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4.異世界生活の始まり
五十八話 王国到着ー情報収集
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58話 ほぅ···と重要な情報を受け流す
王国に向かって走って進む事にしたのはいいのだが
まず気になったのは機体をどうすればいいかというのが1つ
一応機体の場所に転移のポイント設定はしてあるが、不安なことがある
隠していると言っても木や草の影に隠しているだけでしかない
人の寄り付く所ではないが、絶対ではない見つかる可能性はある
冒険者には見つかりやすいだろう、ステルスとか迷彩とかないし
早くどうにかしないといけないな、2つめはどうでもいいことだが
道が直線になっていない事、正確には途中に川や山があるのが理由だ
仕方無いし、方向があってるんなら道に沿わず直線で進めば良いのでは?
と思い至る、道に沿って移動していれば村を経由して正確に着くが
当然それなりに時間がかかる、直線でいけば夜には着くかもしれない
とか考えながらも道を無視して移動しているというのが今の有り様
迷わなければ問題は無いのだ、6-7割位の速度で走る
風を切るように疾走するのはいいのだが、草や木の枝が引っ掛かる
山を移動している時にはさらに酷くなる、跳んで移動する事になった
そこらじゅうにちょくちょく魔物がいたが大体は無視できた
狙われる事もあったが走っていれば普通に撒くことが出来る
テリトリーから出るか一定以上離れればまず追ってくることは無い
走っているだけでも周りを気にしていればいろいろと知ることが出来た
他でも同じなのかは分からないが何かしらの生態系みたいなのはあるようだ
山を越えれば岩場か結構高低差のある岩山みたいな場所だ
魔物もこっちにはあまりいないな、やはり岩場は住みにくいのか
移動中跳躍のせいか岩山の一部を削ってしまったが問題は無いだろう
岩山を越え岩場が緑に戻って来たところで少し整った道が遠くに見えた
直線から少しはずれているだろうが大きく外れては無いようだ
しかしこの先にも木々が見える、森程生い茂っては無いし林だろうか
日が傾き出して暫く経つ、ゆっくりしていると夜になってしまう
夜でも一応月や星明かりで周囲を見ることは出来る位には明るいが
特に夜目が利くわけでもないから夜の行動は止めておきたい
あと夜に街の中に入れるのか分からないというのもある
真っ直ぐ進むと林は丘になっており丘の上から王国らしき街が見えた
まだまだ遠いがそれでも10kmも無いほどだ、まぁ私の目算はあてにならないが
このままなら日が落ちきる前には着くだろう、王国の首都かは分からないが
城壁に囲まれた中々に大きい国だな、周囲を全て城壁で囲っているようだ
やはり魔物対策か、あまり人間同士では戦争をしているようじゃなかったし
あとはあそこを目指して走るだけだな、近付くまでもう少し速度を上げよう
走って跳び城壁に近づき門の見える平原にたどり着いた、此処からは歩きだな
列が出来ているから分かりやすいな、中に入るには並ばないといけないか
仕方無い、並んでいる間に色々見ておこうか、列に居るのは大体···
格好からして冒険者が多いか、商人は荷車もあって目立つが1台だけだな
時間帯的に商人の移動時間では無いのか、付近の冒険者の何人かは護衛かな
列の進みは結構早いな、商人の一団は纏めて許可を貰ってたようだ
その際に何か紙を出していたが、他の人は出してないし依頼書か何かだろうから
それは宛にならない、冒険者達は紙やプレートを出して何かしていたが
一般人は硬貨を出していた、冒険者ならプレートで潜れるのか?
