手が床から生え
幾つもの骨の腕が足にまとわりついていた、痛みはないがかなり頑丈なようで
力を籠めてみるが足は動かないし骨もビクともしない、2人は大丈夫だろうか
転移で階段の上に向かおうとしたが発動しない、腕が転移の妨害も兼ねてるのか?
「どうしたの?!早く!こっちには魔物が殆ど居ないわ、最初と同じ位よ」
「気にするな先に行ってていい、邪魔があって今すぐ行けそうにない」
「じゃぁ助けいる?大丈夫なの?」
「あぁ大丈夫だ、怪我もしてないし危険もなさそうだ、助けも要らないよ」
「分かった先に行ってる、ダンジョンの外で待ってるから早く来てね」
足を掴む腕のなかで足との間に隙間が出来ているものに斬りつける
一部切断し拘束が弱くなった、と同時にスケルトンの軍団がもう見えてきた
剣と盾を構えたこの階層のスケルトンではなく上のスケルトンだろうか?
しかし3階層のスケルトンはスケルトンウォリアー、鎧も着けている筈だが
ん?軍団の中に別の個体···鑑定、スケルトンは普通のスケルトン表示だが
ごつめの全身鎧がスケルトンウォーロード、奥の青白い人型霊はムーンレイス
その後ろにいる薄い緑の人型霊の軍勢がレイス、どいつも上層の魔物じゃないか
流石に勝てない···よし外れた、とっとと逃げ···?階段が無い?、行き止まりだ
後ろを振り向けばいつの間にか階段が無くなっていた、前に集中しすぎたか
自分が移動した訳じゃない、階段が消えた壁を叩くも硬く音も響かない
奥に階段が無い?壁で封鎖されたんじゃなく消滅?くっこれでは出られないが···
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