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ミント篇
孤児院の占拠
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「はい。どなた?」
扉の向こうから聞こえてきたのは若い女の声だ。
「リズです。シスターテレサ」
「まあ、リズ!? 今、開けるわね」
孤児院の扉が開いた。出て来たのは修道女のような衣装の女だった。
「リズ、この方々はどなた?」
シスターテレサの目は俺のところで止まっている。
俺はシスターテレサを指さして、リズに確認した。
「リズ、この人は悪い人?」
「いいえ、まだ来たばかりの新米シスターで、悪い人ではないです。悪いのは院長とシスターグレーです。他にもいるかもしれませんが」
「あなた方は何を言って……。きゃっ」
俺はリズとアリサの腕から抜け出して、あっという間にシスターテレサを縛り上げ、さるぐつわをかませた。
リズが孤児院の構造の説明を始めた。
「ここは玄関ホールです。左側がシスターたちの部屋で、右側には厨房や食堂などの共同施設があります。二階の左側が女子部屋、右側が男子部屋です。もう就寝時間を過ぎてますので、子供たちはトイレ以外は部屋から出てはいけない規則です」
「じゃあ、まずは一階の左側だな。シスターを一人ずつ縛り上げるぞ。サーシャ、シスターテレサを持って来てくれるか?」
「はい、おじさま」
サーシャは三人の中では一番力が強い。シスターテレサぐらいの体格であれば、指一本で持ち上げられるだろう。
リズに順番に部屋をノックしてもらい、出て来たシスターを一人ずつ縛り上げ、廊下に並べて行った。シスターグレーというのは、神経質そうな痩せた中年女性だった。
最後は院長だ。自室か院長室にいるはずだという。自室にいたので、同じように縛り上げた。俺は院長が男だと勝手に思っていたのだが、女だった。シスターアネモネという名で、意外にも、まだ三十代前半ぐらいの美人だった。
廊下には、院長を含めた十人のシスターたちが縛られている。俺は彼女たちに説明を始めた。
「俺の名前はボーンだ。リズの保護者だ。今から縄とさるぐつわを解くが、逃げようとしたら、手加減を失敗して、殺してしまうかもしれん。だから、逃げない方がいいと思うぞ。じゃあ、みんなで手分けして、縄をほどこう」
俺たちはシスター全員の縄とさるぐつわを解いた。シスターたちは逃げようとはせず、黙って俺たちを見ている。
俺は説明を続けた。
「今日からこの孤児院は奴隷取引をやめる。これは決定事項だが、反対意見のものはいるか?」
シスターたちを見回すと、やはりというか、院長が手を挙げて、口を開いた。
「ここに集められている子供は全て異教徒で、教会からも奴隷として良いと許可されています」
(キリスト教のような一神教なのか?)
「俺からすれば、お前が異教徒だ。お前の理屈で言うと、俺はお前を奴隷として扱ってもよいのだな?」
「どうぞ」
院長は出来っこないと決めつけている感じだ。
「ほう。じゃあ、明日、奴隷商にお前を売ろう。買ってくれるといいがな。そんなことできないと思っているようだが、奴隷として売れなかったら、冒険者としてダンジョンに入ってもらう。稼がざるもの食うべからずだからな。他に反対はいるか?」
次はシスターグレーが手を挙げた。
「この街は国から奴隷売買を認められています。私たちは合法な商売をしながら、孤児たちを育てているつもりです」
「『青田売り』もか?」
「『青田売り』などには手を染めていません」
「お前、俺に嘘をついて、どうなるかわかっているのだろうな?」
「何をおっしゃって。証拠はあるのですか?」
「何で証拠を用意する必要があるんだ? 俺が『青田売り』をやっていると言ったら、やってるんだよ。仮に俺が間違っていたとしても、お前が俺に合わせろ。もう一度、聞くぞ。この孤児院は『青田売り』をしているだろう」
