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166  娯楽を考える。

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ジークに、人生ゲームは却下された。

モシャモシャ・・・・。

バケツの中のポテチは、なかなか減らない。

かなりの量だ。

モシャモシャ・・・


でも、手は止まらない。


これ、カロリー高いよね。

おデブまっしぐらだよ。

モシャモシャ・・・・

だが、手は止まらない。

毎朝、日課の体操と縄跳びと走り込みは、続けているけれど。

もっと、運動量を増やしたほうがいいよね。

モシャモシャ・・・・

しかし、手は止まらない。

なにか、みんなが楽しめて、運動になる遊びはないかな~。

う~~~ん。

アリスの頭の中に、声が響く。


『ワイは、猿や。プロゴルファー猿や!』


「そうだわ。ゴルフよ。」

アリスが、思わず叫んだ。

「ゴルフか~。いいな。」

うんうん。と、ジークが頷く。

「あっ、でも道具はどうするんだ?」

この世界に、ゴルフなんてスポーツはないからね。

「道具は、まかせて!」

さっそく、道具を準備しなくては。

アリスは、部屋を飛び出した。



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