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~5~ 友人
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翌日、アグリシアは学園に登校した。
現在二学年に在学している。エドワードは一つ上の三学年。
基本的に顔を合わせることは少ない。それでも廊下や移動教室などで出会う事もある。
アグリシアは学園生活に良い思い出はなかった。
成績は申し分ないが友人関係が希薄で、婚約者のエドワードの態度が周りを助長し、辛い思いをすることも多かったから。
伯爵家の嫡男であるエドワードは決して爵位は高くないものの、成績は優秀で見目も十二分に美しい。他の女生徒が放っておくわけがない。
婚約者であるアグリシアは、嫉妬から嫌がらせを受けることもあった。
ただそれを気にしない素振で受け流す彼女が面白くないのか、次第に皆から一線を引かれるようになり、アグリシアは自然と一人でいることが多くなってしまった。
まるでその存在を無視されるように
しかしアグリシア自身も趣味の合わない話題、ドレスや宝石、夜会の話などは得意ではないし、ましてや人の噂話など聞きたくも無かったので丁度良かった。
だが、婚約者のエドワードはそんなアグリシアの態度に異を唱え、令嬢として社交をするように小言を言い続けていたのだ。
将来の伯爵夫人が社交の一つも出来なくては、夫を支え手助けすることも出来ない。
頭ではわかっていてもアグリシアには難しく苦手なこと。エドワードの心配もわかるが、不得手をつつかれることが彼女には苦痛で仕方がなかった。
お昼休みはいつも中庭にある隅のベンチで一人、家から持参したランチを食べていた。
心地よい風に吹かれ、本を読みながら過ごす時間は彼女の気を休めるのにちょうどいい。
いつものようにベンチに座りランチを食べていると、「あの……、アグリシア様」と背中から声をかけられた。
女性の声に驚き振り向くと、クラスメイトの令嬢が立っていた。
恥ずかしそうに俯き加減にアグリシアを見つめている。
「あなたは、アメリア嬢。どうしました? 私になにか?」
アグリシアが声をかけると、少し頬を赤らめながら
「もし、よろしかったらお昼をご一緒しませんか?」
見ると手には自分のランチボックスを持っている。彼女もまた、他の令嬢達とつるむようなことをしないタイプの人間で、一人でいることが多かったように思う。
一人で食べるのも飽きてきたし、たまには良いかと思い隣を指さし「座りますか?」と声をかけると、ぱあぁっと花が咲いたような笑みをこぼし「よろしいですか?」そう言って彼女は隣に座った。
彼女の名はアメリア・セルデン。セルデン伯爵家の令嬢だと名乗ってくれた。
確か一人娘で婿養子を取るとかなんとか?そんなことを他の令嬢が話していた気がする。
彼女もまたアグリシアと同じく図書室で本を読んで静かに過ごしているようなタイプで、読んでいる本も領地経営に関するような、大方他の令嬢が読まないような小難しい本を好んで開いていたなぁと、思い出した。
「アグリシア様はいつもこちらでお昼を?」
「ええ、大体ここで食べています。ここはあまり人が寄り付かないところなので、落ち着けるので」
「すみません。私なんかがお邪魔してしまって」
「いえ、たまにはこうして誰かと一緒に食べるのもいいものです。声をかけてくださってありがとうございます」
二人は並んでランチを食べながら話をした。
自分の境遇のこと、学園での過ごし方や休日の過ごし方、家族の話、そんなことを話すうちに自然に打ち解けることができた。
最初はお互い気をつかいぎこちなさもあったが、最後には笑っている自分に気が付き、アグリシアは自分でも驚いていた。
(こんな風に友人と呼べるような人がいるのって、楽しいかもしれない)
いつもは一人で過ごし、目立たぬように過ごすことが多かった。
でも、気さくに話ができる友がいることは、つまらない日々の中で笑顔になることも多く、何しろとても楽しい。
(夢から覚めたら、今度は自分から話しかけてみようかな)
