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代役
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「何だと!? 本当に置いてきたのか」
ジョージは兵士に聞き直した。
「はい。そういうご命令でしたので」
「もう夜だぞ。ルミエールはまだ帰って来ていないぞ」
「ゴブリンに連れ去られました」
「何っ!? お前たち、黙って見ていたのか」
「何とかお助けしようと思って、しばらく尾行して機会をうかがっていたのですが、ゴブリンの拠点の直前で、海側の崖に身投げされました」
「……、何ということだ。本当に動けなかったのか……」
「はい、本当に動けないようでした」
「分かった。もうよいっ。このことは他言無用だ。よいな」
「はっ」
兵士たちはジョージの天幕を出て行った。
「少し意地を張りすぎたようだ。顔は綺麗だったが、クソ真面目で、融通の利かない腹の立つ女だった。とはいえ、さすがに少し哀れだな。だが、これでマリアンヌが繰り上げで聖女になれば、マリアンヌを私の妻に出来き、あの爆乳が手に入る。結果オーライだな」
ジョージはほくそ笑んだ。王国では王太子妃には聖女が就くことが慣例だ。ジョージは自分の天幕にマリアンヌを呼んだ。
「マリアンヌ、ルミエールが死んだ。聖女補佐のそなたを暫定で聖女とする。聖女補佐は別のものができるな?」
「聖女様が……。分かりました。私が頑張って代役を務めさせて頂きます。補佐にはセシルをつけます」
(何なのこれ、うまく行きすぎじゃないの)
マリアンヌは喜びが顔に現れないよう沈痛な表情を作った。
「早速だが、負傷兵の治療を頼む。重傷者の治療は午前中に終わっているが、軽傷者がまだだからな」
「かしこまりました」
(私の実力を見せるいい機会だわ)
「うむ。それと、王都に帰ったら、正式に聖女認定を受け、私の婚約者となってもらう。よいな」
「はい、光栄至極にございます」
マリアンヌはセシルを連れて、意気揚々として野外病院に入り、治癒を開始した。最初の十人ほどは問題なく治療出来たのだが、十人を過ぎた辺りから、だんだんと治療するたびに体が重くなって来た。
(どうしたのかしら。まだ十五人しか治療していないのに)
今朝のルミエールは五十人もの重傷患者を完全治癒させていた。もちろんマリアンヌの治癒力も提供して出来たことだ。セシルの治癒力が少ないのだろうか。
「セシル、しっかりと治癒力を提供して頂戴」
マリアンヌの言葉にセシルは反論した。
「聖女様に同期してお出ししています。多くても少なくても上手くいかないことはご存知かと思います」
「それは知っているけど、何だか体が重いのよ」
二十人ほど治療を終えると、マリアンヌは立つことが出来なくなっていた。
「治癒力切れみたい。少し休ませて」
「え? もうですか? まだ、私の治癒力は半分以上残っていますが」
「体が動かないのよっ。きっと午前中の治癒の影響よ。いいから、少し休ませてっ。ちょっとベッドに横になるわ」
マリアンヌは空いているベッドに横になった。治療を待っていた兵士たちが心配そうにマリアンヌの様子を見ている。
「すいません。聖女様の体調がすぐれませんので、治癒はまた後ほど再開します」
セシルは兵士たちにいったん帰ってもらうようにお願いした。兵士たちはおとなしく帰って行ったが、今朝の聖女様はもっとすごかった、という兵士同士の会話が漏れ聞こえて来た。
マリアンヌは悔しかったが、本当に体が動かないのだ。ルミエールが治癒の反動と言っていたのはこれか。治癒力を根こそぎ持っていかれるので、まともに受けるのではなく、上手くかわすよう説明していたが、マリアンヌは真面目に聞いてはいなかった。
「セシル、あなた、ルミエールと仲が良かったでしょう。ルミエールが治癒の反動のかわし方を説明していたのを覚えている?」
「覚えていないです。聖女でもなければ使うことはありませんので」
実はセシルはしっかりと覚えていたが、姉のように慕っていたルミエールを呼び捨てにするような女に教える気はさらさらなかった。恐らくルミエールはマリアンヌに陥れられたに違いない。
「真面目に勉強しなさいよっ」
「聖女様にそのお言葉をそのままお返ししますっ」
「何よ、生意気なっ」
「聖女様、聖女補佐は私しかいないのですよ。お互いに協力して、兵士たちの治癒をしていきましょう。私は私に出来ることを一生懸命しますから」
マリアンヌは突然殊勝なことを大声で語り始めたセシルを訝しげに見つめた。その理由はすぐに分かった。
「マリアンヌ、一体どういうことだ?」
ジョージが兵士たちの噂を聞きつけ、野戦病院に駆け込んできたのだ。
「で、殿下……」
マリアンヌは結果を残せない自分が恥ずかしくて、何も言えなかった。セシルが代わりにジョージに説明を始めた。
「聖女様は治癒力切れで、半日は動けません。安静が必要です」
「何故だ? 五分ほどで動けるようになるのではなかったのか?」
