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5.帝国と言う国
九十一話 VSフレイムアトラトル
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91話 これはお試しだから
大部屋の扉をゆっくりと開け、中に足を踏み入れると同時に自己加速を使う
勝手に扉が閉まると言うことは無いよバダン···うむ
閉まってしまったか今のうちに扉を確認しておこう
どうやら開ける事は出来るようだ、ならもう何も問題はないし後は戦うだけ
まぁ出来れば右腕が治りきってからの方がいいんだが、時間に余裕がない
だが動かす程度は問題無さそうだ、指が少し麻痺したように動きづらいが
握る事は出来るし腕もただ細かい、精密な動きが出来ないだけだ
動きが速いわけでも精密攻撃が必要な訳でもないなら大丈夫だろう
部屋に入っただけではこっちを警戒しているだけで動く気配がない
弱点はビートル系と変わらない、関節や腹部分だが腹は流石に厳しいか
だが体がデカイ分地面との隙間も大きいしいけない事もないか?
横に回り込むように近付いていく、そして走り出すと同時に反応した
火が角の上で渦を巻いて大きくなっていく、一応邪弾を撃ってみる
体に命中して弾かれもしなかったが全くと言える程効果は無さそうだ
敵の反応が無いから効いてるか判らないのもあるが揺らいでもいない
魔法はあてにならないか、そもそもそんなに魔法覚えてないし
横に回り込みもうすぐで横に付く所だが集束しているあの火が怪しい
脚へと斬りつけるが硬い、メタル程では無いが貫くのは無理そうだ
やはり関節を狙わないとダメか、ん?火がうねった来るか?
火の玉が槍となって翔んできた、避けるのは難しくは無いが
火の槍が床にぶつかって弾け火の粉が撒き散らされる、ちょっと熱い
更に続けて火の玉が翔んでくる、と同時に敵の周囲に火の球が作られた
さっきよりも大きく距離をとって避ける、また床にぶつかり今度は爆発した
爆発するからファイアボールじゃなかったな、まだくるのか
幾つもの火の玉を飛ばしてくる、床にぶつかり弾ける物爆発する物
2種類の魔法を同時、いや連続で撃ってきているのか、これは厄介だ
見た目が一緒で差が無いから判断がつかない、それにまた距離を離された
近付くのは難しくない、だが有効な攻撃をあてるのは中々難しそうだ
火の粉が舞う場所を突っ切るのは止めておこう、また外から回っていく
読まれていた、と言うよりさっきの攻撃は動きを制限しに来たのだろう
此方を見て既に攻撃体勢に入っている、羽根を広げはためかせる
羽ばたきが加速していくと火が羽根を伝ったかのように勢いよく溢れだす
火が羽根を包み、いや纏い揺らめく火の衣となって火の粉を散らしながら
そして羽ばたきによって生まれた風が熱風となり更に火の粉を巻き込んで
奴の周囲を火が包み、熱風が辺り一面へと叩き付けるように唸る
火と熱風で近付けなくなった、熱風自体にそこまで危険性は無いが
風の勢いだけでも押され動きが鈍ってしまうし、体勢も整えるのが難しい
吹き飛ばされる程の力は無いが、近付くと押されて後ろへ少しだが滑っていく
近付くのが難しくなった、一応邪弾を撃ったが風に流され逸れていく
どうしたものか、此方から攻撃出来ないがあっちからは一方的に出来る
長刀を右手に持ち替えてナイフを取り出す、風の勢いは不規則で衰える時がある
弱くなったときにナイフを投げる、が何処にするかな···まぁ首でいいか
勢いが一層強くなった後に弱くなるのか、弱くなった瞬間に首へと投げる
まぁ当然と言うべきか、首の隙間に刺さる訳もなく逸れて頭部の甲殻に弾かれた
弾かれはねあがったナイフを風が巻き込み流れに乗って壁へと叩き付けられる
あまり頼りたくは無かったが銃を使うか、キスオブデスは強すぎるから
パンテーラの方を使うか?いやこっちだと弾消費するんだった、弾の予備は無いし
どっちにしろ使うならキスオブデスなんだけど、あれ反動強いから撃てるか?
いややるしかないか、一端頭部と背中に1発づつ撃ってみる、貫通は無理か?
