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あの夜の事を聞きたくて、源助は顔なじみの番頭に頼んで話のできる人間を連れて来てもらった。
連れて来られた男は予想もしていないことに、鈴の恋仲の相手だった。
しかも将来を誓い合った仲だとか。源助にしてみれば寝耳に水で、たいそう驚かされてしまった。
それでも番頭が性根の良い人間だと言うだけあって、真面目でちゃんとした人間なのだろうことは源助にもわかった。
「源さん、鈴と又七は店では皆が知る仲だった。峰屋の旦那も認めていたんだ。
こいつは山向こうの村の農家の出だ。峰屋では長いこと働いてくれていて、働きぶりも真面目で皆が目をかけていた。ちゃんとした奴だ」
番頭は真ん中に座り、二人の仲を取り持つかのように話し出した。
「あいつが好いた男なら間違いはねえよ。昔からあいつは間違ったことをしたことがねえんだ。それに、もう約束は果たせねえ。申し訳なかったな」
源助は酒をちびりと口にしながら、言い聞かせるように話した。
番頭の隣に座る又七の顔を見ることはできないが、彼も無言で座り込んだままだった。
「今日はわざわざ来てもらって悪かったな。少しばかり話が聞きたくてな。
ほら、遠慮しないで飲んでくれ。親父、何でもいい、つまみをどんどん出してくれ」
そう言いながら源助は二人の盃に酒を注ぐのだった。
あの晩のことを聞き出したが、高木が聞き込みで聞いたことと大して変わらない内容だった。源助もそれは想定内のことだった。
同心の高木に聞かれて、嘘や隠し事をするような性根の腐った人間はそうそういない。ましてや、仲間が死んでいるのだから。正直に話さない方がおかしいと思っている。ただ、気が動転して忘れてしまったことを後で思い出すことは多いし、聞き手が違えば違う答えを導き出すこともある。
しつこいと思われても、何度も聞き返すことは重要だと経験上知っていた。
「色々聞いてすまなかったな。最後に、どうして峰屋の娘は連れ去られたんだろうか? 顔を見られたとしても、まだ幼いんだろう? はっきりと覚えていられるとは思えねえんだが」
源助の言葉に番頭と又七は顔を見合わせる。そして番頭は首を横に振った。
「わからないんです。連れ去られたのか、それとも自分で怖くなって逃げだしたのか。ただ、お嬢さんは一人で出歩いたことなどなかったから、勝手に外に出ることは考えにくいとは思う。みんな同じことを言ってたようですがね。それに、あの嵐だったから、なおのこと」
「お嬢さんは鈴さんとよく、お使いと言って外に出ていたんです。だから鈴さんなしで一人で外に行くなんて、ちょっと考えられないです」
「そうか……。じゃあ、鈴が一緒なら出ていけるかもしれないってことだな」
「一緒に?」
「そう、一緒に。あの晩、二人は一緒に寝てたんだろう? 強盗の騒ぎに気が付いた鈴が逃げるために一緒に外に出ることも考えられると、思ってな」
「それは、まあ」
又七は源助の言葉に少し考えるように同意した。
「お嬢さんは鈴さんのことを、本当の姉のように慕っていました。鈴さんもすごく可愛がっていて、いつも一緒にいたんです。鈴さんの言うことなら、素直にきいたかもしれないです」
「そうか」
源助には思いがあった。年の離れた兄妹で、乳飲み子の頃から自分が育ててきた。いわば親子に近い者がある。だからこそ、鈴の思いがわかる気がしていた。
あいつは俺に助けを求めたんだ、と。
しばらく話した後、取り留めて気になる新しい話も出てこないことから、源助はお開きにしようと席を立った。
まだ宵闇には早いが、念のため源助は二人を送り届けることにした。
所帯を持つ番頭を先に送り、次いで峰屋に住み込んでいる又七を。
番頭を送り二人並んで歩いていると、ふと又七が口にした。
「実は思い出したことがあって。いえ、事件には関係ないと思いますが。
あの後、鈴さんの持ち物を確認したんです。旦那さんのはからいで、欲しいもんがあれば源助さんに返す前にって……。申し訳ありません」
「いや、いいさ」
事件の後、鈴の少ない荷物は兄である源助に返されていた。その前に形見を取れというつもりだったのだろう。源助が今更使える物もないだろうし、それはどうとも思っていない。
「ありがとうございます。それで気が付いたのが、鈴さんがいつも懐にしまっていた達磨柄の手ぬぐいがなかったんです」
「達磨の?」
「はい。鈴はいつも達磨の手ぬぐいを懐に入れていました。若い娘が達磨なんて変だと思って声をかけたのがきっかけなんです。
そうしたら、奉公に出る前に兄ちゃんが持たせてくれたって。縁起物だから大事にしろって無理矢理持たされたって、嬉しそうに笑ってました」
「鈴が、そんなことを?」
「はい。いつも懐に忍ばせてました。その手ぬぐいが見当たらなくて。
探したんですが見つかりませんでした。すみません」
「ふっ。おめえさんが謝ることはねえよ。そうか、あの時の手ぬぐいを?
