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4.異世界生活の始まり
五十三話 村で対象探しと商店と金銭獲得
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53話 人探しは最初の依頼っぽい
道に沿っていけば直ぐ村が見えた、まだ遠目ではあるがそんなに大きくない
10年前に跳んだ時はあまりよく見ていなかったが、大きな差は無いと思う
多くて100人規模くらいだろうか、近づくにつれ村の様子が見えてくる
朝方だと言うのにあまり活気がない、あの時の子供は元気だろうか
名前も知らないしあっちも此方は分からないだろうし、互いに気付かないか
畑とかの農業している人物などは見えるが、なんというか暗い雰囲気だ
とりあえず対象の人物を探さないとな、怪しまれ無いようにするべきか
と思っていたが村に入ると普通に怪訝な目で見られた、何故だ···
どこもおかしくは無いはず何だが···ここでも珍しい格好なんだろうか
さてここまで来たがどうするか、村とか何があるのかよくわからないし
情報収集ってそもそも何処にいけばいいんだ?ここにギルドとかあるのか?
冒険者がいる=ギルドがある訳じゃないしな、少し見て回るか
少し見られはするが、これといって反応は無いし問題は無かったようだ
村の中央に立って居る訳にもいかずざっと建物を見ていると分かったが
木で出来た様々な形や大きさの建物がずらっとただ並んでいるだけだ
景観とやらを気にする余裕が無いのか必要が無いのかは不明だが
余りいい景観とは言えない、何の建物か分かりやすいのは良いのだが、そして
冒険者ギルドっぽい場所を見つけた、看板に冒険者ギルドと書かれていた
出張とも書かれているから多分本来の物とは違うんだろう、結構小さいし
しかし冒険者に用があるのならここが来るべき場所の第1候補だろう
何か話は聞けるだろうし、ここに突っ立っていても仕方無い入ってしまおう
入って直ぐに受付が目に写る、右側にはテーブルと椅子のセットが2つ
誰もいない有り様、普段は余り使われないのか寂れた雰囲気をかもしている
受付も普段から居ないのは冒険者自体がこの村に少ないからだろう
一応呼び鈴みたいなのは有るし、休憩中だったら悪いが呼び鈴を鳴らす
鳴らしてから直ぐに扉が開いて女性が現れた、服が少しよれている
「何かご用でしょうか?」
少し疲れたような様子だ、どこか少しやつれているように見える
「ちょっと人を探しているんです」
「人探しが依頼ですか?」
「いえここにいる冒険者の方に用がありまして」
「ふむどなたでしょうか?」
「名前は分かりませんが、最近来た3人ほどの10代後半の者達です」
「確かに居ますが···何のご用でしょうか?」
「個人的な依頼の事で彼らに要がありましてね」
「わかりました、昼頃に来ると思いますので昼にいらしてください」
「ありがとうございます、では」
昼か···暫く暇になるが···店でも覗いてみるか、金についても知りたいし
物が売れればさらによし、そういえば近くに其っぽいのがあったな
時間も潰せるだろうしそれもよし、えぇっと看板があったはず
あったあった商店と書いてある、多分色々な物を扱っているであろう場所だ
大きくはないがこの村の規模らしいといえば言える、早速入ってみよう
店の中は商品が壁の棚に置かれている普通の店だった、結構綺麗だな
商品の値段から大体の金銭を把握出来るだろうから幾つか見て回る
んー···保存食というのが95ヴェレで治癒薬が355、魔力薬が405のようだ
他にも装備品とか生活用品とか多くはないが色々な種類が売られている
装備品は安くても皮製の手袋が550で同じ靴が780、高くて鉄の剣2250
ヴェレ···ふむ、しかし金銭を持っていないから何れが何れなのかさっぱりだ
流石にメダルは硬貨として使えないよな···ちょっと店の人に聞いてみるか?