ガァンガァン煩い音だ···それにやっぱり無理だった、だが効果はありそうだ
少し凹んで弾もめり込んでいる、だがこれだとちょっと効率が悪いし
それなら腹部を狙った方が良さそうだ、これなら腹部も撃てるだろうし
ついでに言えば右腕の感覚が麻痺した、これだと銃をまともに握れないし
その銃自体さっき後ろに吹っ飛んでいったし、先に回収しておこう
っとまたいくつもの火の玉が飛んでくる、使わない方はポーチに差しておく
さて床に向けて撃てば跳弾するか?それも撃てば解る、やはり反動が強いな
それと弾はちゃんと跳弾したし3発全部腹部へと当たった、残り8発全部
腹部へと向けて撃ちきる、風が強かろうと大した影響も受けず腹部へ向かう
全ての弾がその身を穿ち体が少し浮き、腹部から大量の血が溢れでて床を濡らす
内部はやはり柔らかいようで内部から甲殻が凹まされ少し凸っている
だが死にきっていないのか緩やかではあるが動いているし熱風も弱ってない
と言うことは死んでない訳だ、死んだら発動中の魔法は消えるだろうし
よくある放つタイプの魔法、攻撃系統とかだと判りやすいがそういったのは
発動者が死んでも消えないか、発動し効果を継続する自分に対する魔法などは
死ねば同時に消える筈だ、後効果を受けている者が死んでも受けている効果は
消える筈だし、だが他者への付与の場合はどうなんだ?発動者が死んだら消える?
どうだったか消えなかった気がする、うん確か消えないって書いてあったはず
あの魔法は自分に掛けている魔法···なのか?もしかして魔物自体の特性とか
固有能力だと流石に判らない、羽根を覆ってる火は多分魔法じゃ無いよな?
いや固有や特性ではあっても魔法なのか?考えても仕方無い学者でも無いし
それよりもトドメをささないと、でもまだ近付けない事に変わりがない
どうするか、腹は奴がもう倒れ伏して床とくっついてるから攻撃出来ないし
首の関節部分に撃ち込むしかない、ポーチの銃と入れ替えるあと11発
体が大きい分関節部分も大きいが、そんなに細かく狙えないし風で少し逸れる
だがこれしかないしダメでも弾は無限だ、11発全部少しづつ狙いを変えて撃つ
やはり少しだが風で流されるし、狙い自体粗いせいか2発しか当たらなかった
流石にこれだけじゃ死んでないよな、リロードする···難しい···いや待て
わざわざ両手使わなくても良いじゃないか、弾倉を抜いてまた挿せばいいだけだ
片手でも十分出来るな、もう一回全弾撃ち込む、今度は3発当たったぞ
誤差だよ誤差、へたっぴ···
出来れば銃は使わない方がいいんだろうけど、でも奥の手だから別にいっか
大部屋の扉をゆっくりと開け、中に足を踏み入れると同時に自己加速を使う
勝手に扉が閉まると言うことは無いよバダン···うむ
閉まってしまったか今のうちに扉を確認しておこう
どうやら開ける事は出来るようだ、ならもう何も問題はないし後は戦うだけ
まぁ出来れば右腕が治りきってからの方がいいんだが、時間に余裕がない
だが動かす程度は問題無さそうだ、指が少し麻痺したように動きづらいが
握る事は出来るし腕もただ細かい、精密な動きが出来ないだけだ
動きが速いわけでも精密攻撃が必要な訳でもないなら大丈夫だろう
部屋に入っただけではこっちを警戒しているだけで動く気配がない
弱点はビートル系と変わらない、関節や腹部分だが腹は流石に厳しいか
だが体がデカイ分地面との隙間も大きいしいけない事もないか?
横に回り込むように近付いていく、そして走り出すと同時に反応した
火が角の上で渦を巻いて大きくなっていく、一応邪弾を撃ってみる
体に命中して弾かれもしなかったが全くと言える程効果は無さそうだ
敵の反応が無いから効いてるか判らないのもあるが揺らいでもいない
魔法はあてにならないか、そもそもそんなに魔法覚えてないし
横に回り込みもうすぐで横に付く所だが集束しているあの火が怪しい
脚へと斬りつけるが硬い、メタル程では無いが貫くのは無理そうだ
やはり関節を狙わないとダメか、ん?火がうねった来るか?
