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伯爵の訪問
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伯爵の訪問
今日は、ドラガル様が我が家に訪問してくることになっている。両親への挨拶は済んでいたが王宮での挨拶だったため、ドラガル様が我が家に来るのは初めてだ。実際は夜中に一度私の部屋へ訪問しているのだが・・
私たちはドラガル様の屋敷を訪問した時と同様に王宮正面で待ち合わせをしていた。私が三十分ぐらい前に到着するともうドラガル様が待っていた。
「ドラガル様、おはようございます」
「おはよう」
今日のドラガル様は、騎士の制服を着ていた。そうしてなぜだがたくさんの荷物を持っているのだ。
「ドラガル様、荷物が多いですねぇ、どうしたんだ」
「実はエリーゼの家族への土産もあるのだが・・エリーゼ付きの侍女殿へのお土産もあるのだ。できればエリーゼの家に着いたら侍女殿へのお土産を預かっていてほしいのだが・・」
と言ってきたのだ。私はどうしてソフィアにわざわざお土産がいるのか疑問に思ったが
「分かりました。周囲にバレないように預かりますね」
「ありがとう、助かる」
ドラガル様と私は馬車に乗り込むと屋敷へと向かった。
屋敷に到着すると
「ドラガル様、荷物を預かります」
と言った。すると二袋私に渡してきたのだ。私は私の家族へのお土産よりソフィアへのお土産の方が多いってこと?と疑問に思ったが預かり屋敷の置いてきた後二人で玄関より入って行った。玄関では両親が待っておりドラガル様を出迎えた。応接室で四人で談笑した後、私の部屋へと場所を移した。
「ドラガル様、ここが私に部屋です。どうぞ」
私はそう言ってドラガル様を自室へと招き入れた。私の部屋は、白で統一されており所々に置いてある小物は赤色で統一していた。棚の上には祖父にもらった短剣が飾ってあった。
「へぇーやっぱり女性の部屋は俺の部屋とは全く雰囲気が違うなぁ。エリーゼは、俺と住む部屋はどんな感じがいい」
「えっ」
私はあまりに突然な質問だったため返答できなかった。すると
「また、ゆっくり考えてくれれば・・しかし、あまり時間がないか、部屋ができないと一緒に住むことができないからなぁ。やっぱり早く頼む」
「そうですねぇ、ドラガル様の部屋みたいな感じがいいかなぁ、ドラガル様がいなくても一緒に居る感じがすのががいいので・・」
私がそう言うとドラガル様は微笑むと
「わかった、少しアレンジを加えてもらおう」
「えっ、ドラガル様私たちってどこに住むんですか」
「今、考えているのは週末は俺の生家にしようと思っているのだが・・嫌か」
「いいえ、あの家だったら楽しいので嬉しいです。じゃあ週末以外はどこに住むのですか」
「我が家が街中に一軒屋敷を所有しているからそこを今改築している。屋敷自体は大きくはないがここにも近いから何かと都合がいいかと」
「本当ですか。今度一緒に見てみたいです」
「分かった、今度案内しよう」
私たちが話し終えると部屋がノックされた。
「はい、どうぞ」
私が返事をするとソフィアがカートを押しながら入って来た。すると急にドラガル様が立ち上がり
「初めまして、エリーゼと婚約したドラガル・スカイガードです」
ドラガル様はソフィアにそう言うと騎士の敬礼をした。
「初めまして、エリーゼ様の侍女のソフィアです」
それを聞いたドラガル様は、持参したお土産を手渡した。
「これはソフィアさんにこちらはお子様がおられると聞いたので我が家で収穫したフルーツです」
ソフィアは呆気に取られていたが受け取り
「お気遣いいただきありがとうございます。喜んで頂かせてもらいます」
と返答していた。私はドラガル様に駆け寄ると
「ドラガル様、どうしてソフィアにそんなに気を遣っているんですか」
と尋ねた。するとドラガル様は真剣な表情で
「エリーゼがいつも世話になっているだろう」
と言ったのだ。私は「いつもお世話にはなっているけどドラガル様がそんなに感謝することにはならないと思うけど」っと思ったが別に悪いことでもないのでそれ以上追求するのは止めた。ソフィアは