「それは聖女補佐の場合です。聖女様は負傷が完治したときの反動をまともに受けるため、聖女様と聖女補佐では負荷の掛かり具合が全く違うのです。ご覧の通り、私はまだピンピンしています」
ジョージはルミエールが同じようなことを説明していたのを思い出した。
「だが、ルミエールは重傷者を五十人も治癒したぞ。マリアンヌは軽傷者二十人程度と聞いたが、なぜこんなにも差が出る?」
「殿下、ルミエール様は千年に一人と言われるほどの才能あふれるお方です。マリアンヌ様も素晴らしいお方ですが、ルミエール様と比較されてはお可哀想です」
「重傷になっても完治することが分かり、兵士たちの士気はものすごく上がっている。それが、一日に軽傷者二十名しか治せないと知れたら、せっかく盛り上がった士気が下がってしまう」
そして、そうしてしまったのが、ジョージのせいだと知れたら、兵士からの信頼を一気に失ってしまう。ジョージは焦った。
「セシル、そなたは治癒は出来ないのか?」
「出来ますが、補佐がいないと、あっという間に治癒力が枯渇してしまいます」
「軽傷者はあと三十人ほどだが、全員治癒出来そうか?」
「聖女様が補佐がいて二十名しか治癒できないのに、私単独ではせいぜい十名程度しか出来ないと思いますが……」
「それでもいい。治療してやってくれ」
「分かりました。出来るだけやってみます」
セシルは治癒を始めた。ルミエールから教わった反動を上手くかわす方法と、少しずつ休憩を挟むことによって、ジョージとマリアンヌの見ている前で、残り三十名を完治させた。
「セシル、そなた、素晴らしいではないか」
「殿下、私などはルミエール様の足元にも及びません。今日は軽傷者でしたから、大丈夫でしたが、重傷者ともなると、補佐がいてもルミエール様のせいぜい半分ほどです」
「それでも十分戦力になるぞ」
「聖女様はマリアンヌ様ですので、私は補佐の役目をしっかり果たすことにします」
「で、殿下。今日は初めてで上手く治癒力の調整ができませんでした。明日は頑張りますので、もう一度、チャンスを下さい」
マリアンヌは必死になって懇願した。
「うむ。分かった。明日、結果を見せてくれ」
(そうだ、慣れないだけだ。法王からはルミエール、マリアンヌ、セシルの順に治癒力が高いと聞いている。マリアンヌはセシルよりも能力は上のはずだ。大丈夫だ、きっと大丈夫だ)
ジョージはそう考えるしかなかった。
だが、翌日もマリアンヌは再び治癒に失敗した。ジョージはルミエールを追放したことを深く後悔したが、もう取り返しのつかないことだった。
ジョージは兵士に聞き直した。
「はい。そういうご命令でしたので」
「もう夜だぞ。ルミエールはまだ帰って来ていないぞ」
「ゴブリンに連れ去られました」
「何っ!? お前たち、黙って見ていたのか」
「何とかお助けしようと思って、しばらく尾行して機会をうかがっていたのですが、ゴブリンの拠点の直前で、海側の崖に身投げされました」
「……、何ということだ。本当に動けなかったのか……」
「はい、本当に動けないようでした」
「分かった。もうよいっ。このことは他言無用だ。よいな」
「はっ」
兵士たちはジョージの天幕を出て行った。
「少し意地を張りすぎたようだ。顔は綺麗だったが、クソ真面目で、融通の利かない腹の立つ女だった。とはいえ、さすがに少し哀れだな。だが、これでマリアンヌが繰り上げで聖女になれば、マリアンヌを私の妻に出来き、あの爆乳が手に入る。結果オーライだな」
ジョージはほくそ笑んだ。王国では王太子妃には聖女が就くことが慣例だ。ジョージは自分の天幕にマリアンヌを呼んだ。
「マリアンヌ、ルミエールが死んだ。聖女補佐のそなたを暫定で聖女とする。聖女補佐は別のものができるな?」
「聖女様が……。分かりました。私が頑張って代役を務めさせて頂きます。補佐にはセシルをつけます」
(何なのこれ、うまく行きすぎじゃないの)
マリアンヌは喜びが顔に現れないよう沈痛な表情を作った。
「早速だが、負傷兵の治療を頼む。重傷者の治療は午前中に終わっているが、軽傷者がまだだからな」
「かしこまりました」
(私の実力を見せるいい機会だわ)
「うむ。それと、王都に帰ったら、正式に聖女認定を受け、私の婚約者となってもらう。よいな」
「はい、光栄至極にございます」
マリアンヌはセシルを連れて、意気揚々として野外病院に入り、治癒を開始した。最初の十人ほどは問題なく治療出来たのだが、十人を過ぎた辺りから、だんだんと治療するたびに体が重くなって来た。
(どうしたのかしら。まだ十五人しか治療していないのに)
今朝のルミエールは五十人もの重傷患者を完全治癒させていた。もちろんマリアンヌの治癒力も提供して出来たことだ。セシルの治癒力が少ないのだろうか。
「セシル、しっかりと治癒力を提供して頂戴」
マリアンヌの言葉にセシルは反論した。
「聖女様に同期してお出ししています。多くても少なくても上手くいかないことはご存知かと思います」
