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第九章 アルデラルド
バトルロイヤルへの招待
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「あれ? 帰ってきたよ」
「レイラさん、初めまして、リンリンです」
「あら、ちゃんと挨拶できるのね。初めまして。レイラよ」
「今日はそこのメイリンさんとの結婚式で、これから夫婦の契りをしたいので、今日のところはお引き取り頂けますでしょうか」
「この子ね、私の従者なのよ。聞くところによると、凶悪な契りスキルを持っているそうじゃない。メイリンが心配だから、少しだけそのスキル見せてくれるかしら」
「え? ここでですか?」
「そうよ」
「そうですか。では、遠慮なく」
俺はレイラさんの形のいい大きな胸を右手で揉んでみた。
「こ、こら、そんなに大胆な、なっに、これえ~」
レイラさんは逃げてしまったが、恐ろしく気持ちのいい感触が右手に残っていた。
「リリス! あなたこれ体験したのっ!?」
「実はまだです」
「フローラ、あなた達は経験済よね」
「はい、レイラ様」
「いやいやいやいや、神はいったい何てものを作ったのよ~。めっちゃ気持ちいいじゃないっ。ちょっと、よく分からなかったから、もう一度、やってみて」
「では、お言葉に甘えまして」
今度は両手で揉んでみた。レイラさんは今度は逃げない。いや、この人の胸、手に吸い付くようだ。
「んーーーー、気持ちいいっ。タイムよ、タイム」
俺は手を離した。
「おかしいわね。こういうものは愛がないといいはずがないのよ。どういう仕組みなの? それはいいとして、フローラ達はこの子を愛してもいるのよね。愛しているうえにこれをやられたら・・・。あなたたち、すでに性の奴隷ね!」
フローラさん達が恥ずかしそうにして俯いていた。
「このエロガキ、何の目的で、こんなスキルを手に入れたのよっ!?」
「え? そこにいるフローラさんに悦んで貰いたかっただけですよ」
「フローラが初めての相手なの!? あなた、いくつ?」
「はい、今、6歳ですが、フローラさんが初めてのひとです」
「フローラ、あなた、鬼畜ねっ」
「い、いえ、リンリン君は見た目は6歳ですが、実年齢は38歳です」
「え? 何を・・・。まさか、あなた、前世の記憶持ち?」
「はい」
(リン君、レイラに天魔バトルロイヤルに出てって誘ってみて?)
脳内にラクタさんから話しかけられた。
「あのう、レイラさん」
「何?」
「ラクタさんから天魔バトルロイヤルに出ませんかって、招待されてますけど、出ますか?」
「でもねえ、相手がいないし。ひょっとして、あなたも出るの!?」
「はい、出るそうです。でも、俺、弱いですよ?」
「リリスから聞いているわよ。あなた、女使いでしょ?」
「ええ、知っているんですか?」
「いいえ、知らないわ。でも、ベルゼブブをワンパンで滅ぼしたでしょ?」
「まあ、そうですが、あれは特殊な状況で、もう使えないと思いますよ」
「まあいいわ。やってみればわかることよ。いつ始めるの?」
「えーと、約1か月後だそうです。詳細はリリスさんにお伝えするそうです」
「了解したわ。今日のところは帰ることにしましょう。メイリンを可愛がってね。リリス、行くわよっ」
「はっ」
レイラさんとリリスさんたち4名が去って行った。
「レイラさん、初めまして、リンリンです」
「あら、ちゃんと挨拶できるのね。初めまして。レイラよ」
「今日はそこのメイリンさんとの結婚式で、これから夫婦の契りをしたいので、今日のところはお引き取り頂けますでしょうか」
「この子ね、私の従者なのよ。聞くところによると、凶悪な契りスキルを持っているそうじゃない。メイリンが心配だから、少しだけそのスキル見せてくれるかしら」
「え? ここでですか?」
「そうよ」
「そうですか。では、遠慮なく」
俺はレイラさんの形のいい大きな胸を右手で揉んでみた。
「こ、こら、そんなに大胆な、なっに、これえ~」
レイラさんは逃げてしまったが、恐ろしく気持ちのいい感触が右手に残っていた。
「リリス! あなたこれ体験したのっ!?」
「実はまだです」
「フローラ、あなた達は経験済よね」
「はい、レイラ様」
「いやいやいやいや、神はいったい何てものを作ったのよ~。めっちゃ気持ちいいじゃないっ。ちょっと、よく分からなかったから、もう一度、やってみて」
「では、お言葉に甘えまして」
今度は両手で揉んでみた。レイラさんは今度は逃げない。いや、この人の胸、手に吸い付くようだ。
「んーーーー、気持ちいいっ。タイムよ、タイム」
俺は手を離した。
「おかしいわね。こういうものは愛がないといいはずがないのよ。どういう仕組みなの? それはいいとして、フローラ達はこの子を愛してもいるのよね。愛しているうえにこれをやられたら・・・。あなたたち、すでに性の奴隷ね!」
フローラさん達が恥ずかしそうにして俯いていた。
「このエロガキ、何の目的で、こんなスキルを手に入れたのよっ!?」
「え? そこにいるフローラさんに悦んで貰いたかっただけですよ」
「フローラが初めての相手なの!? あなた、いくつ?」
「はい、今、6歳ですが、フローラさんが初めてのひとです」
「フローラ、あなた、鬼畜ねっ」
「い、いえ、リンリン君は見た目は6歳ですが、実年齢は38歳です」
「え? 何を・・・。まさか、あなた、前世の記憶持ち?」
「はい」
(リン君、レイラに天魔バトルロイヤルに出てって誘ってみて?)
脳内にラクタさんから話しかけられた。
「あのう、レイラさん」
「何?」
「ラクタさんから天魔バトルロイヤルに出ませんかって、招待されてますけど、出ますか?」
「でもねえ、相手がいないし。ひょっとして、あなたも出るの!?」
「はい、出るそうです。でも、俺、弱いですよ?」
「リリスから聞いているわよ。あなた、女使いでしょ?」
「ええ、知っているんですか?」
「いいえ、知らないわ。でも、ベルゼブブをワンパンで滅ぼしたでしょ?」
「まあ、そうですが、あれは特殊な状況で、もう使えないと思いますよ」
「まあいいわ。やってみればわかることよ。いつ始めるの?」
「えーと、約1か月後だそうです。詳細はリリスさんにお伝えするそうです」
「了解したわ。今日のところは帰ることにしましょう。メイリンを可愛がってね。リリス、行くわよっ」
「はっ」
レイラさんとリリスさんたち4名が去って行った。
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