売り物も幾つかあるし、まず買い取りしてくれるか聞いてみよう
「すみません、買い取りってしていただけますか?」
「んー?物によるが···魔物の素材や装備品の素材になる物なら大体は買取るよ
たが高価な物は無理だし布地とか鉱石とかの数量は制限するけどね」
魔物素材か···量有るのを出すだけ出してどれが売れ無いのか確認しておくか
腰に手を当てるようにし1個ずつハウンドとゾンビハウンドの素材を取り出していく
店の人は素材を見つめていると思えば左右に分けだした
「ハウンドとゾンビハウンドの素材か、これならハウンドは爪と骨と毛皮
ゾンビハウンドは牙と爪を買い取るよ、1種類5個ずつまでだけど」
売れない物を回収し、売れる物を5個ずつ出してカウンターに乗せていく
「ハウンドの爪と牙は1個15ヴェレ、毛皮は150ヴェレの計900ヴェレ
ゾンビハウンドの爪は1個15ヴェレ、牙は20ヴェレの計175ヴェレ
そして合計1075ヴェレだ、売るかい?」
「あぁ売るよ」
「ほら」
思ったより毛皮が高かったのもあるがゾンビ素材も普通に高めだった
なんとなく手に持っている硬貨を見ると
「ちゃんとあるだろ?安心してくれ、セコい真似はしないさ」
「あぁ···あるよ、確認は癖みたいなものですよ、それでは」
どうやら確認していると思われたようだ、分からないとは言えないな
「あぁ次は何か買ってってくれよな」
次はやはり何か買うべきだろうか、魔力薬は買ってもいいかもしれない
店を出て中央広場に向かい、手に握る硬貨がどんな物なのか確認する
大銀貨が1枚に大銅貨7枚と銅貨1枚、ふむ···やはりよくわからんな
これは異空間倉庫にいれて···昼ぐらいになるまでここで待つか?
多分もうそう長くは無いだろうし、暫くここにいようと思ったが
そういえばと思いついたのは時間魔法についてだ、lvを上げたいのもあるが
自分に減速を使った場合に時間を短く感じたり出来るのかどうかだ
自分自身の時間を遅らせる訳だから多分出来ると思うが、試してみないとな
自己減速の効果の細かい確認を実験と兼ねて試してみる事にする
···専用spがあるのはどうしようか、ついでだしそれも一緒にやるか
道に沿っていけば直ぐ村が見えた、まだ遠目ではあるがそんなに大きくない
10年前に跳んだ時はあまりよく見ていなかったが、大きな差は無いと思う
多くて100人規模くらいだろうか、近づくにつれ村の様子が見えてくる
朝方だと言うのにあまり活気がない、あの時の子供は元気だろうか
名前も知らないしあっちも此方は分からないだろうし、互いに気付かないか
畑とかの農業している人物などは見えるが、なんというか暗い雰囲気だ
とりあえず対象の人物を探さないとな、怪しまれ無いようにするべきか
と思っていたが村に入ると普通に怪訝な目で見られた、何故だ···
どこもおかしくは無いはず何だが···ここでも珍しい格好なんだろうか
さてここまで来たがどうするか、村とか何があるのかよくわからないし
情報収集ってそもそも何処にいけばいいんだ?ここにギルドとかあるのか?