「お飲み物とデザートを準備いたしました」
と言いながらテーブルに準備した後、ソフィアは何も言わずに退室していった。
「エリーゼの侍女はよくわかっているよなぁ、本当に」
ドラガル様はそう言うと何度もうんうんと頷いていた。
「ドラガル様はソフィアの評価がすごく高いように感じるのですが・・どうしてなんですか」
私がまた質問するとドラガル様は少し考えていたが
「あの侍女だろ、エリーゼに閨でのことや夜着のアドバイスをしているのは・・」
と尋ねてきた。
「はい、そうです」
「だからだ」
ドラガル様はそう言うと紅茶を飲んだ。
「それはソフィアのアドバイスは的確ってことですか」
私がそう質問するとドラガル様はやや気まずそうに
「まぁ、そういうことだ」
と返答した。私はそれを聞いて
「分かりました。またソフィアにアドバイスしてもらいます」
と笑顔で言った。私たちは準備されたクッキーを食べながら最近あった出来事などを話した。しばらく話しているとドラガル様が
「エリーゼ、別の部屋もみたいのだが」
と言ってきた。
「別の部屋ですか・・あとは寝室しかないですけど」
私がそう言うと
「あぁ」
とだけドラガル様は返答した。私は立ち上がるとドラガル様の手を引いて寝室へと案内した。
「ここです。ドラガル様は一度入られているでしょう」
「あぁ、こんな感じだったのか。ここは可愛らしい感じになっていたんだなぁ」
ドラガル様はそう言うと私の手を引き私を自分に引き寄せるとそのまま口づけをした。私が驚いていると
「エリーゼが足りない」
と言うと今度は濃厚な口づけをしてきた。私は嬉しくなりドラガル様に抱き付き口づけに応えていた。するとドラガル様は私を抱き上げると寝台に運んで私を膝に乗せた状態で寝台に腰かけた。そうして上着を脱いでシャツ一枚になると
「エリーゼ、もっと触れてもいいだろうか」
と尋ねてきた。私は自分の家でドラガル様に触れられることに抵抗を感じたが
「ドラガル様、でもドラガル様に触れられてしまうと髪も毛やドレスが乱れてしまうからソフィアにバレてしまいます。恥ずかしいです」
私がそう返答すると
「じゃあ、バレなければしてもいいってことだなぁ」
と言うとドレスの裾から手を入れてきたのだ。
「えっ、ドラガル様」
私が焦ってドラガル様の方を見ると
「エリーゼ、嫌なのか」
と微笑んで聞いてきたのだ。
「私もドラガル様が足りないです」
私はそう言うとドラガル様の首に抱き付いた。ドラガル様はその様子を確認すると手を太ももから徐々に上へ上へと動かし下着の上から秘所に触れてきた。
「エリーゼ、今のままだと触れにくいのだが、ちょっと足を開いてくれないか」
と言ってきたのだ。私はドラガル様の首元に顔を埋めながらゆっくりと足を開いた。
「ありがとう」
ドラガル様はそう言うと私の頬に口づけ手を今度は下着の中へと入れてきた。そうして蜜壺の入り口に触れると
「エリーゼ、もう濡れている」
そう言うと愛液を広げるかのように指二本で触れてきた。すぐに私の秘所からくちゅくちゅと音が聞こえだしてきた。私はこんな明るい自分の寝室でドラガル様に抱えられながら秘所に触れられている状況を再度認識し何て卑猥なことをしているのだろうと考えた。しかしその考えよりもドラガル様に触れられていることが嬉しく、ドラガル様の首元から顔を上げると
「ドラガル様、気持ちいいです」
と言うと口づけた。いつもはされる側だったが今日はなぜだが無性にドラガル様に口づけたくなり何度も何度も口づけていた。すると
「エリーゼ、俺も気持ちいい・・エリーゼどこでいきたい」
と私に尋ねてきた。私は恥ずかしかったが
「ドラガル様に中に触れてもらいたいです」
とドラガル様を見つめながら言った。すると
「分かった」
と言うと私の顔を見つめながら蜜壺へと一本の指をゆっくりと挿入してきた。ずぶずぶと指は私の中へと入ってきた。
「あぁっ・・」
と私が声を上げようとした瞬間、ドラガル様が私の口を口づけで塞いだ。
「エリーゼ、声は我慢しないと・・ここはエリーゼの自室だから・・」
と言ってきた。私は何も言わずに何度も頷いた。その様子を見てドラガル様は蜜壺の中の指を抜き差しし始めた。私は必死になってドラガル様の首元で声をころして刺激に耐えていた。
