初体験が5歳という伝説の「女使い」冒険者の物語 〜 スキル「優しい心」は心の傷ついた女性を虜にしてしまう極悪のモテスキルだった

もぐすけ

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第九章 アルデラルド

バトルロイヤルへの招待

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「あれ? 帰ってきたよ」

「レイラさん、初めまして、リンリンです」

「あら、ちゃんと挨拶できるのね。初めまして。レイラよ」

「今日はそこのメイリンさんとの結婚式で、これから夫婦の契りをしたいので、今日のところはお引き取り頂けますでしょうか」

「この子ね、私の従者なのよ。聞くところによると、凶悪な契りスキルを持っているそうじゃない。メイリンが心配だから、少しだけそのスキル見せてくれるかしら」

「え? ここでですか?」

「そうよ」

「そうですか。では、遠慮なく」

俺はレイラさんの形のいい大きな胸を右手で揉んでみた。

「こ、こら、そんなに大胆な、なっに、これえ~」

レイラさんは逃げてしまったが、恐ろしく気持ちのいい感触が右手に残っていた。

「リリス! あなたこれ体験したのっ!?」

「実はまだです」

「フローラ、あなた達は経験済よね」

「はい、レイラ様」

「いやいやいやいや、神はいったい何てものを作ったのよ~。めっちゃ気持ちいいじゃないっ。ちょっと、よく分からなかったから、もう一度、やってみて」

「では、お言葉に甘えまして」

今度は両手で揉んでみた。レイラさんは今度は逃げない。いや、この人の胸、手に吸い付くようだ。

「んーーーー、気持ちいいっ。タイムよ、タイム」

俺は手を離した。

「おかしいわね。こういうものは愛がないといいはずがないのよ。どういう仕組みなの? それはいいとして、フローラ達はこの子を愛してもいるのよね。愛しているうえにこれをやられたら・・・。あなたたち、すでに性の奴隷ね!」

フローラさん達が恥ずかしそうにして俯いていた。

「このエロガキ、何の目的で、こんなスキルを手に入れたのよっ!?」

「え? そこにいるフローラさんに悦んで貰いたかっただけですよ」

「フローラが初めての相手なの!? あなた、いくつ?」

「はい、今、6歳ですが、フローラさんが初めてのひとです」

「フローラ、あなた、鬼畜ねっ」

「い、いえ、リンリン君は見た目は6歳ですが、実年齢は38歳です」

「え? 何を・・・。まさか、あなた、前世の記憶持ち?」

「はい」

(リン君、レイラに天魔バトルロイヤルに出てって誘ってみて?)

脳内にラクタさんから話しかけられた。

「あのう、レイラさん」

「何?」

「ラクタさんから天魔バトルロイヤルに出ませんかって、招待されてますけど、出ますか?」

「でもねえ、相手がいないし。ひょっとして、あなたも出るの!?」

「はい、出るそうです。でも、俺、弱いですよ?」

「リリスから聞いているわよ。あなた、女使いでしょ?」

「ええ、知っているんですか?」

「いいえ、知らないわ。でも、ベルゼブブをワンパンで滅ぼしたでしょ?」

「まあ、そうですが、あれは特殊な状況で、もう使えないと思いますよ」

「まあいいわ。やってみればわかることよ。いつ始めるの?」

「えーと、約1か月後だそうです。詳細はリリスさんにお伝えするそうです」

「了解したわ。今日のところは帰ることにしましょう。メイリンを可愛がってね。リリス、行くわよっ」

「はっ」

レイラさんとリリスさんたち4名が去って行った。
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