でも出来るか分からないし、硬貨かな、でもいくら払ったのか分からない
自分の番まであと3人···どうやらチームだったようで揃って行ってしまった
払う金額が分からない、仕方無いしもう聞くしかないか···門番も待ってるし
「えぇっと、入国費用っていくら何でしょうか?」
「ん?2大銅貨もしくは他国の硬貨なら20ヴェレ分だよ、もしくは
その国所属の冒険者か銅級ならプレートを出せば基本どの国も入国出来るよ」
残念ながら銅級にはなれてないから金を払う、しかし良いことを聞けたな
「ありがとうございます、これですね」
ベルトのポーチから大銅貨2枚を取りだして渡す
「あぁ受け取ったよ、この国は初めての様だから先ずはこの道を真っ直ぐ行くと
広場に着くから、そこの一番大きい掲示板にある地図を見ておくといいよ」
「分かりました、色々ありがとうございました」
「王国を楽しんでいってね、気に入ってくれると嬉しいよ」
良い人だった、こんなローブで顔を隠した不審者同然なのに
まぁ冒険者舘にも何人かローブで隠していた人もいるから、珍しくもないのか
まぁいっか、ギルドに行ってダンジョンの情報が欲しいからまずそれと
軽く依頼でもみてから次を決めるか、一先ず掲示板を見に広場に行くか
中々人通りが多いな、中央の道幅はかなり広いはずだが狭く感じる
進んでいくと露店が出てきた、そこを越えると広場についた
周りを見ると幾つもの露店があり、隙間なく並んでいるようにも見えてくる
どうやらここが露店の中心になっている様だ
飲食物から装飾品やら、個人の品物売りから集団の露店と様々だ
掲示板は中央にあり、小さい方の掲示板には、最近の情報から警告
犯罪者の情報などが貼り出されている、まぁ気にしなくても良いか
中央の大きい掲示板は地図しかない、専用の掲示板になっているようだ
どうやら商業区画や工業区画と生活区域を別けているようだ
生活区域は迷いそうだ、冒険者ギルドは工業区画と商業区画の間にあるようだ
それじゃぁ早速冒険者ギルドに行くとしよう、まずはそこまで
そのあとはそのあとで考えよう、あの機体もどうにかしたいから
人目につかない場所か、隠せる場所をどこかに見つけておきたい
冒険者ギルドには早く着いた、そんなに離れてなかったな
結構な大きさでありそれなりに小綺麗だ、入り口は両開きの扉か
王国に向かって走って進む事にしたのはいいのだが
まず気になったのは機体をどうすればいいかというのが1つ
一応機体の場所に転移のポイント設定はしてあるが、不安なことがある
隠していると言っても木や草の影に隠しているだけでしかない
人の寄り付く所ではないが、絶対ではない見つかる可能性はある
冒険者には見つかりやすいだろう、ステルスとか迷彩とかないし
早くどうにかしないといけないな、2つめはどうでもいいことだが
道が直線になっていない事、正確には途中に川や山があるのが理由だ
仕方無いし、方向があってるんなら道に沿わず直線で進めば良いのでは?
と思い至る、道に沿って移動していれば村を経由して正確に着くが
当然それなりに時間がかかる、直線でいけば夜には着くかもしれない
とか考えながらも道を無視して移動しているというのが今の有り様
迷わなければ問題は無いのだ、6-7割位の速度で走る
風を切るように疾走するのはいいのだが、草や木の枝が引っ掛かる
山を移動している時にはさらに酷くなる、跳んで移動する事になった
そこらじゅうにちょくちょく魔物がいたが大体は無視できた
狙われる事もあったが走っていれば普通に撒くことが出来る
テリトリーから出るか一定以上離れればまず追ってくることは無い
走っているだけでも周りを気にしていればいろいろと知ることが出来た
他でも同じなのかは分からないが何かしらの生態系みたいなのはあるようだ
山を越えれば岩場か結構高低差のある岩山みたいな場所だ
魔物もこっちにはあまりいないな、やはり岩場は住みにくいのか
移動中跳躍のせいか岩山の一部を削ってしまったが問題は無いだろう
岩山を越え岩場が緑に戻って来たところで少し整った道が遠くに見えた