「んんっ・・あぁっ・・んん」
「エリーゼ、こっちを見てくれるか」
ドラガル様が耳元で言ってきた。私は必死に耐えながらドラガル様を見た。すると
「エリーゼ、もういきたいか」
と尋ねてきた。私は何度も頷いた。するとドラガル様は微笑むと蜜壺も奥の一カ所を指で刺激してきた。
「エリーゼ、また俺を見ながらいってくれるか。今日は声を我慢しないといけないが」
ドラガル様にそう言われたが刺激のため頷くことしかできなかった。そうしてドラガル様はさらに刺激を強くした。私はできる限り小さな声で
「ドラガル様、もういっちゃう」
と言いながらドラガル様を見つめた。
「あぁっ・・」
私が体をビクつかせ声を出そうとした瞬間、ドラガル様が私に口づけた。
「んんっーーはぁっ」
私の全身の力が一気に抜けた。するとドラガル様は私が膝から落ちないように片手で抱き締めた。
「エリーゼ、とてもよかった。ありがとう」
と言うと私に口づけながら蜜壺の指を引き抜いた。
「んんっ」
私は指が抜ける刺激で声が出そうになったが頑張って耐えた。ドラガル様は私のドレスを整えると私の息が整うまでずっと抱き締めていてくれた。そうして
「早く、エリーゼの中に入りたい」
と苦し気にドラガル様は呟いた。私はそれを聞いて
「私はどうすればいいんですか」
と尋ねた。すると
「俺が教えるからいい」
とだけ言った。私は少し寂しい気持ちになった。その後ドラガル様がベランダに出たいと言われたので一緒にベランダに行って庭の景色を一緒に見た。それからしばらくしてドラガル様は屋敷を後にされた。私はドラガル様が帰られた後ソフィアを呼んだ。
「ソフィアどうだった」
と尋ねた。
「エリーゼ様、驚きました、あんなに男前な男性は見たことがございません」
「そうでしょう。よく今まで誰の者にもならなかったわって私も思ったもの」
「私もそう思います。よかったですねぇ。凄くお優しそうでもありますし」
「そうなのよ。凄く優しいの・・ねぇ、ソフィア、相談があるのだけど・・」
私がそう言うと
「エリーゼ様、夜着は着られたのですか」
と唐突に聞かれた。私は驚いたが素直に
「着たらドラガル様は喜んでくれたわ。でも・・私は知らないことばかりでドラガル様に迷惑を掛けているんじゃないかと思って・・ドラガル様は少しずつ教えていくから大丈夫って言われるんだけど・・ねぇ、ソフィアどう思う」
私が尋ねるとソフィアはしばらく黙っていたが
「ドラガル様の反応はどうでした。嫌がっておられましたか」
と尋ねてきた。
「そんなことはないわ。終始笑顔だったし・・でも途中でトイレに行かれるの、それが寂しくて・・どうしてかしら・・」
エリーゼは困った顔をしていたが
「エリーゼ様、子どもができるようなことだけは決して行ってはなりません。ドラガル様には大事にされているようなのでそのようなことはないとは思いますが・・一応、ドラガル様には伝えておいていただけますか」
「わかったわ。ねぇソフィア、私はこのままでいいのかしら」
「そうですねぇ。エリーゼ様はドラガル様がトイレに行かれる理由が分からず何か迷惑をかけていると思われているのですね」
「そうなの。私、大丈夫かしら・・」
「そうですねぇ。だったら直接ドラガル様がトイレに行こうとされたら理由を尋ねてみてはどうでしょうか。ドラガル様だったらきっと理由を説明してくれるでしょう。そうしたらドラガル様が求められるようにして差し上げてください。それで問題はなくなるとと思われます」
とソフィアは言った。私は意味がまた分からなかったがいつもソフィアのアドバイスでうまくいっているので一応頷いた。
「それで、ソフィア、また違ったタイプの夜着が欲しいのだけど・・」
と照れながら呟いた。すると
「お嬢様、少しお待ちください」
と言うと部屋から出ていき、しばらくすると紙袋を持って戻って来た。
「エリーゼ様、私からのプレゼントです。また機会がありましたらご使用ください」
と言って紙袋を私に渡した。
「ありがとう」
私は紙袋を開けて見ようとしたがソフィアが
「今は開けてはいけません。着られるときに開けてください」
と言ってウインクしてきた。私は何か嫌な予感がしたが・・いつもソフィアのアドバイスに間違いはないので
「分かったわ、ありがとう」
と再度お礼を言って鞄に入れた。
今日は、ドラガル様が我が家に訪問してくることになっている。両親への挨拶は済んでいたが王宮での挨拶だったため、ドラガル様が我が家に来るのは初めてだ。実際は夜中に一度私の部屋へ訪問しているのだが・・
私たちはドラガル様の屋敷を訪問した時と同様に王宮正面で待ち合わせをしていた。私が三十分ぐらい前に到着するともうドラガル様が待っていた。
「ドラガル様、おはようございます」
「おはよう」
今日のドラガル様は、騎士の制服を着ていた。そうしてなぜだがたくさんの荷物を持っているのだ。
「ドラガル様、荷物が多いですねぇ、どうしたんだ」
「実はエリーゼの家族への土産もあるのだが・・エリーゼ付きの侍女殿へのお土産もあるのだ。できればエリーゼの家に着いたら侍女殿へのお土産を預かっていてほしいのだが・・」
と言ってきたのだ。私はどうしてソフィアにわざわざお土産がいるのか疑問に思ったが
「分かりました。周囲にバレないように預かりますね」
「ありがとう、助かる」
ドラガル様と私は馬車に乗り込むと屋敷へと向かった。
屋敷に到着すると
「ドラガル様、荷物を預かります」
と言った。すると二袋私に渡してきたのだ。私は私の家族へのお土産よりソフィアへのお土産の方が多いってこと?と疑問に思ったが預かり屋敷の置いてきた後二人で玄関より入って行った。玄関では両親が待っておりドラガル様を出迎えた。応接室で四人で談笑した後、私の部屋へと場所を移した。
「ドラガル様、ここが私に部屋です。どうぞ」
私はそう言ってドラガル様を自室へと招き入れた。私の部屋は、白で統一されており所々に置いてある小物は赤色で統一していた。棚の上には祖父にもらった短剣が飾ってあった。
「へぇーやっぱり女性の部屋は俺の部屋とは全く雰囲気が違うなぁ。エリーゼは、俺と住む部屋はどんな感じがいい」
「えっ」
私はあまりに突然な質問だったため返答できなかった。すると
「また、ゆっくり考えてくれれば・・しかし、あまり時間がないか、部屋ができないと一緒に住むことができないからなぁ。やっぱり早く頼む」
「そうですねぇ、ドラガル様の部屋みたいな感じがいいかなぁ、ドラガル様がいなくても一緒に居る感じがすのががいいので・・」
私がそう言うとドラガル様は微笑むと
「わかった、少しアレンジを加えてもらおう」
「えっ、ドラガル様私たちってどこに住むんですか」
「今、考えているのは週末は俺の生家にしようと思っているのだが・・嫌か」
「いいえ、あの家だったら楽しいので嬉しいです。じゃあ週末以外はどこに住むのですか」
「我が家が街中に一軒屋敷を所有しているからそこを今改築している。屋敷自体は大きくはないがここにも近いから何かと都合がいいかと」
「本当ですか。今度一緒に見てみたいです」
「分かった、今度案内しよう」
私たちが話し終えると部屋がノックされた。
「はい、どうぞ」
私が返事をするとソフィアがカートを押しながら入って来た。すると急にドラガル様が立ち上がり
「初めまして、エリーゼと婚約したドラガル・スカイガードです」
ドラガル様はソフィアにそう言うと騎士の敬礼をした。
「初めまして、エリーゼ様の侍女のソフィアです」
それを聞いたドラガル様は、持参したお土産を手渡した。
「これはソフィアさんにこちらはお子様がおられると聞いたので我が家で収穫したフルーツです」
ソフィアは呆気に取られていたが受け取り
「お気遣いいただきありがとうございます。喜んで頂かせてもらいます」
と返答していた。私はドラガル様に駆け寄ると
「ドラガル様、どうしてソフィアにそんなに気を遣っているんですか」
と尋ねた。するとドラガル様は真剣な表情で
「エリーゼがいつも世話になっているだろう」
と言ったのだ。私は「いつもお世話にはなっているけどドラガル様がそんなに感謝することにはならないと思うけど」っと思ったが別に悪いことでもないのでそれ以上追求するのは止めた。ソフィアは
「お飲み物とデザートを準備いたしました」
と言いながらテーブルに準備した後、ソフィアは何も言わずに退室していった。
「エリーゼの侍女はよくわかっているよなぁ、本当に」
ドラガル様はそう言うと何度もうんうんと頷いていた。
「ドラガル様はソフィアの評価がすごく高いように感じるのですが・・どうしてなんですか」
私がまた質問するとドラガル様は少し考えていたが
「あの侍女だろ、エリーゼに閨でのことや夜着のアドバイスをしているのは・・」
と尋ねてきた。
「はい、そうです」
「だからだ」
ドラガル様はそう言うと紅茶を飲んだ。
「それはソフィアのアドバイスは的確ってことですか」
私がそう質問するとドラガル様はやや気まずそうに
「まぁ、そういうことだ」
と返答した。私はそれを聞いて
「分かりました。またソフィアにアドバイスしてもらいます」
と笑顔で言った。私たちは準備されたクッキーを食べながら最近あった出来事などを話した。しばらく話しているとドラガル様が
「エリーゼ、別の部屋もみたいのだが」
と言ってきた。
「別の部屋ですか・・あとは寝室しかないですけど」
私がそう言うと
「あぁ」
とだけドラガル様は返答した。私は立ち上がるとドラガル様の手を引いて寝室へと案内した。
「ここです。ドラガル様は一度入られているでしょう」
「あぁ、こんな感じだったのか。ここは可愛らしい感じになっていたんだなぁ」
ドラガル様はそう言うと私の手を引き私を自分に引き寄せるとそのまま口づけをした。私が驚いていると
「エリーゼが足りない」
と言うと今度は濃厚な口づけをしてきた。私は嬉しくなりドラガル様に抱き付き口づけに応えていた。するとドラガル様は私を抱き上げると寝台に運んで私を膝に乗せた状態で寝台に腰かけた。そうして上着を脱いでシャツ一枚になると
「エリーゼ、もっと触れてもいいだろうか」
と尋ねてきた。私は自分の家でドラガル様に触れられることに抵抗を感じたが
「ドラガル様、でもドラガル様に触れられてしまうと髪も毛やドレスが乱れてしまうからソフィアにバレてしまいます。恥ずかしいです」
私がそう返答すると
「じゃあ、バレなければしてもいいってことだなぁ」
と言うとドレスの裾から手を入れてきたのだ。
「えっ、ドラガル様」
私が焦ってドラガル様の方を見ると
「エリーゼ、嫌なのか」
と微笑んで聞いてきたのだ。
「私もドラガル様が足りないです」
私はそう言うとドラガル様の首に抱き付いた。ドラガル様はその様子を確認すると手を太ももから徐々に上へ上へと動かし下着の上から秘所に触れてきた。
「エリーゼ、今のままだと触れにくいのだが、ちょっと足を開いてくれないか」
と言ってきたのだ。私はドラガル様の首元に顔を埋めながらゆっくりと足を開いた。
「ありがとう」
ドラガル様はそう言うと私の頬に口づけ手を今度は下着の中へと入れてきた。そうして蜜壺の入り口に触れると
「エリーゼ、もう濡れている」
そう言うと愛液を広げるかのように指二本で触れてきた。すぐに私の秘所からくちゅくちゅと音が聞こえだしてきた。私はこんな明るい自分の寝室でドラガル様に抱えられながら秘所に触れられている状況を再度認識し何て卑猥なことをしているのだろうと考えた。しかしその考えよりもドラガル様に触れられていることが嬉しく、ドラガル様の首元から顔を上げると
「ドラガル様、気持ちいいです」
と言うと口づけた。いつもはされる側だったが今日はなぜだが無性にドラガル様に口づけたくなり何度も何度も口づけていた。すると
「エリーゼ、俺も気持ちいい・・エリーゼどこでいきたい」
と私に尋ねてきた。私は恥ずかしかったが
「ドラガル様に中に触れてもらいたいです」
とドラガル様を見つめながら言った。すると
「分かった」
と言うと私の顔を見つめながら蜜壺へと一本の指をゆっくりと挿入してきた。ずぶずぶと指は私の中へと入ってきた。
「あぁっ・・」
と私が声を上げようとした瞬間、ドラガル様が私の口を口づけで塞いだ。
「エリーゼ、声は我慢しないと・・ここはエリーゼの自室だから・・」
と言ってきた。私は何も言わずに何度も頷いた。その様子を見てドラガル様は蜜壺の中の指を抜き差しし始めた。私は必死になってドラガル様の首元で声をころして刺激に耐えていた。
「んんっ・・あぁっ・・んん」
「エリーゼ、こっちを見てくれるか」
ドラガル様が耳元で言ってきた。私は必死に耐えながらドラガル様を見た。すると