いや、あれはもう大分前のもんだ。きっと古くなって捨てちまったんだろう、気にするこたあねえ。思い出してくれてありがとうな」
ちょうど峰屋の前に着いた又七は、源助に深々と頭を下げるとそのまま店の裏口から入って行った。
達磨の手ぬぐいのことを久しぶりに思い出し、源助の胸は締め付けられるようだった。二年前、勝手に奉公先を決めて来た鈴に、手向けとして縁起物の達磨の手ぬぐいを持たせたのだ。若い娘が持つ柄ではないことはわかっていた。
それでも、これから先の幸せを願い、せめてもと用意したものだった。
それを大事に持っていてくれていた。それを知れて、源助の心は言いようのない想いが支配し始める。大事に持っていてくれたという嬉しさと、同じくらいの寂しさ。そうして、助けてやれなかった後悔の念は、潮のように繰り返し押し寄せて来る。生涯、所帯を持たずに生きようと思っていた男の、唯一の身内。
血が繋がっていようがいまいが、そんな事は関係ない。
妹であり、娘であり。家族なのだから。
もう岡っ引きからは身を引いたとはいえ、この界隈では顔を知ってもらっている。それを頼りに、源助はおかめ盗賊の足取りを追う旅へと出るのだった。
必ず敵を取ると、そう心に誓いながら……。
連れて来られた男は予想もしていないことに、鈴の恋仲の相手だった。
しかも将来を誓い合った仲だとか。源助にしてみれば寝耳に水で、たいそう驚かされてしまった。
それでも番頭が性根の良い人間だと言うだけあって、真面目でちゃんとした人間なのだろうことは源助にもわかった。
「源さん、鈴と又七は店では皆が知る仲だった。峰屋の旦那も認めていたんだ。
こいつは山向こうの村の農家の出だ。峰屋では長いこと働いてくれていて、働きぶりも真面目で皆が目をかけていた。ちゃんとした奴だ」
番頭は真ん中に座り、二人の仲を取り持つかのように話し出した。
「あいつが好いた男なら間違いはねえよ。昔からあいつは間違ったことをしたことがねえんだ。それに、もう約束は果たせねえ。申し訳なかったな」
源助は酒をちびりと口にしながら、言い聞かせるように話した。
番頭の隣に座る又七の顔を見ることはできないが、彼も無言で座り込んだままだった。
「今日はわざわざ来てもらって悪かったな。少しばかり話が聞きたくてな。
ほら、遠慮しないで飲んでくれ。親父、何でもいい、つまみをどんどん出してくれ」
そう言いながら源助は二人の盃に酒を注ぐのだった。
あの晩のことを聞き出したが、高木が聞き込みで聞いたことと大して変わらない内容だった。源助もそれは想定内のことだった。
同心の高木に聞かれて、嘘や隠し事をするような性根の腐った人間はそうそういない。ましてや、仲間が死んでいるのだから。正直に話さない方がおかしいと思っている。ただ、気が動転して忘れてしまったことを後で思い出すことは多いし、聞き手が違えば違う答えを導き出すこともある。
しつこいと思われても、何度も聞き返すことは重要だと経験上知っていた。
「色々聞いてすまなかったな。最後に、どうして峰屋の娘は連れ去られたんだろうか? 顔を見られたとしても、まだ幼いんだろう? はっきりと覚えていられるとは思えねえんだが」
源助の言葉に番頭と又七は顔を見合わせる。そして番頭は首を横に振った。
「わからないんです。連れ去られたのか、それとも自分で怖くなって逃げだしたのか。ただ、お嬢さんは一人で出歩いたことなどなかったから、勝手に外に出ることは考えにくいとは思う。みんな同じことを言ってたようですがね。それに、あの嵐だったから、なおのこと」
「お嬢さんは鈴さんとよく、お使いと言って外に出ていたんです。だから鈴さんなしで一人で外に行くなんて、ちょっと考えられないです」
