83 / 143
第六章 悪魔討伐
ゲームの続き
しおりを挟む
「みーんな忘れちゃうけど、死んだら、ここにきて、私たちから説明を受けるのよ」
気がついたら、ツインテールのピンクの髪のピンクの目のピンクの唇の女の子が、私の顔をのぞいていた。
「マリちゃん、ラクタだよ」
(え? ラクタさん)
「そう。本当はね、女の子の場合は男の神が担当するんだけど、担当をぶちのめして、強引に私が担当になったのよ」
(あっ、そうだ、お兄ちゃんは?)
「マリちゃんのおかげで助かったわよ。しかも、ベルゼブブやっつけちゃった。ワンパンでやっつけちゃったから、魔界も神界もえらい騒ぎよ。ほら、あそこ」
(お兄ちゃん!?)
「そう。あんな危ないパンチ持ってるんで、とりあえず眠らせて、こっち持ってきたのよ」
(死んでるの?)
「ううん。死んでるのはマリちゃん、あなたよ」
(私、やっぱり死んじゃったんだ)
「次のゲームの説明をします。
新たなゲームを始めるときの条件は以下の通り。
・前のゲームの記憶は忘れる
・ステータスやスキルはすべてリセットされる
・次のゲームの世界はランダムに決められる
・1つだけ自分の取柄を決められる
です」
(ラクタさん、なんか棒読みしていませんか? カンペを読むような・・・)
「ははは、リン君とおんなじこと言ってるわね。さっ、取柄を選ぶのよ」
(もう、お兄ちゃんとはお別れなんですね・・・。今回も空間収納をお願いします)
「了解! あれあれあれれ? 何も設定変更しないで、そのまま送り出しちゃったよ~」
(ありがとう、ラクタさん・・・)
気がついたら、ツインテールのピンクの髪のピンクの目のピンクの唇の女の子が、私の顔をのぞいていた。
「マリちゃん、ラクタだよ」
(え? ラクタさん)
「そう。本当はね、女の子の場合は男の神が担当するんだけど、担当をぶちのめして、強引に私が担当になったのよ」
(あっ、そうだ、お兄ちゃんは?)
「マリちゃんのおかげで助かったわよ。しかも、ベルゼブブやっつけちゃった。ワンパンでやっつけちゃったから、魔界も神界もえらい騒ぎよ。ほら、あそこ」
(お兄ちゃん!?)
「そう。あんな危ないパンチ持ってるんで、とりあえず眠らせて、こっち持ってきたのよ」
(死んでるの?)
「ううん。死んでるのはマリちゃん、あなたよ」
(私、やっぱり死んじゃったんだ)
「次のゲームの説明をします。
新たなゲームを始めるときの条件は以下の通り。
・前のゲームの記憶は忘れる
・ステータスやスキルはすべてリセットされる
・次のゲームの世界はランダムに決められる
・1つだけ自分の取柄を決められる
です」
(ラクタさん、なんか棒読みしていませんか? カンペを読むような・・・)
「ははは、リン君とおんなじこと言ってるわね。さっ、取柄を選ぶのよ」
(もう、お兄ちゃんとはお別れなんですね・・・。今回も空間収納をお願いします)
「了解! あれあれあれれ? 何も設定変更しないで、そのまま送り出しちゃったよ~」
(ありがとう、ラクタさん・・・)
0
お気に入りに追加
644
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。


少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる