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49  顔面偏差値の高い世界で。

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アリス、ジークハルトが出会った~(森本〇オ風で)


ショーン・コ〇リーに続いてのジャ〇子登場である。

イケオジからのジャ〇子!

まさか、ここにきてジャ〇子!顔面偏差値の高い世界で!

この世界の神様って、思いもよらないところに地雷をしかけてくる。


ジャ〇子が立ち上がっても、ジークの手を放さない。

ジークが手を放そうと腕を引くが、それでも放さない。

ジークがもう限界だ。

肩が震え、口元が歪んできた。助けなければ!

「あの、ジャ〇子様。そろそろ入学式が始まります。
急いで、講堂へ向かいましょう。」

すっ、ジークの体を後に引くと、ジャ〇子がやっと手を放した。

「あのっ、ワタクシの名前は、ジャ〇子では・・・・。」

もう、ジークがヤバそうだ。体がガクガクしだした。

ジャ〇子が、何か話しているが、それどころではない。

「では、ジャ〇子様。お先に失礼しますわね。」

「いえ、だからジ〇イ子では・・・・」

早く、ここから放れなければ!

「ウイリアム様、シリウス様。ちょっと失礼しますわね。」

ジークを引っ張り、急いで駆け出す。

どこか、人気のないところへ!

無我夢中で走る。ジークを引きずりながら。

「あっ!あそこ!」

講堂の反対側にまわると、物置小屋があった。

ドアに手をかけると、鍵はかかっていない。

急いで中に入り、鍵をかける。

と、同時に

「ブフォォォ~~~~~!!」

ジークが盛大に吹き出す。

「「うひゃひゃひゃひゃ~~~~!」」

もう、笑いが止まらない。

私も笑いがとまらない。

誰も止められない。

私もジークと一緒で限界だった。




ジャ〇子、恐ろしい子。




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