「それは知っているけど、何だか体が重いのよ」
二十人ほど治療を終えると、マリアンヌは立つことが出来なくなっていた。
「治癒力切れみたい。少し休ませて」
「え? もうですか? まだ、私の治癒力は半分以上残っていますが」
「体が動かないのよっ。きっと午前中の治癒の影響よ。いいから、少し休ませてっ。ちょっとベッドに横になるわ」
マリアンヌは空いているベッドに横になった。治療を待っていた兵士たちが心配そうにマリアンヌの様子を見ている。
「すいません。聖女様の体調がすぐれませんので、治癒はまた後ほど再開します」
セシルは兵士たちにいったん帰ってもらうようにお願いした。兵士たちはおとなしく帰って行ったが、今朝の聖女様はもっとすごかった、という兵士同士の会話が漏れ聞こえて来た。
マリアンヌは悔しかったが、本当に体が動かないのだ。ルミエールが治癒の反動と言っていたのはこれか。治癒力を根こそぎ持っていかれるので、まともに受けるのではなく、上手くかわすよう説明していたが、マリアンヌは真面目に聞いてはいなかった。
「セシル、あなた、ルミエールと仲が良かったでしょう。ルミエールが治癒の反動のかわし方を説明していたのを覚えている?」
「覚えていないです。聖女でもなければ使うことはありませんので」
実はセシルはしっかりと覚えていたが、姉のように慕っていたルミエールを呼び捨てにするような女に教える気はさらさらなかった。恐らくルミエールはマリアンヌに陥れられたに違いない。
「真面目に勉強しなさいよっ」
「聖女様にそのお言葉をそのままお返ししますっ」
「何よ、生意気なっ」
「聖女様、聖女補佐は私しかいないのですよ。お互いに協力して、兵士たちの治癒をしていきましょう。私は私に出来ることを一生懸命しますから」
マリアンヌは突然殊勝なことを大声で語り始めたセシルを訝しげに見つめた。その理由はすぐに分かった。
「マリアンヌ、一体どういうことだ?」
ジョージが兵士たちの噂を聞きつけ、野戦病院に駆け込んできたのだ。
「で、殿下……」
マリアンヌは結果を残せない自分が恥ずかしくて、何も言えなかった。セシルが代わりにジョージに説明を始めた。
「聖女様は治癒力切れで、半日は動けません。安静が必要です」
「何故だ? 五分ほどで動けるようになるのではなかったのか?」
「それは聖女補佐の場合です。聖女様は負傷が完治したときの反動をまともに受けるため、聖女様と聖女補佐では負荷の掛かり具合が全く違うのです。ご覧の通り、私はまだピンピンしています」
ジョージはルミエールが同じようなことを説明していたのを思い出した。
「だが、ルミエールは重傷者を五十人も治癒したぞ。マリアンヌは軽傷者二十人程度と聞いたが、なぜこんなにも差が出る?」
「殿下、ルミエール様は千年に一人と言われるほどの才能あふれるお方です。マリアンヌ様も素晴らしいお方ですが、ルミエール様と比較されてはお可哀想です」
「重傷になっても完治することが分かり、兵士たちの士気はものすごく上がっている。それが、一日に軽傷者二十名しか治せないと知れたら、せっかく盛り上がった士気が下がってしまう」
そして、そうしてしまったのが、ジョージのせいだと知れたら、兵士からの信頼を一気に失ってしまう。ジョージは焦った。
「セシル、そなたは治癒は出来ないのか?」
「出来ますが、補佐がいないと、あっという間に治癒力が枯渇してしまいます」
「軽傷者はあと三十人ほどだが、全員治癒出来そうか?」
「聖女様が補佐がいて二十名しか治癒できないのに、私単独ではせいぜい十名程度しか出来ないと思いますが……」
「それでもいい。治療してやってくれ」
「分かりました。出来るだけやってみます」
セシルは治癒を始めた。ルミエールから教わった反動を上手くかわす方法と、少しずつ休憩を挟むことによって、ジョージとマリアンヌの見ている前で、残り三十名を完治させた。
「セシル、そなた、素晴らしいではないか」
「殿下、私などはルミエール様の足元にも及びません。今日は軽傷者でしたから、大丈夫でしたが、重傷者ともなると、補佐がいてもルミエール様のせいぜい半分ほどです」
「それでも十分戦力になるぞ」
「聖女様はマリアンヌ様ですので、私は補佐の役目をしっかり果たすことにします」
「で、殿下。今日は初めてで上手く治癒力の調整ができませんでした。明日は頑張りますので、もう一度、チャンスを下さい」
マリアンヌは必死になって懇願した。
「うむ。分かった。明日、結果を見せてくれ」
(そうだ、慣れないだけだ。法王からはルミエール、マリアンヌ、セシルの順に治癒力が高いと聞いている。マリアンヌはセシルよりも能力は上のはずだ。大丈夫だ、きっと大丈夫だ)
ジョージはそう考えるしかなかった。
だが、翌日もマリアンヌは再び治癒に失敗した。ジョージはルミエールを追放したことを深く後悔したが、もう取り返しのつかないことだった。
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