心の持ち方が変わり始め、そんな自分が新鮮で少し嬉しかった。
自分も周りの令嬢のように普通の感性を持っていたのだと、新しい気持ちの変化に戸惑いと、感動すら覚え始めていた。
彼女は刺繍が得意だと言っていた。いつも綺麗な刺しゅう入りのハンカチを持っていたのを覚えている。
ふと気が付いて目にするその刺繍は、いつも違う物だった。イニシャルだけではなく、花だったり、蝶だったり。何とはなしに、お上手だわと声をかけたこともあった。
「アメリア様は刺繍がお上手なんですね?」
「え? お恥ずかしいです。これくらいは皆さま出来ますでしょう。とても自慢できるほどではありません」
「そんなことありません。私は刺繍などの手仕事は全くダメなので、とても羨ましいです」
「そうなのですか?手先が器用そうに見えますのに」
「私は母を幼い頃に亡くして、父の妹である叔母が色々と教えてはくれましたが、それよりも領地経営の方が私には向いているようでして。刺繍などはする気もおきなくて、私の方こそ貴族の娘らしくなくて恥ずかしいです」
「まあ。そうだ、もし宜しかったら今度一緒に針を刺しませんか? 私で良ければお教えします。まずは簡単なイニシャルから。アグリシア様の婚約者様にもプレゼントしたら喜ばれますよ」
「え? 私の婚約者? でも、贈り物なんてしたことがないから。それに喜んでくれるかどうか? 私は煙たがられているし」
「そんなことありません。きっと喜んでいただけますわ。一緒にがんばりましょう」
「……そうね。やってみようかしら」
自分の夢の中とは言え、前向きになっていることが嬉しくて、アグリシアは幸せな気持ちになっていた。
刺繍がしたいわけではない。友人と共通の趣味を持つこと、一緒の時間を過ごすこと。
自分には無縁だと、無理だと諦めていただけで、実はやりたいと願っていたことだと気が付いてしまった。
これ以上嫌われたくなくて、ならば嫌われないように最初から線を引き自分から距離をおく。そうすれば傷つかずに済むから。
そんな風に思っていた自分に気が付いて、この世界ならそれが出来るし誰からも咎められない。この世界が本物なら良いのにと、そんな風に思い始めていた。
現在二学年に在学している。エドワードは一つ上の三学年。
基本的に顔を合わせることは少ない。それでも廊下や移動教室などで出会う事もある。
アグリシアは学園生活に良い思い出はなかった。
成績は申し分ないが友人関係が希薄で、婚約者のエドワードの態度が周りを助長し、辛い思いをすることも多かったから。
伯爵家の嫡男であるエドワードは決して爵位は高くないものの、成績は優秀で見目も十二分に美しい。他の女生徒が放っておくわけがない。
婚約者であるアグリシアは、嫉妬から嫌がらせを受けることもあった。
ただそれを気にしない素振で受け流す彼女が面白くないのか、次第に皆から一線を引かれるようになり、アグリシアは自然と一人でいることが多くなってしまった。
まるでその存在を無視されるように
しかしアグリシア自身も趣味の合わない話題、ドレスや宝石、夜会の話などは得意ではないし、ましてや人の噂話など聞きたくも無かったので丁度良かった。
だが、婚約者のエドワードはそんなアグリシアの態度に異を唱え、令嬢として社交をするように小言を言い続けていたのだ。
将来の伯爵夫人が社交の一つも出来なくては、夫を支え手助けすることも出来ない。
頭ではわかっていてもアグリシアには難しく苦手なこと。エドワードの心配もわかるが、不得手をつつかれることが彼女には苦痛で仕方がなかった。
お昼休みはいつも中庭にある隅のベンチで一人、家から持参したランチを食べていた。
心地よい風に吹かれ、本を読みながら過ごす時間は彼女の気を休めるのにちょうどいい。
いつものようにベンチに座りランチを食べていると、「あの……、アグリシア様」と背中から声をかけられた。
女性の声に驚き振り向くと、クラスメイトの令嬢が立っていた。
恥ずかしそうに俯き加減にアグリシアを見つめている。
「あなたは、アメリア嬢。どうしました? 私になにか?」
アグリシアが声をかけると、少し頬を赤らめながら
「もし、よろしかったらお昼をご一緒しませんか?」