冒険者がいる=ギルドがある訳じゃないしな、少し見て回るか
少し見られはするが、これといって反応は無いし問題は無かったようだ
村の中央に立って居る訳にもいかずざっと建物を見ていると分かったが
木で出来た様々な形や大きさの建物がずらっとただ並んでいるだけだ
景観とやらを気にする余裕が無いのか必要が無いのかは不明だが
余りいい景観とは言えない、何の建物か分かりやすいのは良いのだが、そして
冒険者ギルドっぽい場所を見つけた、看板に冒険者ギルドと書かれていた
出張とも書かれているから多分本来の物とは違うんだろう、結構小さいし
しかし冒険者に用があるのならここが来るべき場所の第1候補だろう
何か話は聞けるだろうし、ここに突っ立っていても仕方無い入ってしまおう
入って直ぐに受付が目に写る、右側にはテーブルと椅子のセットが2つ
誰もいない有り様、普段は余り使われないのか寂れた雰囲気をかもしている
受付も普段から居ないのは冒険者自体がこの村に少ないからだろう
一応呼び鈴みたいなのは有るし、休憩中だったら悪いが呼び鈴を鳴らす
鳴らしてから直ぐに扉が開いて女性が現れた、服が少しよれている
「何かご用でしょうか?」
少し疲れたような様子だ、どこか少しやつれているように見える
「ちょっと人を探しているんです」
「人探しが依頼ですか?」
「いえここにいる冒険者の方に用がありまして」
「ふむどなたでしょうか?」
「名前は分かりませんが、最近来た3人ほどの10代後半の者達です」
「確かに居ますが···何のご用でしょうか?」
「個人的な依頼の事で彼らに要がありましてね」
「わかりました、昼頃に来ると思いますので昼にいらしてください」
「ありがとうございます、では」
昼か···暫く暇になるが···店でも覗いてみるか、金についても知りたいし
物が売れればさらによし、そういえば近くに其っぽいのがあったな
時間も潰せるだろうしそれもよし、えぇっと看板があったはず
あったあった商店と書いてある、多分色々な物を扱っているであろう場所だ
大きくはないがこの村の規模らしいといえば言える、早速入ってみよう
店の中は商品が壁の棚に置かれている普通の店だった、結構綺麗だな
商品の値段から大体の金銭を把握出来るだろうから幾つか見て回る
んー···保存食というのが95ヴェレで治癒薬が355、魔力薬が405のようだ
他にも装備品とか生活用品とか多くはないが色々な種類が売られている
装備品は安くても皮製の手袋が550で同じ靴が780、高くて鉄の剣2250
ヴェレ···ふむ、しかし金銭を持っていないから何れが何れなのかさっぱりだ
流石にメダルは硬貨として使えないよな···ちょっと店の人に聞いてみるか?
売り物も幾つかあるし、まず買い取りしてくれるか聞いてみよう
「すみません、買い取りってしていただけますか?」
「んー?物によるが···魔物の素材や装備品の素材になる物なら大体は買取るよ
たが高価な物は無理だし布地とか鉱石とかの数量は制限するけどね」
魔物素材か···量有るのを出すだけ出してどれが売れ無いのか確認しておくか
腰に手を当てるようにし1個ずつハウンドとゾンビハウンドの素材を取り出していく
店の人は素材を見つめていると思えば左右に分けだした
「ハウンドとゾンビハウンドの素材か、これならハウンドは爪と骨と毛皮
ゾンビハウンドは牙と爪を買い取るよ、1種類5個ずつまでだけど」
売れない物を回収し、売れる物を5個ずつ出してカウンターに乗せていく
「ハウンドの爪と牙は1個15ヴェレ、毛皮は150ヴェレの計900ヴェレ
ゾンビハウンドの爪は1個15ヴェレ、牙は20ヴェレの計175ヴェレ
そして合計1075ヴェレだ、売るかい?」
「あぁ売るよ」
「ほら」
思ったより毛皮が高かったのもあるがゾンビ素材も普通に高めだった
なんとなく手に持っている硬貨を見ると
「ちゃんとあるだろ?安心してくれ、セコい真似はしないさ」
「あぁ···あるよ、確認は癖みたいなものですよ、それでは」
どうやら確認していると思われたようだ、分からないとは言えないな
「あぁ次は何か買ってってくれよな」
次はやはり何か買うべきだろうか、魔力薬は買ってもいいかもしれない
店を出て中央広場に向かい、手に握る硬貨がどんな物なのか確認する
大銀貨が1枚に大銅貨7枚と銅貨1枚、ふむ···やはりよくわからんな
これは異空間倉庫にいれて···昼ぐらいになるまでここで待つか?
多分もうそう長くは無いだろうし、暫くここにいようと思ったが
そういえばと思いついたのは時間魔法についてだ、lvを上げたいのもあるが
自分に減速を使った場合に時間を短く感じたり出来るのかどうかだ
自分自身の時間を遅らせる訳だから多分出来ると思うが、試してみないとな
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