「エリーゼ、もういきたいか」
と尋ねてきた。私は何度も頷いた。するとドラガル様は微笑むと蜜壺も奥の一カ所を指で刺激してきた。
「エリーゼ、また俺を見ながらいってくれるか。今日は声を我慢しないといけないが」
ドラガル様にそう言われたが刺激のため頷くことしかできなかった。そうしてドラガル様はさらに刺激を強くした。私はできる限り小さな声で
「ドラガル様、もういっちゃう」
と言いながらドラガル様を見つめた。
「あぁっ・・」
私が体をビクつかせ声を出そうとした瞬間、ドラガル様が私に口づけた。
「んんっーーはぁっ」
私の全身の力が一気に抜けた。するとドラガル様は私が膝から落ちないように片手で抱き締めた。
「エリーゼ、とてもよかった。ありがとう」
と言うと私に口づけながら蜜壺の指を引き抜いた。
「んんっ」
私は指が抜ける刺激で声が出そうになったが頑張って耐えた。ドラガル様は私のドレスを整えると私の息が整うまでずっと抱き締めていてくれた。そうして
「早く、エリーゼの中に入りたい」
と苦し気にドラガル様は呟いた。私はそれを聞いて
「私はどうすればいいんですか」
と尋ねた。すると
「俺が教えるからいい」
とだけ言った。私は少し寂しい気持ちになった。その後ドラガル様がベランダに出たいと言われたので一緒にベランダに行って庭の景色を一緒に見た。それからしばらくしてドラガル様は屋敷を後にされた。私はドラガル様が帰られた後ソフィアを呼んだ。
「ソフィアどうだった」
と尋ねた。
「エリーゼ様、驚きました、あんなに男前な男性は見たことがございません」
「そうでしょう。よく今まで誰の者にもならなかったわって私も思ったもの」
「私もそう思います。よかったですねぇ。凄くお優しそうでもありますし」
「そうなのよ。凄く優しいの・・ねぇ、ソフィア、相談があるのだけど・・」
私がそう言うと
「エリーゼ様、夜着は着られたのですか」
と唐突に聞かれた。私は驚いたが素直に
「着たらドラガル様は喜んでくれたわ。でも・・私は知らないことばかりでドラガル様に迷惑を掛けているんじゃないかと思って・・ドラガル様は少しずつ教えていくから大丈夫って言われるんだけど・・ねぇ、ソフィアどう思う」
私が尋ねるとソフィアはしばらく黙っていたが
「ドラガル様の反応はどうでした。嫌がっておられましたか」
と尋ねてきた。
「そんなことはないわ。終始笑顔だったし・・でも途中でトイレに行かれるの、それが寂しくて・・どうしてかしら・・」
エリーゼは困った顔をしていたが
「エリーゼ様、子どもができるようなことだけは決して行ってはなりません。ドラガル様には大事にされているようなのでそのようなことはないとは思いますが・・一応、ドラガル様には伝えておいていただけますか」
「わかったわ。ねぇソフィア、私はこのままでいいのかしら」
「そうですねぇ。エリーゼ様はドラガル様がトイレに行かれる理由が分からず何か迷惑をかけていると思われているのですね」
「そうなの。私、大丈夫かしら・・」
「そうですねぇ。だったら直接ドラガル様がトイレに行こうとされたら理由を尋ねてみてはどうでしょうか。ドラガル様だったらきっと理由を説明してくれるでしょう。そうしたらドラガル様が求められるようにして差し上げてください。それで問題はなくなるとと思われます」
とソフィアは言った。私は意味がまた分からなかったがいつもソフィアのアドバイスでうまくいっているので一応頷いた。
「それで、ソフィア、また違ったタイプの夜着が欲しいのだけど・・」
と照れながら呟いた。すると
「お嬢様、少しお待ちください」
と言うと部屋から出ていき、しばらくすると紙袋を持って戻って来た。
「エリーゼ様、私からのプレゼントです。また機会がありましたらご使用ください」
と言って紙袋を私に渡した。
「ありがとう」
私は紙袋を開けて見ようとしたがソフィアが
「今は開けてはいけません。着られるときに開けてください」
と言ってウインクしてきた。私は何か嫌な予感がしたが・・いつもソフィアのアドバイスに間違いはないので
「分かったわ、ありがとう」
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