「そうか……。じゃあ、鈴が一緒なら出ていけるかもしれないってことだな」
「一緒に?」
「そう、一緒に。あの晩、二人は一緒に寝てたんだろう? 強盗の騒ぎに気が付いた鈴が逃げるために一緒に外に出ることも考えられると、思ってな」
「それは、まあ」
又七は源助の言葉に少し考えるように同意した。
「お嬢さんは鈴さんのことを、本当の姉のように慕っていました。鈴さんもすごく可愛がっていて、いつも一緒にいたんです。鈴さんの言うことなら、素直にきいたかもしれないです」
「そうか」
源助には思いがあった。年の離れた兄妹で、乳飲み子の頃から自分が育ててきた。いわば親子に近い者がある。だからこそ、鈴の思いがわかる気がしていた。
あいつは俺に助けを求めたんだ、と。
しばらく話した後、取り留めて気になる新しい話も出てこないことから、源助はお開きにしようと席を立った。
まだ宵闇には早いが、念のため源助は二人を送り届けることにした。
所帯を持つ番頭を先に送り、次いで峰屋に住み込んでいる又七を。
番頭を送り二人並んで歩いていると、ふと又七が口にした。
「実は思い出したことがあって。いえ、事件には関係ないと思いますが。
あの後、鈴さんの持ち物を確認したんです。旦那さんのはからいで、欲しいもんがあれば源助さんに返す前にって……。申し訳ありません」
「いや、いいさ」
事件の後、鈴の少ない荷物は兄である源助に返されていた。その前に形見を取れというつもりだったのだろう。源助が今更使える物もないだろうし、それはどうとも思っていない。
「ありがとうございます。それで気が付いたのが、鈴さんがいつも懐にしまっていた達磨柄の手ぬぐいがなかったんです」
「達磨の?」
「はい。鈴はいつも達磨の手ぬぐいを懐に入れていました。若い娘が達磨なんて変だと思って声をかけたのがきっかけなんです。
そうしたら、奉公に出る前に兄ちゃんが持たせてくれたって。縁起物だから大事にしろって無理矢理持たされたって、嬉しそうに笑ってました」
「鈴が、そんなことを?」
「はい。いつも懐に忍ばせてました。その手ぬぐいが見当たらなくて。
探したんですが見つかりませんでした。すみません」
「ふっ。おめえさんが謝ることはねえよ。そうか、あの時の手ぬぐいを?
いや、あれはもう大分前のもんだ。きっと古くなって捨てちまったんだろう、気にするこたあねえ。思い出してくれてありがとうな」
ちょうど峰屋の前に着いた又七は、源助に深々と頭を下げるとそのまま店の裏口から入って行った。
達磨の手ぬぐいのことを久しぶりに思い出し、源助の胸は締め付けられるようだった。二年前、勝手に奉公先を決めて来た鈴に、手向けとして縁起物の達磨の手ぬぐいを持たせたのだ。若い娘が持つ柄ではないことはわかっていた。
それでも、これから先の幸せを願い、せめてもと用意したものだった。
それを大事に持っていてくれていた。それを知れて、源助の心は言いようのない想いが支配し始める。大事に持っていてくれたという嬉しさと、同じくらいの寂しさ。そうして、助けてやれなかった後悔の念は、潮のように繰り返し押し寄せて来る。生涯、所帯を持たずに生きようと思っていた男の、唯一の身内。
血が繋がっていようがいまいが、そんな事は関係ない。
妹であり、娘であり。家族なのだから。
もう岡っ引きからは身を引いたとはいえ、この界隈では顔を知ってもらっている。それを頼りに、源助はおかめ盗賊の足取りを追う旅へと出るのだった。
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