見ると手には自分のランチボックスを持っている。彼女もまた、他の令嬢達とつるむようなことをしないタイプの人間で、一人でいることが多かったように思う。
一人で食べるのも飽きてきたし、たまには良いかと思い隣を指さし「座りますか?」と声をかけると、ぱあぁっと花が咲いたような笑みをこぼし「よろしいですか?」そう言って彼女は隣に座った。
彼女の名はアメリア・セルデン。セルデン伯爵家の令嬢だと名乗ってくれた。
確か一人娘で婿養子を取るとかなんとか?そんなことを他の令嬢が話していた気がする。
彼女もまたアグリシアと同じく図書室で本を読んで静かに過ごしているようなタイプで、読んでいる本も領地経営に関するような、大方他の令嬢が読まないような小難しい本を好んで開いていたなぁと、思い出した。
「アグリシア様はいつもこちらでお昼を?」
「ええ、大体ここで食べています。ここはあまり人が寄り付かないところなので、落ち着けるので」
「すみません。私なんかがお邪魔してしまって」
「いえ、たまにはこうして誰かと一緒に食べるのもいいものです。声をかけてくださってありがとうございます」
二人は並んでランチを食べながら話をした。
自分の境遇のこと、学園での過ごし方や休日の過ごし方、家族の話、そんなことを話すうちに自然に打ち解けることができた。
最初はお互い気をつかいぎこちなさもあったが、最後には笑っている自分に気が付き、アグリシアは自分でも驚いていた。
(こんな風に友人と呼べるような人がいるのって、楽しいかもしれない)
いつもは一人で過ごし、目立たぬように過ごすことが多かった。
でも、気さくに話ができる友がいることは、つまらない日々の中で笑顔になることも多く、何しろとても楽しい。
(夢から覚めたら、今度は自分から話しかけてみようかな)
心の持ち方が変わり始め、そんな自分が新鮮で少し嬉しかった。
自分も周りの令嬢のように普通の感性を持っていたのだと、新しい気持ちの変化に戸惑いと、感動すら覚え始めていた。
彼女は刺繍が得意だと言っていた。いつも綺麗な刺しゅう入りのハンカチを持っていたのを覚えている。
ふと気が付いて目にするその刺繍は、いつも違う物だった。イニシャルだけではなく、花だったり、蝶だったり。何とはなしに、お上手だわと声をかけたこともあった。
「アメリア様は刺繍がお上手なんですね?」
「え? お恥ずかしいです。これくらいは皆さま出来ますでしょう。とても自慢できるほどではありません」
「そんなことありません。私は刺繍などの手仕事は全くダメなので、とても羨ましいです」
「そうなのですか?手先が器用そうに見えますのに」
「私は母を幼い頃に亡くして、父の妹である叔母が色々と教えてはくれましたが、それよりも領地経営の方が私には向いているようでして。刺繍などはする気もおきなくて、私の方こそ貴族の娘らしくなくて恥ずかしいです」
「まあ。そうだ、もし宜しかったら今度一緒に針を刺しませんか? 私で良ければお教えします。まずは簡単なイニシャルから。アグリシア様の婚約者様にもプレゼントしたら喜ばれますよ」
「え? 私の婚約者? でも、贈り物なんてしたことがないから。それに喜んでくれるかどうか? 私は煙たがられているし」
「そんなことありません。きっと喜んでいただけますわ。一緒にがんばりましょう」
「……そうね。やってみようかしら」
自分の夢の中とは言え、前向きになっていることが嬉しくて、アグリシアは幸せな気持ちになっていた。
刺繍がしたいわけではない。友人と共通の趣味を持つこと、一緒の時間を過ごすこと。
自分には無縁だと、無理だと諦めていただけで、実はやりたいと願っていたことだと気が付いてしまった。
これ以上嫌われたくなくて、ならば嫌われないように最初から線を引き自分から距離をおく。そうすれば傷つかずに済むから。
そんな風に思っていた自分に気が付いて、この世界ならそれが出来るし誰からも咎められない。この世界が本物なら良いのにと、そんな風に思い始めていた。
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