「やっていません」
「お前、話を聞いていたのか? やっていてもいなくても、俺に話を合わせろと言っただろう。ひょっとして、痛い目に合わせないと分からないバカか?」
「神に仕える身ですので、嘘は申し上げられません」
「はあ、仕方ない。子供たちの前で拷問するわけにもいかないからな。実はいい手があるんだ。チャーム」
俺はチャームの魔法をかけた。シスターグレーの目が俺を熱く見つめてくる。正直、気持ち悪いが、我慢だ。
「シスターグレー、この孤児院での『青田売り』の構造を教えてくれ」
シスターグレーは俺に喜んでもらおうと嬉々として話を始めた。
「はい。未成年専用の奴隷商から要件をお聞きして、協力関係のある孤児院に適合する孤児がいるかどうかを問い合わせます。適合する孤児がいた場合、私たちの孤児院付きの冒険者に誘拐を依頼し、そのまま奴隷商に届けます。その後、奴隷商から入金があります。以上です」
シスターグレーが手のひらを返したようにスラスラと内情を話し出したので、他のシスターたちは呆気に取られている。
「なるほど。協力関係のある孤児院のリストと、青田買いしている奴隷商のリストを後で提出してくれ。次に『青田売り』に協力しているシスターを教えてくれ」
シスターたちがざわついたが、時すでに遅しだった。
「全員が関わっています」
「シスターテレサもか?」
「はい。彼女は飴と鞭の飴役です」
「そうか。では、次にお前たちが手なづけている子供たちがいれば教えてくれ」
「ロキ、チェキ、ベン、リック、リサ、ミリアの六人です」
「え? ロキとチェキが……」
リズがショックを受けている。
俺は、次々と悪事を暴露されておろおろしているシスターたちを睨みつけた。
「いいか、お前たち。実はこんな感じで、何でも聞き出せるんだ。何が『神に仕える身』だ。嘘をついてもバレるから、最初から素直に話した方がいい。いいか、今日から俺に従うんだ。裏切っても今見た通りで、丸わかりだからな」
シスターグレー以外のシスターたち全員が青くなっている。
「もう一つ、俺たちの力を見せておこう。そうだな。アリサ、死なない程度に院長にグラビティをかけてくれ」
「いいよ、おじさん」
「うぐっ」
といううめき声を出して、院長が床にうつ伏せに張り付いた。頬が床について、全く身動き出来ず苦しんでいる。しばらくして、アリサが魔法を解除した。
「見ての通りだ。俺たちはいつでも瞬時にお前たちを殺すことが出来るし、殺すことを躊躇しない。ゆめゆめ忘れぬことだ。あと、俺はお前たちの居場所が分かる能力がある。逃げ出そうなんて考えないことだ。以上だ。部屋に戻って寝ていいぞ」
シスターたちはいそいそと部屋に戻っていった。院長だけが部屋に戻ろうとしない。
「どうした? 何かあるのか」
「子供たちのいないところで、お話しさせて頂きたいです」
院長が妖艶な目を俺に向けて来た。
「ああ、そういうのは無しだ。部屋に戻れ」
院長は俺を誘惑するのを諦め、部屋に戻って行った。
シスター全員が部屋に戻ったのを確認して、俺はバックパックからスケルトンの本体を取り出した。
「リズ、アリサとサーシャを適当な部屋に案内してやってくれ。お前たちはもう寝た方がいい。俺は朝まで玄関ホールで見張りをするから。こいつの召喚を解いてくれ」
「分かりました。おじさん、お休みなさい。さあ、アリサ、サーシャ、こっちです」
「おじさん、お休み」
「おじさま、お休みなさい」
俺はイリュージョンの男性の姿で、子供たちを見送った。そうなのだ。レベルが上がって、男に化けることも出来るようになったのだ。
予想はしていたが、前世の俺の姿だった。子供たちからは特に反応なしだ。意外と傷つく。
気を取り直して、見張りを始める。こういったとき、アンデッドは便利だ。寝なくていいし、疲れないため、長時間の見張りはお手のものだ。
(明日はサーシャの孤児院だな)
扉の向こうから聞こえてきたのは若い女の声だ。
「リズです。シスターテレサ」
「まあ、リズ!? 今、開けるわね」
孤児院の扉が開いた。出て来たのは修道女のような衣装の女だった。
「リズ、この方々はどなた?」
シスターテレサの目は俺のところで止まっている。
俺はシスターテレサを指さして、リズに確認した。
「リズ、この人は悪い人?」
「いいえ、まだ来たばかりの新米シスターで、悪い人ではないです。悪いのは院長とシスターグレーです。他にもいるかもしれませんが」
「あなた方は何を言って……。きゃっ」
俺はリズとアリサの腕から抜け出して、あっという間にシスターテレサを縛り上げ、さるぐつわをかませた。
リズが孤児院の構造の説明を始めた。
「ここは玄関ホールです。左側がシスターたちの部屋で、右側には厨房や食堂などの共同施設があります。二階の左側が女子部屋、右側が男子部屋です。もう就寝時間を過ぎてますので、子供たちはトイレ以外は部屋から出てはいけない規則です」
「じゃあ、まずは一階の左側だな。シスターを一人ずつ縛り上げるぞ。サーシャ、シスターテレサを持って来てくれるか?」
「はい、おじさま」
サーシャは三人の中では一番力が強い。シスターテレサぐらいの体格であれば、指一本で持ち上げられるだろう。
リズに順番に部屋をノックしてもらい、出て来たシスターを一人ずつ縛り上げ、廊下に並べて行った。シスターグレーというのは、神経質そうな痩せた中年女性だった。
最後は院長だ。自室か院長室にいるはずだという。自室にいたので、同じように縛り上げた。俺は院長が男だと勝手に思っていたのだが、女だった。シスターアネモネという名で、意外にも、まだ三十代前半ぐらいの美人だった。
廊下には、院長を含めた十人のシスターたちが縛られている。俺は彼女たちに説明を始めた。
「俺の名前はボーンだ。リズの保護者だ。今から縄とさるぐつわを解くが、逃げようとしたら、手加減を失敗して、殺してしまうかもしれん。だから、逃げない方がいいと思うぞ。じゃあ、みんなで手分けして、縄をほどこう」
俺たちはシスター全員の縄とさるぐつわを解いた。シスターたちは逃げようとはせず、黙って俺たちを見ている。
俺は説明を続けた。
「今日からこの孤児院は奴隷取引をやめる。これは決定事項だが、反対意見のものはいるか?」
シスターたちを見回すと、やはりというか、院長が手を挙げて、口を開いた。
「ここに集められている子供は全て異教徒で、教会からも奴隷として良いと許可されています」
(キリスト教のような一神教なのか?)
「俺からすれば、お前が異教徒だ。お前の理屈で言うと、俺はお前を奴隷として扱ってもよいのだな?」
「どうぞ」
院長は出来っこないと決めつけている感じだ。
「ほう。じゃあ、明日、奴隷商にお前を売ろう。買ってくれるといいがな。そんなことできないと思っているようだが、奴隷として売れなかったら、冒険者としてダンジョンに入ってもらう。稼がざるもの食うべからずだからな。他に反対はいるか?」
次はシスターグレーが手を挙げた。
「この街は国から奴隷売買を認められています。私たちは合法な商売をしながら、孤児たちを育てているつもりです」
「『青田売り』もか?」
「『青田売り』などには手を染めていません」
「お前、俺に嘘をついて、どうなるかわかっているのだろうな?」
「何をおっしゃって。証拠はあるのですか?」
「何で証拠を用意する必要があるんだ? 俺が『青田売り』をやっていると言ったら、やってるんだよ。仮に俺が間違っていたとしても、お前が俺に合わせろ。もう一度、聞くぞ。この孤児院は『青田売り』をしているだろう」
「やっていません」