火の玉が槍となって翔んできた、避けるのは難しくは無いが
火の槍が床にぶつかって弾け火の粉が撒き散らされる、ちょっと熱い
更に続けて火の玉が翔んでくる、と同時に敵の周囲に火の球が作られた
さっきよりも大きく距離をとって避ける、また床にぶつかり今度は爆発した
爆発するからファイアボールじゃなかったな、まだくるのか
幾つもの火の玉を飛ばしてくる、床にぶつかり弾ける物爆発する物
2種類の魔法を同時、いや連続で撃ってきているのか、これは厄介だ
見た目が一緒で差が無いから判断がつかない、それにまた距離を離された
近付くのは難しくない、だが有効な攻撃をあてるのは中々難しそうだ
火の粉が舞う場所を突っ切るのは止めておこう、また外から回っていく
読まれていた、と言うよりさっきの攻撃は動きを制限しに来たのだろう
此方を見て既に攻撃体勢に入っている、羽根を広げはためかせる
羽ばたきが加速していくと火が羽根を伝ったかのように勢いよく溢れだす
火が羽根を包み、いや纏い揺らめく火の衣となって火の粉を散らしながら
そして羽ばたきによって生まれた風が熱風となり更に火の粉を巻き込んで
奴の周囲を火が包み、熱風が辺り一面へと叩き付けるように唸る
火と熱風で近付けなくなった、熱風自体にそこまで危険性は無いが
風の勢いだけでも押され動きが鈍ってしまうし、体勢も整えるのが難しい
吹き飛ばされる程の力は無いが、近付くと押されて後ろへ少しだが滑っていく
近付くのが難しくなった、一応邪弾を撃ったが風に流され逸れていく
どうしたものか、此方から攻撃出来ないがあっちからは一方的に出来る
長刀を右手に持ち替えてナイフを取り出す、風の勢いは不規則で衰える時がある
弱くなったときにナイフを投げる、が何処にするかな···まぁ首でいいか
勢いが一層強くなった後に弱くなるのか、弱くなった瞬間に首へと投げる
まぁ当然と言うべきか、首の隙間に刺さる訳もなく逸れて頭部の甲殻に弾かれた
弾かれはねあがったナイフを風が巻き込み流れに乗って壁へと叩き付けられる
あまり頼りたくは無かったが銃を使うか、キスオブデスは強すぎるから
パンテーラの方を使うか?いやこっちだと弾消費するんだった、弾の予備は無いし
どっちにしろ使うならキスオブデスなんだけど、あれ反動強いから撃てるか?
いややるしかないか、一端頭部と背中に1発づつ撃ってみる、貫通は無理か?
ガァンガァン煩い音だ···それにやっぱり無理だった、だが効果はありそうだ
少し凹んで弾もめり込んでいる、だがこれだとちょっと効率が悪いし
それなら腹部を狙った方が良さそうだ、これなら腹部も撃てるだろうし
ついでに言えば右腕の感覚が麻痺した、これだと銃をまともに握れないし
その銃自体さっき後ろに吹っ飛んでいったし、先に回収しておこう
っとまたいくつもの火の玉が飛んでくる、使わない方はポーチに差しておく
さて床に向けて撃てば跳弾するか?それも撃てば解る、やはり反動が強いな
それと弾はちゃんと跳弾したし3発全部腹部へと当たった、残り8発全部
腹部へと向けて撃ちきる、風が強かろうと大した影響も受けず腹部へ向かう
全ての弾がその身を穿ち体が少し浮き、腹部から大量の血が溢れでて床を濡らす
内部はやはり柔らかいようで内部から甲殻が凹まされ少し凸っている
だが死にきっていないのか緩やかではあるが動いているし熱風も弱ってない
と言うことは死んでない訳だ、死んだら発動中の魔法は消えるだろうし
よくある放つタイプの魔法、攻撃系統とかだと判りやすいがそういったのは
発動者が死んでも消えないか、発動し効果を継続する自分に対する魔法などは
死ねば同時に消える筈だ、後効果を受けている者が死んでも受けている効果は
消える筈だし、だが他者への付与の場合はどうなんだ?発動者が死んだら消える?
どうだったか消えなかった気がする、うん確か消えないって書いてあったはず
あの魔法は自分に掛けている魔法···なのか?もしかして魔物自体の特性とか
固有能力だと流石に判らない、羽根を覆ってる火は多分魔法じゃ無いよな?
いや固有や特性ではあっても魔法なのか?考えても仕方無い学者でも無いし
それよりもトドメをささないと、でもまだ近付けない事に変わりがない
どうするか、腹は奴がもう倒れ伏して床とくっついてるから攻撃出来ないし
首の関節部分に撃ち込むしかない、ポーチの銃と入れ替えるあと11発
体が大きい分関節部分も大きいが、そんなに細かく狙えないし風で少し逸れる
だがこれしかないしダメでも弾は無限だ、11発全部少しづつ狙いを変えて撃つ
やはり少しだが風で流されるし、狙い自体粗いせいか2発しか当たらなかった
流石にこれだけじゃ死んでないよな、リロードする···難しい···いや待て
わざわざ両手使わなくても良いじゃないか、弾倉を抜いてまた挿せばいいだけだ
片手でも十分出来るな、もう一回全弾撃ち込む、今度は3発当たったぞ
誤差だよ誤差、へたっぴ···
出来れば銃は使わない方がいいんだろうけど、でも奥の手だから別にいっか
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