直線から少しはずれているだろうが大きく外れては無いようだ
しかしこの先にも木々が見える、森程生い茂っては無いし林だろうか
日が傾き出して暫く経つ、ゆっくりしていると夜になってしまう
夜でも一応月や星明かりで周囲を見ることは出来る位には明るいが
特に夜目が利くわけでもないから夜の行動は止めておきたい
あと夜に街の中に入れるのか分からないというのもある
真っ直ぐ進むと林は丘になっており丘の上から王国らしき街が見えた
まだまだ遠いがそれでも10kmも無いほどだ、まぁ私の目算はあてにならないが
このままなら日が落ちきる前には着くだろう、王国の首都かは分からないが
城壁に囲まれた中々に大きい国だな、周囲を全て城壁で囲っているようだ
やはり魔物対策か、あまり人間同士では戦争をしているようじゃなかったし
あとはあそこを目指して走るだけだな、近付くまでもう少し速度を上げよう
走って跳び城壁に近づき門の見える平原にたどり着いた、此処からは歩きだな
列が出来ているから分かりやすいな、中に入るには並ばないといけないか
仕方無い、並んでいる間に色々見ておこうか、列に居るのは大体···
格好からして冒険者が多いか、商人は荷車もあって目立つが1台だけだな
時間帯的に商人の移動時間では無いのか、付近の冒険者の何人かは護衛かな
列の進みは結構早いな、商人の一団は纏めて許可を貰ってたようだ
その際に何か紙を出していたが、他の人は出してないし依頼書か何かだろうから
それは宛にならない、冒険者達は紙やプレートを出して何かしていたが
一般人は硬貨を出していた、冒険者ならプレートで潜れるのか?
でも出来るか分からないし、硬貨かな、でもいくら払ったのか分からない
自分の番まであと3人···どうやらチームだったようで揃って行ってしまった
払う金額が分からない、仕方無いしもう聞くしかないか···門番も待ってるし
「えぇっと、入国費用っていくら何でしょうか?」
「ん?2大銅貨もしくは他国の硬貨なら20ヴェレ分だよ、もしくは
その国所属の冒険者か銅級ならプレートを出せば基本どの国も入国出来るよ」
残念ながら銅級にはなれてないから金を払う、しかし良いことを聞けたな
「ありがとうございます、これですね」
ベルトのポーチから大銅貨2枚を取りだして渡す
「あぁ受け取ったよ、この国は初めての様だから先ずはこの道を真っ直ぐ行くと
広場に着くから、そこの一番大きい掲示板にある地図を見ておくといいよ」
「分かりました、色々ありがとうございました」
「王国を楽しんでいってね、気に入ってくれると嬉しいよ」
良い人だった、こんなローブで顔を隠した不審者同然なのに
まぁ冒険者舘にも何人かローブで隠していた人もいるから、珍しくもないのか
まぁいっか、ギルドに行ってダンジョンの情報が欲しいからまずそれと
軽く依頼でもみてから次を決めるか、一先ず掲示板を見に広場に行くか
中々人通りが多いな、中央の道幅はかなり広いはずだが狭く感じる
進んでいくと露店が出てきた、そこを越えると広場についた
周りを見ると幾つもの露店があり、隙間なく並んでいるようにも見えてくる
どうやらここが露店の中心になっている様だ
飲食物から装飾品やら、個人の品物売りから集団の露店と様々だ
掲示板は中央にあり、小さい方の掲示板には、最近の情報から警告
犯罪者の情報などが貼り出されている、まぁ気にしなくても良いか
中央の大きい掲示板は地図しかない、専用の掲示板になっているようだ
どうやら商業区画や工業区画と生活区域を別けているようだ
生活区域は迷いそうだ、冒険者ギルドは工業区画と商業区画の間にあるようだ
それじゃぁ早速冒険者ギルドに行くとしよう、まずはそこまで
そのあとはそのあとで考えよう、あの機体もどうにかしたいから
人目につかない場所か、隠せる場所をどこかに見つけておきたい
冒険者ギルドには早く着いた、そんなに離れてなかったな
結構な大きさでありそれなりに小綺麗だ、入り口は両開きの扉か
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