「お前、話を聞いていたのか? やっていてもいなくても、俺に話を合わせろと言っただろう。ひょっとして、痛い目に合わせないと分からないバカか?」
「神に仕える身ですので、嘘は申し上げられません」
「はあ、仕方ない。子供たちの前で拷問するわけにもいかないからな。実はいい手があるんだ。チャーム」
俺はチャームの魔法をかけた。シスターグレーの目が俺を熱く見つめてくる。正直、気持ち悪いが、我慢だ。
「シスターグレー、この孤児院での『青田売り』の構造を教えてくれ」
シスターグレーは俺に喜んでもらおうと嬉々として話を始めた。
「はい。未成年専用の奴隷商から要件をお聞きして、協力関係のある孤児院に適合する孤児がいるかどうかを問い合わせます。適合する孤児がいた場合、私たちの孤児院付きの冒険者に誘拐を依頼し、そのまま奴隷商に届けます。その後、奴隷商から入金があります。以上です」
シスターグレーが手のひらを返したようにスラスラと内情を話し出したので、他のシスターたちは呆気に取られている。
「なるほど。協力関係のある孤児院のリストと、青田買いしている奴隷商のリストを後で提出してくれ。次に『青田売り』に協力しているシスターを教えてくれ」
シスターたちがざわついたが、時すでに遅しだった。
「全員が関わっています」
「シスターテレサもか?」
「はい。彼女は飴と鞭の飴役です」
「そうか。では、次にお前たちが手なづけている子供たちがいれば教えてくれ」
「ロキ、チェキ、ベン、リック、リサ、ミリアの六人です」
「え? ロキとチェキが……」
リズがショックを受けている。
俺は、次々と悪事を暴露されておろおろしているシスターたちを睨みつけた。
「いいか、お前たち。実はこんな感じで、何でも聞き出せるんだ。何が『神に仕える身』だ。嘘をついてもバレるから、最初から素直に話した方がいい。いいか、今日から俺に従うんだ。裏切っても今見た通りで、丸わかりだからな」
シスターグレー以外のシスターたち全員が青くなっている。
「もう一つ、俺たちの力を見せておこう。そうだな。アリサ、死なない程度に院長にグラビティをかけてくれ」
「いいよ、おじさん」
「うぐっ」
といううめき声を出して、院長が床にうつ伏せに張り付いた。頬が床について、全く身動き出来ず苦しんでいる。しばらくして、アリサが魔法を解除した。
「見ての通りだ。俺たちはいつでも瞬時にお前たちを殺すことが出来るし、殺すことを躊躇しない。ゆめゆめ忘れぬことだ。あと、俺はお前たちの居場所が分かる能力がある。逃げ出そうなんて考えないことだ。以上だ。部屋に戻って寝ていいぞ」
シスターたちはいそいそと部屋に戻っていった。院長だけが部屋に戻ろうとしない。
「どうした? 何かあるのか」
「子供たちのいないところで、お話しさせて頂きたいです」
院長が妖艶な目を俺に向けて来た。
「ああ、そういうのは無しだ。部屋に戻れ」
院長は俺を誘惑するのを諦め、部屋に戻って行った。
シスター全員が部屋に戻ったのを確認して、俺はバックパックからスケルトンの本体を取り出した。
「リズ、アリサとサーシャを適当な部屋に案内してやってくれ。お前たちはもう寝た方がいい。俺は朝まで玄関ホールで見張りをするから。こいつの召喚を解いてくれ」
「分かりました。おじさん、お休みなさい。さあ、アリサ、サーシャ、こっちです」
「おじさん、お休み」
「おじさま、お休みなさい」
俺はイリュージョンの男性の姿で、子供たちを見送った。そうなのだ。レベルが上がって、男に化けることも出来るようになったのだ。
予想はしていたが、前世の俺の姿だった。子供たちからは特に反応なしだ。意外と傷つく。
気を取り直して、見張りを始める。こういったとき、アンデッドは便利だ。寝なくていいし、疲れないため、長時間の見張りはお手のものだ。
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