61 / 143
第四章 温泉宿
酒池肉林
しおりを挟む
リマ残留隊はフローラさんがいなくなって、統制がなくなってしまったリンリンの暴走を止められないでいた。
朝、冒険者組合に行って、悪魔討伐の依頼を探したが、該当はなかったため、近隣の冒険者組合から情報収集してもらうことになった。その結果が1週間後になるということで、待っている間は温泉三昧しようということになった。
で、リンリンがまず、朝の大浴場でやりませんか、という話を6人にしてきた。
朝食前は結構人が来るが、朝食後から掃除までの時間帯はほとんど人が来ない。仮に来たとしても幼児がそんなことをするはずがないということで、のぼせてしまったといえば大丈夫というところまで考えての提案だった。
ユカリとオスカルは、フローラさんたちが頑張っているのに不謹慎だと抵抗したが、リンリンが、じゃあ、ミカゲさんと3人娘だけ誘いますというので、ユカリとオスカルはしぶしぶ従った。
しぶしぶという割には、2人も大浴場でイヤよイヤよの大はしゃぎだった。
この温泉大浴場での乱交は、リンリンの前世の夢だった。これで夢を1つかなえた。
次は真昼間の部屋での乱交だ。明るいところでするのはかなり恥ずかしいはず。その恥ずかしい女たちの表情をリンリンは堪能したかったのだ。
これもユカリとオスカルが抵抗したのだが、いざ始めてみると、一番ノリノリだったのは2人だった。
次は誰もいない食堂でやってみようということになったのだが、ユカリとオスカルはとうとう参加を断念した。むっつりスケベのミカゲは「え~そんな、はずかしいですぅ」とか言ってる割にはちっとも部屋に帰ろうとしない。爆乳3人娘も参加を表明し、リンリンは大いに盛り上がった。
ところが、やってみると思ったほど興奮しなかった。布団もなくてちょっと肘や膝が痛かったり、リンリンにとって、これは不発だった。
そこで、次に考えたのが、廊下でやってみよう! だった。
ここでもミカゲは「え~」とかいいながらもリンリンににじり寄ってくる。
(いや、この人、本物のスケベだよ)
爆乳3人娘はオスカルさんに叱られたらしく、残念ですけど、と言って帰って行った。
浴衣みたいな服をミカゲに着せて、下には何もつけさせず、廊下に立たせる。そして、リンリンが浴衣の中に入って、いろいろといたずらをする。
ドスケベなミカゲが、それはもう興奮して、客が来るたびに素早く部屋に入るということをしばらく繰り返していたのだが、さすがはミカゲだ。だんだん大胆になって来て、客が通っても、声を出すのを我慢してやり過ごし、部屋に逃げたりしない。
(さすがタンク、すげーなこの人)
と思っていたら、ミカゲがいきなりユカリにグーで殴られて、部屋に強引に連れていかれてしまった。
で、今のこの図になっている。
俺とミカゲさんが正座させられて、ユカリさんとオスカルさんが正面に座り、3人娘がオスカルの後ろに座っている。
ユカリさんが泣きながら話している。
「リンリンさん、みんなが一生懸命やっているのに、こんなことをしていて、あなたはいいの?」
いや、最初のうちはユカリさんも楽しんでいたはずなんだが、この泣き顔を見るとさすがに言えなかった。それに、確かに調子に乗りすぎていた。
「すいません。反省しています。もうしません」
「ミカゲ、あなたもよ。止めないといけないあなたが、いっしょに盛り上がって、何してるの!?」
「本当にすいません。調子に乗りすぎました」
そのときだ。
「おーい、少年、何、正座してるの?」
(え? ラクタさん)
朝、冒険者組合に行って、悪魔討伐の依頼を探したが、該当はなかったため、近隣の冒険者組合から情報収集してもらうことになった。その結果が1週間後になるということで、待っている間は温泉三昧しようということになった。
で、リンリンがまず、朝の大浴場でやりませんか、という話を6人にしてきた。
朝食前は結構人が来るが、朝食後から掃除までの時間帯はほとんど人が来ない。仮に来たとしても幼児がそんなことをするはずがないということで、のぼせてしまったといえば大丈夫というところまで考えての提案だった。
ユカリとオスカルは、フローラさんたちが頑張っているのに不謹慎だと抵抗したが、リンリンが、じゃあ、ミカゲさんと3人娘だけ誘いますというので、ユカリとオスカルはしぶしぶ従った。
しぶしぶという割には、2人も大浴場でイヤよイヤよの大はしゃぎだった。
この温泉大浴場での乱交は、リンリンの前世の夢だった。これで夢を1つかなえた。
次は真昼間の部屋での乱交だ。明るいところでするのはかなり恥ずかしいはず。その恥ずかしい女たちの表情をリンリンは堪能したかったのだ。
これもユカリとオスカルが抵抗したのだが、いざ始めてみると、一番ノリノリだったのは2人だった。
次は誰もいない食堂でやってみようということになったのだが、ユカリとオスカルはとうとう参加を断念した。むっつりスケベのミカゲは「え~そんな、はずかしいですぅ」とか言ってる割にはちっとも部屋に帰ろうとしない。爆乳3人娘も参加を表明し、リンリンは大いに盛り上がった。
ところが、やってみると思ったほど興奮しなかった。布団もなくてちょっと肘や膝が痛かったり、リンリンにとって、これは不発だった。
そこで、次に考えたのが、廊下でやってみよう! だった。
ここでもミカゲは「え~」とかいいながらもリンリンににじり寄ってくる。
(いや、この人、本物のスケベだよ)
爆乳3人娘はオスカルさんに叱られたらしく、残念ですけど、と言って帰って行った。
浴衣みたいな服をミカゲに着せて、下には何もつけさせず、廊下に立たせる。そして、リンリンが浴衣の中に入って、いろいろといたずらをする。
ドスケベなミカゲが、それはもう興奮して、客が来るたびに素早く部屋に入るということをしばらく繰り返していたのだが、さすがはミカゲだ。だんだん大胆になって来て、客が通っても、声を出すのを我慢してやり過ごし、部屋に逃げたりしない。
(さすがタンク、すげーなこの人)
と思っていたら、ミカゲがいきなりユカリにグーで殴られて、部屋に強引に連れていかれてしまった。
で、今のこの図になっている。
俺とミカゲさんが正座させられて、ユカリさんとオスカルさんが正面に座り、3人娘がオスカルの後ろに座っている。
ユカリさんが泣きながら話している。
「リンリンさん、みんなが一生懸命やっているのに、こんなことをしていて、あなたはいいの?」
いや、最初のうちはユカリさんも楽しんでいたはずなんだが、この泣き顔を見るとさすがに言えなかった。それに、確かに調子に乗りすぎていた。
「すいません。反省しています。もうしません」
「ミカゲ、あなたもよ。止めないといけないあなたが、いっしょに盛り上がって、何してるの!?」
「本当にすいません。調子に乗りすぎました」
そのときだ。
「おーい、少年、何、正座してるの?」
(え? ラクタさん)
0
お気に入りに追加
644
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。


少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる